【米国株式市場は下落。1ドル149円台に!】長期金利に敏感な相場。Amazonは反トラストで提訴、一部政府機関が閉鎖のリスクも【でも、特に心配はしていません】

投資まとめ

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【9月26日 米国株式市場】

ダウ    33,618 ‐1.14%
S&P500     4,274 ‐1.44%
ナスダック 13,064 ‐1.56%

米国株式市場は下落。ダウは200日線を割り込みました。

引き続き、10年債利回りが2007年来の高い水準を維持していることに加え、

ねじれ状態にある米議会が、つなぎ予算を9月30日深夜可決できなければ、10月1日からの新会計年度から一部の政府機関が閉鎖される可能性があることも嫌気されました。

ラッセル2000も‐1.27%と下落。

VXUS(全世界株式除く米)も‐1.41%と下落しました。

米10年債利回りは4.544%。+0.002とほぼ横ばい。

VIX指数は18.98。+2.08と大きく上昇しました。

【為替・コモディティー】

ドル円  149.03 +0.10%
NY原油  90.59 +1.01%
NY金   1,900 ‐0.78% 

ドル円は149円台に。

原油は上昇、金は下落しました。

ビットコインは26,203ドル。‐0.35と小幅に下落しました。

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【S&P500マップ】
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【セクター】

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全11セクターが下落。特に公益は3%近く下げました。

Amazonの下落をうけて、一般消費財も大きく下げました。

【スタイルボックス】

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全てのカテゴリーが下落しました。

【個別株】

アマゾン ‐4.03%

米連邦取引委員会と17州の検事総長が反トラスト法違反で提訴したことを受けて、4%程下落しました。

イムノバント +97.03%

自己免疫疾患治療薬「IMVT-1402」の早期臨床試験の結果を公表。予想以上に良い結果だったことを受け株価が急騰しました。

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【経済指標】

〇9月の消費者信頼感指数 
結果 103.0 予想 105.5 前回 108.7
〇8月 新築住宅販売件数 (前月比)

結果 ‐ 8.7% 予想 ‐ 2.2%

9月の消費者の信頼感は前回および予想を下回りました。米国の家計による旺盛な消費は、予想されていた景気後退から経済を守る防波堤であったため、懸念事項となりました。

一方で、メリーランド州、ヴァージニア州、カロライナ州の製造業が、1年以上にわたる低迷を脱しつつあることや、住宅と製造業は高金利の影響を受けているものの、経済全体は十分に持ちこたえていることが示唆されました。

ただ、これらはFRBのタカ派の政策を正当化する内容ともとれます。

【米国政府機関の閉鎖リスク】

米国議会は上院下院はねじれ状態にある中、10月1日からの新年度予算が30日深夜までに決まらなければ、一部の政府機関が閉鎖される状況となっています。

政府機関閉鎖による米国経済の混乱は限定的だと思われますが、

格付け会社ムーディーズは、政府機関が一部閉鎖されれば、他の高格付けの国と比べ米国のガバナンスの弱さが浮き彫りになるため、米国の信用に「マイナス」になるとの見方を示しました。

1970年代以降、成否期間の閉鎖が10日以上続いた7回を調べたところ、S&P500指数は、閉鎖に向かう3ヵ月間に平均約10%下落。閉鎖期間中、株価は何とか持ちこたえ、平均0.2%の下落にとどまり、その後大きく反発しています。

ただ、過去と未来は違いますし、サンプル数が少なすぎて参考記録にもならないでしょう。

【有識者の見解】

JPモルガンのダイモンCEOは、米金利が7%に達するという最悪のシナリオも考慮すべきとの見解を示しました。

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ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁は、金融当局が経済に深刻なダメージを与えることなく、妥当な時間をかけてインフレ率を目標の2%まで引き下げられる確率(ソフトランディング)を60%と予想。 

残る40%のシナリオについては、インフレが当局の予想以上に定着し、経済の需要サイドを冷却するため追加利上げが必要になることだと説明しました。

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【まとめ】

米国株式市場は下落。ジャクソンホール、そして9月のFOMCを経て、FRBが長期にわたって高金利を維持するとの認識が広がり、今月に入って株価は急落しています。

米国債券市場の利回りは過去10年で最高水準に達しており、株式やその他の投資商品の価格を圧迫しています。

経済指標の発表、FRBのQT(量的引き締め)や高い金利の維持といった環境に加え、今日からの入札が始まるため、債券価格や長期金利に敏感な相場が続いています。

政府機関閉鎖に関しては、「通常」株式市場や米経済に与える影響は限定的なので、あまり心配しなくてもよいでしょう。

リスク資産に投資をするのであれば、必ず何かしらのリスクがあります。

もちろん、無理する必要はありませんし、合理的に減らすことのできるリスクは減らす限ります。

ただ、そのリスクを引き受けるからこそ、リターンの源泉でもある「リスクプレミアム」が期待できるわけでもあります。

そして、今日のこの程度の下落や先行きの不透明感、不確実性はよくあることなので、特に気にせず、私は今まで通り投資を続けていきたいと思います。

一昔前は、S&P500は現金とか、債券に投資をしているやつは情弱とか、レバレッジやハイグロ株がもてはやされた時期もありましたが、ほんの数か月から数年でまた違う意見や声が多く、大きく聞こえるようになりました。

結局のところ、市場は変化し続けますし、メディアやインフルエンサーの無責任な意見を信じたところで彼らは責任をとってくれません。

周囲の雑音、喧噪、ノイズから距離を置き、自身の大切なお金や資産、時間を、自身の限られた人生のために有意義に使っていきましょう。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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