【FRB関係者からタカ派の発言】S&P500・Nasdaqは小幅に下落。 今夜はPCE・明日はパウエル議長の講演。29日のまとめ【ドル円147円台前半】

投資まとめ

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【11月29日 米国株式市場】

ダウ    35,430 +0.04%
S&P500     4,550 ‐0.09%
ナスダック   14,258 ‐0.16%

米主要株価指数はまちまち。ダウは上昇、S&P500とナスダックは小幅に下落。いずれも小幅な値動きにとどまりました。

第3QのGDP改定値は上方修正され景気後退の懸念がいくぶん和らいだものの、FRB関係者からはタカ派の発言もあり、今後の金利に対して疑念が生じました。

ラッセル2000は+0.61%と小型株は上昇。

VXUS(全世界株式除く米)も‐0.036と小幅に下落しました。

米10年債利回りは4.274%。‐0.062と低下。米国債の買いが継続。

VIX指数は12.98。+0.29%と上昇しました。

【為替・コモディティー】

ドル円  147.32 ‐0.11%
NY原油  77.73 +1.73%
NY金   2,044 +0.17%

ドル円は147円台前半。

原油は、OPECプラスの会合を巡る不安から買いが続く。

金も、来年の米利下げ開始観測を背景に買いが続きました。

ビットコインは37,738ドル。‐0.28%と小幅に下落しました。

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【S&P500マップ】
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サイバートラックのイベントを控えたテスラが下落。マイクロソフトなど大型グロース株が売られました。

【セクター】

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アルファベットやテスラなど影響力の大きい銘柄の下落を受けて、一般消費財や通信が下げました。

【スタイルボックス】
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サイズとスタイル別にみると、中小型株が上昇しました。

【個別株】

ゼネラル・モーターズ(GM) 9.38%。

配当を33%引き上げた他、、100億ドル相当の自社株買いを実施すると発表したことが好感されました。

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【経済指標】

○3Q米 GDP改定値 
(前期比)5.2%(予想 5.0%・前回 4.9%)

○10月米国 卸売在庫
(前月比)-0.2%(予想 0.2%・前回 0.2%)

○3Q米 個人消費
(前期比/改定値)3.6%(予想 4.0%・前回 4.0%)

第3Qの米実質国内総生産(GDP)改定値は前期比で年率+5.2%と速報値から上方修正され、約2年ぶりの高い伸びとなりました。設備投資と政府支出の上方修正を反映した。

個人消費は速報値の+4%から+3.6%増に下方修正されたものの、堅調な水準を維持

米金融当局が注目するインフレ指標であるPCE価格指数は年率2.8%上昇に下方修正。食品とエネルギーを除いたコアPCE価格指数も2.3%上昇に下方修正されました。

【ベージュブック】

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FRBが公表した地区連銀経済報告(ベージュブック)によると、前回報告以来、多くの地区で経済活動は横ばいから小幅鈍化した。

4地区で控えめな成長、2地区で横ばいから小幅鈍化、6地区で小幅鈍化が報告された。今後6~12カ月間の経済見通しも後退した。

物価は引き続き上昇したものの、総じて上昇幅が緩やかに(ロイター)。

【FRB関係者の発言】

 ○米リッチモンド地区連銀のバーキン総裁

「インフレ率が2%に向けて順調に低下しているとの見方に疑念を持っている。物価上昇が再燃した場合に備え再利上げの選択肢を残しておく必要がある」「利下げについて話すのは時期尚早」

○スター・クリープランド連銀総裁

「今後のデータ評価する上で政策は良い位置にある」「インフレは著しく進展しているものの、依然として2%を超えている」「追加利上げは経済状況次第」

○ボスティック・アトランタ連銀総裁

「今後数カ月は経済活動が鈍化すると予想」「インフレの下降軌道は継続すると予想」

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ハト派の発言が続いた昨日とは一転、今日はタカ派的な意見も聞こえましたが、金融市場は引き続き、利上げ停止と来年春以降の利下げを織り込んでいます。

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【まとめ】

上昇の一服感もあり小幅な動きで推移している米国株式市場。

11月は大きく反発し、S&P500は昨年7月来の大きな上昇となる見込みです。

12月13日のFOMCに向けて、投資家はヒントを探ろうとしています。

今日の夜22時半からはFRBが重要視している指標の一つであるPCEデフレーターが発表されます。

市場予想は前年比で+3.1%(前回+3.4%)コア+3.5%(前回+3.7%)となっています。

予想通りインフレの鈍化が見られるなら、12月FOMCの利上げ見送り確度は増大するでしょう。期待外れの結果となれば、また調整が入るかもしれません。

そして、12月1日にはパウエル議長の講演が予定されています。

これらの結果次第では株価の上昇も調整も両方あり得る展開となっています。

ただ、長期的にオルカンやS&P500などに投資をする投資家の方であれば目先の動きに囚われず、航路を維持し、規律ある投資を続けることが大切です。

来年の利下げや景気後退に対して、様々な展開が予想されており、プロでも意見が割れています。

特定のシナリオにフルベットというギャンブル的なやり方もありますが、

私はどういう展開になってもいいように、上がっても下がってもいいように、自身の目的やリスク許容度にあう資産配分を維持しながらいつも通り投資を続けていきたいと思います。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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