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【1月23日 米国株式市場】
ダウ 33,629 +0.76%
S&P500 4,019 +1.19%
ナスダック 11,364 +2.01%
米国株式市場は上昇。
特にグロース株が市場を牽引しました。
ラッセル2000は+1.25%と小型株も上昇。
VXUS(全世界株式除く米)も+0.48%と上昇しました。
米10年債利回りは3.523%。+0.039と上昇。
VIX指数は19.73。‐0.12と小幅に低下しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 130.60 +0.78%
NY原油 81.66 +0.02%
NY金 1,915 ‐0.59%
ドル円は130円台中盤。
原油はほぼ横ばい。金は下げました。
ビットコインは22,961ドル。+1.08%と上昇しました。
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【S&P500マップ】
【セクター】
情報技術 +2.28%
通信 +1.79%
一般消費財 +1.57%
金融 +1.12%
資本財 +1.10%
素材 +0.32%
生活必需品 +0.30%
ヘルスケア +0.28%
不動産 +0.24%
公益 +0.04%
エネルギー ‐0.21%
エネルギーを除く10セクターが上昇。
特に、情報技術、通信、一般消費財といったグロース系のセクターが上昇しました。
【スタイルボックス】
全てのサイズとスタイルが上昇。
特にグロース株が上昇しました。
【個別株】
〇スポティファイ〈SPOT〉+2.07%
従業員を約6%削減すると発表。株価は上昇しました。
〇プライアント<PLRX> +35.79%
特発性肺線維症治療薬「bexotegrast」の中間臨床試験のデータが良かったことで株価が急上昇しました。
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【米国市場について】
米国株式市場はここ数週間、双方向に揺れ動きながら推移しています。
一方では、米国内の高インフレが引き続き冷え込み、FRBが利上げを緩和するとの期待から株価が上昇し、一方では、FRBがすでに実施した利上げにより、景気後退の可能性があるとの懸念が広がっています。
米企業は数カ月前から見通しの下方修正を行っており、S&P500は2023年の通期予想ベースのEPSの約18倍、1株売上高の2.3倍で推移しており、割安感はさほどないとの見方もあります。もし、今回の決算で2023年の見通しが更に下方修正されれば、継続的な株価上昇は難しくなる可能性があります。
【グロース株が市場を牽引?】
【良いニュースがあれば更に上昇も?】
「今年の1月、S&P500はすでに4%以上上昇しているが、これは昨年末にウォール街の悲観的大きかったことが要因だ」「多くの投資家が2023年にさらなる下落を予想していたため、極端に偏っていた」と指摘。「何か良いニュースがあれば、跳ね返ることができる」としています。
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【決算シーズン】
金曜日に引き続き上昇した米国株式市場。
S&P500は年初から4.3%、ナスダックは7.6%上昇しました。
今週はマイクロソフトやテスラ、3M、VISA、AT&Tなど主要企業の決算が続きます。
株価が大きく動いたり、市場の雰囲気がまた一転する可能性がありますので、
動揺して変な行動をしないように心構えだけしておきましょう。
先週の金曜日、2月のFOMCで0.25%ポイント利上げする可能性があるとするFRB幹部のコメントを受け、株価が上昇しましたが、月曜日もそのまま続伸しました。
より大きな問題は、FRBが2月以降、どこまで踏み込むか=最終利上げ地点はどこになるのか。そして利下げまでどれだけの期間を置くかでしょう。
利下げは株価にとって追い風となりますが、ウォール街は今年後半に利下げが行われることを期待している一方で、FRBは少なくとも2024年までは金利を高く維持する方針であることを頑なに表明しています。
【まとめ】
目先では企業の決算、そして来週はFOMCが控えています。
それを乗り切っても、経済指標の発表やFRBメンバーの発言を材料に、米国株式市場では今年も綱引きが続くと思われます。
アクティブ投資家の方にとっては難しい一年となる可能性があります。イケイケの上昇相場で儲けるのは簡単ですが、こういう時こそ腕の見せ所。楽しんでいきましょう。
一方、私のようなパッシブ運用のインデックス投資家であれば、
目先のイベントや今後予想される市場の綱引きや景気後退の中でも、
長期的な視点と計画を維持し、航路を守り、規律ある投資を続ける事が大切だと思います。
市場とは良い距離感を保ち、ノイズを無視し、あるいは楽しみながらいつも通りの投資を続けていきましょう。
あと、株価が数日上昇したくらいで一喜一憂することは禁物です。
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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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