【S&P500・Nasdaqは小幅高】雇用統計・ISM製造業景気指数、経済指標の発表をどう見る?今投資家は何に気を付けるべきか【CSSE+43.8%】

投資まとめ

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【4月2日 米国株式市場】

ダウ    34,818 +0.40%
S&P500     4,545 +0.34%
ナスダック 14,261 +0.29%

米主要株価3指数は小幅に上昇。

雇用統計にて、米労働市場の堅調さが伝わると

今後の利上げへの期待が高まり米国債利回りは上昇しました。

ラッセル2000は+1.01%と大型株より上昇。

VXUS(全世界株式除く米)は+1.09%と上昇しました。

米10年債利回りは2.378%。+0.053と上昇。

VIX指数は19.63。−0.93と低下しました。

【為替・コモディティー】

ドル円  122.5 +0.69%
NY原油    99.40 -0.88%
NY金     1,922 -1.38%

原油と金は下げました。

ビットコインは46,313ドル。₊1.72%と上昇しています。

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【S&P500マップ】
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一部を除き、多くの銘柄が上昇。全体的に小幅な値動きとなりました。

【セクター】

不動産   +2.02%
公益    +1.46%
生活必需品 +1.25%
素材    +1.13%   
ヘルスケア +0.91%
通信    +0.88%
エネルギー +0.85%
一般消費財 +0.21%
情報技術  ‐0.17%
金融    ‐0.21%
資本財   ‐0.70%

11セクター中8セクターが上昇。

セクター別では不動産、公益、生活必需品などディフェンシブ性の高いセクターが好調でした。

IT・ハイテク、自動車株、銀行株などは下げています。

【スタイルボックス】

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全てのサイズ、スタイルで上昇。

特に小型グロース株が大きく上昇しました。

【個別株】

〇チキン・スープ(CSSE)+43.80%

動画配信のCSSEは決算を発表。通期のガイダンスが予想を上回り株価が急騰しました。売上高は35%増を見込んでます。

〇クアルコム(QCOM)‐3.81%

JPモルガン・チェースのアナリストらが、アップルとクアルコムを最も強く買い推奨をする「アナリスト注目リスト」から外すと明らかにしました。

アップルは‐0.17%と小幅に下げています。

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【3月の米ISM製造業景気指数】

結果 57.1 予想 59.0 前月 58.6

3月の米ISM製造業景気指数は前月を下回り、予想に反して低下。

仕入れ価格の続いたのが響きました。仕入れ価格は前月の75.6から87.1に上昇してます。

サブ指数では受注が61.7→53.8に低下。生産も鈍化しました。

雇用は52.9→56.3に上昇。企業は雇用を増やし受注残に対応。受注残は65.0→60.0と低下しました。

同指数は50が景気拡大・縮小の節目となります。米経済の11.9%を占める製造業の拡大を示しています。

米国の製造業は2月より減速しているものの、成長を続けていることが示されました。

【3月の雇用統計】

雇用者数 43.1万人 予想 49.0万人 前月  75万人(上方改定)
失業率    3.6%     予想 3.7%
平均時給 +5.6%  予想 +5.5%

雇用者数は予想をやや下回ったものの、2月が上方改定されたことや、元々20万人増~70万人増まで幅がありました。

失業率と平均時給は予想を上回る内容となっており、専門職・企業サービス、金融、小売の各部門の雇用者がコロナショック前の水準に回復。

全体の就業者数もパンデミック前から約160万人減の水準まで回復。

高インフレ、金融引き締め、ウクライナ侵攻という逆風の中でも米労働市場が引き締まっており、米国経済の堅調さが伺えます。

今回の結果はFRBの利上げを後押しする内容となりました。株式市場ではあまり反応はみられませんでした。

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【まとめ・感想】

小幅な上昇で終わった米国株式市場。

今日は雇用統計で米労働市場の強さが、米ISM製造業景気指数で米製造業は2月より減速しているものの、成長を続けていることが示されました。

これらは米国経済の堅調さを伝えるとともに、FRBの積極的な利上げを後押しするものとなります。

Fedウオッチによると、FRBが5月のFOMCで0.5%の利上げを決定する確率は73.3%に達しています。

このくらい織り込まれていれば、そこまで混乱することはないと思いますが、経験の浅い方は一応心構えだけしておくとよいでしょう。

3月S&P500指数は反発しましたが、高インフレやウクライナ情勢の影響といった不確実性はまだ解決されていません。

企業の成長鈍化や景気後退も懸念されていましたが、米経済が失速しても、今度は財政支出や金融緩和をあまり期待できない状況にあります。

4月6日   FOMC 議事要旨
4月12日 消費者物価指数(CPI)
4月中旬 決算シーズン

これらの内容次第では、市場が動揺したり、あるいは良い方向にも悪い方向にも雰囲気が変わる可能性があります。

ウクライナ情勢の進展によっても左右されるでしょう。

インフレ、利上げ、企業の利益成長・・・

その他今ある市場の懸念の多くは、今日明日どうこうなる問題ではなく、投資家が今後数カ月~数年に渡って付き合っていかなくてはいけない課題となります。

日々の株価やニュースに一喜一憂することなく、自身の許容できるリスクの範囲内で、株式市場に資産を配分しつつ、気長に待つことも大切です。

こういう時こそ、楽観主義でも、悲観主義でもなく、現実主義で株式市場や投資と向き合うことが大切です。

私はわからないことの存在を認めつつ、今自分にコントロールできることに注力しつつ、いつも通りの投資を続けていきたいと思います。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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