ハイテク株が下落もS&P500はほぼ横ばい。サンタクロースラリーと来年のS&P500企業のEPS成長率は?

投資まとめ

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【12月28日、米国株式市場】

ダウ    36,398 +0.26%
S&P500     4,786 ₋0.10%
ナスダック 15,781 ‐0.56%

米主要株価3指数はまちまち。

S&P500は0.1%とほぼ横ばい。

相場の上げをリードして来たIT・ハイテク株は上げが一服し、

ナスダックは反落しました。

ラッセル2000は‐0.66%と中小型株も下落。

VXUS(全世界株式除く米)も₋0.11%と小幅に下げました。

米10年債利回りは1.484%。+0.003とほぼ横ばい。

VIX指数は17.54。−0.14 と低下しました。

【為替・コモディティー】

ドル円   114.81 
NY原油   75.98 +0.5%
NY金    1,810 +0.1%

原油が上昇。金も小幅に上昇しました。

ビットコインは47,728ドル。

ー5.89%と売られ一気に47000ドル台となりました。

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【S&P500マップ】

タイトルなし

S&P500種構成企業の約60%が上昇しましたが、

影響力の大きいビックテックをはじめ、テクノロジー、通信のなど銘柄が下落し、

その他の銘柄の上昇幅を相殺しました。

また、エネルギーやファイザー、モデルナといったワクチン株が売られました。
一方で、前日下落していた航空株は買い戻されました。

【セクター】

公益    +0.94%
生活必需品 +0.63%
素材    +0.56%
資本財   +0.51%
不動産   +0.42%
一般消費財 +0.12%
金融    +0.05%
エネルギー ‐0.11%
ヘルスケア ‐0.28%
通信    ‐0.29%
情報技術  ‐0.59%

11セクター中7セクターが上昇。

公益や生活必需品などディフェンシブなセクターが上昇しました。


【スタイルボックス】

タイトルなし

バリュー株が小幅に上昇。

大~小型グロース株は1%前後下落しました。

【個別株】

〇ボーイング(BA)+1.46%

インドネシア当局が墜落事故を起こした737MAXの運航再開を許可しました。

〇ADDバンテージ(AEY)+8.70%

決算を発表。売上高が61%増となったことが好感。

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【オミクロン株について】

新規感染者数が各国で過去最大となる中で、

オミクロン株について、良いニュースが二つありました。

米疾病管理予防センター(CDC)が、新型コロナ患者の隔離期間を10日から5日に短縮することを勧告。

英オックスフォード大のベル教授も「オミクロン株の性質は比較的穏やか」との見解を示しました。

オミクロン株は感染力は強いものの、重症化のリスクは低いとの見方から、

株式市場は今のところ楽観的に見ているようです。

【サンタクロースラリー】

CFRAのチーフ投資ストラテジスト、サム・ストボール氏は、

「(昨日まで)4日連続で上昇した。投資家はポジティブな『サンタクロースラリー』で、終わることを強く祈っている」

「もしサンタクロースラリーが来なければ、来年は株価が下がるかもしれないという前兆と見るトレーダーもいる」とコメントしていました。

1950年以来、S&P500種指数は、

年末最後の5営業日と年明け最初の2営業日の7日間で、平均1.3%上昇しています。

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【まとめ・感想】

昨日まで4連騰で、過去最高値更新したS&P500でしたが、

午後の取引で下げに転じ、今日はわずかに下回って終わりました。

今週は休暇の影響で商いが薄く、日々の相場変動が誇張される可能性が高いので、

あまり株価やニュースに振り回されないようにしましょう。

資産運用会社の間では景気悪化を予想して現金保有を増やしたり、

株式へのエクスポージャーを減らしたりする動きが一部に見られるものの、

インフレやオミクロン株などの懸念を経ても、

「不安が絶えない市場を下支えしたのは健全な経済成長と1株利益の伸びだ

「コロナやインフレ、FRB、中国、ロビンフッド、SPAC、バリュエーションなど心配は尽きないが、

1株利益は毎四半期とも予測を上回り、コンセンサス見通しも上方修正されてきた」

といようような強気の意見もあります。

参考「S&P500構成銘柄の利益見通しに顕著な打撃は生じていない

実際にどうなるかわかりませんが、

(金利の逆風の中でも)S&P500企業の利益がしっかりと成長し、

健全に株価が上昇してくれるのは良いことですから、

各企業には頑張ってほしいと思っています。

ともあれ、私はVOOなどに長期投資をしているので、

個人的には目先のサンタクロースラリーや来年の予測に振り回されることなく、

いつもどおり、自身の①目標②リスク許容度③投資期間に合う、

適切な資産配分と計画を維持しながら、

規律ある投資を続けていきたいと思います。


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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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