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【1月27日 米国株式市場】
ダウ 38,109 +0.16%
S&P500 4,890 ‐0.07%
S&P500は小幅に下落。昨日まで5営業日連続で最高値を更新していましたが、6連騰とはなりませんでした。
週間ではダウ+0.65%、S&P500+1.06%、ナスダック+0.64%と主要3指数とも3週連続の上昇となりました。米国市場は過去13週中12週上昇しています。
ラッセル2000は+0.12%と小幅に上昇しました。
VXUS(全世界株式除く米)も+0.32%と上昇しました。
米10年債利回りは4.164%。+0.032と上昇。
VIX指数は13.26。‐1.41%と低下しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 148.06 +0.28%
NY原油 78.08 +0.93%
NY金 2,018 ‐0.06%
ビットコインは41,978ドル。+5.09%と大きく上昇しました。
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【S&P500マップ】
インテルやKLAが期待を下回る業績見通しを示したことで、半導体銘柄が下落。フィラデルフィア半導体指数は‐2.9%となりました。
アップルや半導体銘柄の下落を受けてテクロノジーセクターが大きく下落。
原油価格の上昇を受けて、エネルギーセクターが上昇しました。
【スタイルボックス】
カテゴリー別では全体的に小幅な上下となりました。
【個別株】
○アメリカン・エキスプレスは+7.1%上昇し最高値を更新。通期利益見通しが市場予想を上回ったことが好感された。
○ビザは‐1.7%。第2Qの増収率見通しが市場予想を下回ったことで売られました。
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【経済指標】
12月の個人消費支出(PCE)価格指数は前年同月比2.6%上昇。伸びは前月から横ばいで、3カ月連続で3%を下回りました。物価上昇が鈍化していることで、FRBの利下げに向けた動きを正当化する内容となりました。
変動の大きい食品とエネルギーを除いたコアPCEは+2.9%と11月の3.2%から減速。21年3月以降で最小となりました。
FRBが注目している住宅を除くコア・サービス価格は前年同月比3.3%上昇。まだ高いものの伸びは11月の3.5%から縮小しました。
米国の経済活動の3分の2以上を占める個人消費は0.7%と大きく増加。サービス、財ともに支出が増加。他の経済指標と同様に米国の消費と経済は底堅いことが示唆されました。
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【まとめ】
S&P500は下落も、週間では上昇。昨年米国株はオワコンと言われていたのが嘘のように連日最高値を更新した1週間となりました。
今週から決算シーズンが本格化。テスラなど一部の企業は下落しましたが、今回も今のところ約7割のS&P500企業が予想を上回る利益を発表しており、概ね順調に市場は算シーズンを消化しています。
来週にはアップルやマイクロソフト、アルファベットなどが決算発表を予定しています。
今週発表された、経済指標では、米国のインフレが鈍化しつつあることと、米国の消費や労働市場が底堅いことが示唆されました。
まだ油断はできないものの、FRBの利下げ曲線が軌道から外れないことやソフトランディングへの期待が高まっています。
さて、米国株式市場はここ13週中12週上昇し、最高値を更新しました。
仮に、昨年10月の下落で狼狽売りし、そのまま戻ってくるタイミングを逃してしまた投資家は、安値売りをしたあげく、11月からの15%以上の上昇を取り逃してしまったことになります。
S&P500に限らず、オルカンにしろ、Nasdaqにしろ、こういう売買を繰り返しては増えるものも増えません。
長期的にコスト控除後のリスクリターンで市場をアウトパフォーマンスできるくらい、ものすごくタイミングを計るのが上手い方等は別ですが、
大多数の一般的な投資家の方であれば、株価の上下やノイズに惑わされることなく、自身の許容できるリスクの範囲内で市場に資産を配分し続けるのがベターだと思います。
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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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