「なぜ米国に投資しているか」一般投資家の意識とS&P500の翌10年間のリターンの関係

投資まとめ

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「なぜ米国に投資しているか」
なぜ米国に投資をしているかという問いに対して、

①人口増加が見込まれる
②株主第一主義
③イノベーションは米国から
④投資環境が整備されている
⑤新陳代謝が活発
というような理由がよくあげられます。

でも、このような投資家みんなが知っている情報を既に折り込んで、株価は形成されています。

だから「これまで」良いリターンを記録してきました。

その一方で、米国企業は経営効率が良く、株主還元も積極的だ。

という高い期待を米国企業は今後も上回り続けなくてはいけません。

逆に、高い期待に応えられなくなったり、

成長が鈍化して予想を下回れば(例え成長していたとしても)株価はそれなりに下がります。

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【各項目に関する私の意見】

①人口増加が見込まれる

例えば、アフリカ等を見てみるとわかりやすいかと思いますが、

人口増加≒経済成長≒株価上昇となるとは限りません。

③イノベーションは米国から

今後も米国でイノベーションが起こり続けるとは限りません。

一時的に米国のイノベーションが停滞したり、

他の国で起こるかもしれません。

高い金利がイノベーションを阻害するという意見もあります。

またイノベーションが株主利益に結びつくとは限りません。

画期的なイノベーションの一つである飛行機を要する航空会社は今市場を大きくアウトパフォーマンスしているでしょうか?

イノベーションは人々の暮らしを豊かにしますが、それと投資家のリターンは別問題です。

米国の小型グロース株が、過去米国こ市場平均のリターンを下回ってきた例もあります。

②株主第一主義

④投資環境が整備されている

逆に、株主還元に積極ではない市場や企業が、

株主還元を積極的に始めれば、当然株価は上がるでしょうし、

投資環境が整備されていない市場が整備された場合も同様です。

⑤新陳代謝が活発

これは個人的には好きです。

ただ個別企業に投資をする場合はそれ故に難しさもあると思います。


【個人的には】

以下は株価を抜きにした「個人的な願い・希望」なのですが、

個人的には、投資家としても、一人間としても、

人類の進歩や幸福、豊かさのため、

環境問題やエネルギー、医療など人類がおかれている

様々な困難な状況を乗り越えるために、

これからもすごいイノベーションや新陳代謝が起き続けることを願っています。

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【まとめ】

と、まあいろいろ理屈をこねてみましたが、

私は米国株が大好きですし、

なんだかんだ資産の一部を配分した方が良いと思います。

資産をリスクさらし、

リスク(リスクプレミアム)を引き受けることで、

リターンを得られるというのはあると思います。

将来はどうなるかわかりませんが

最後に一つおもしろいデータを紹介したいと思います。

00

米国のギャラップによる世論調査によると、

「株の買い時だ」と思う人の人数が最も多かったのは、

2000年1月で、67%の米国人が今こそ投資すべきと答えていました。

その2カ月後、ナスダックを中心に米国株式市場は暴落しました。

逆に1990年2月に「買い時だ」と思った米国人は25%しかいませんでしたが、

その後、10年でS&P500は4倍になりました。

一般投資家の「買い時だ」

とS&P500にはおもしろい関係があります。

もし、このような関係が成り立つのであれば、

今サイクルはどのあたりにあり、

今後10年の投資リターンはどうなるのでしょう。

私にはわかりません。

でも、私はVOOに投資を続けていきたいと思います。

いつもありがとうございます。

ちょっとだけ勉強になった。知らなかった。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
「なぜ米国に投資しているか」一般投資家の意識とS&P500の翌10年間のリターンの関係

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