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【7月6日 米国株式市場】
ダウ 33,922 ‐1.07%
S&P500 4,411 ‐0.79%
ナスダック 13,679 ‐0.82%
米国株式市場は下落。S&P500とダウは5月以降で最大の下落幅となりました。
堅調な経済指標の発表を受けて、FRBが積極的な利上げを続けるとの観測が強まり、株式市場は下落。債券利回りは上昇しました。
ラッセル2000は‐1.64%と小型株も下落。
VXUS(全世界株式除く米)も‐1.79%と下げました。
米10年債利回りは4.031%。+0.086と上昇。
VIX指数は15.44。+1.26と上昇しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 144.06 ‐0.40%
NY原油 71.91 +0.17%
NY金 1,910 ‐0.49%
ドル円は144円台前半。原油は小幅に上昇。金は下げました。
ビットコインは30,254ドル。‐0.80%と下げました。
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【S&P500マップ】
【セクター】
情報技術 ‐0.16%
生活必需品 ‐0.35%
不動産 ‐0.60%
素材 ‐0.71%
資本財 ‐0.74%
ヘルスケア ‐0.87%
金融 ‐0.90%
通信 ‐1.06%
公益 ‐1.21%
一般消費財 ‐1.65%
エネルギー ‐2.45%
全11セクターが下落。
情報技術や生活必需品が踏みとどまる一方で、
一般消費財やエネルギーが大きく下落しました。
【スタイルボックス】
全てのサイズとスタイルが下落。
特に小型株が下落しました。
【個別株】
〇エクソンモービル ‐3.7%
天然ガスの下落と石油精製マージンの悪化によって、第2Qの営業利益が大幅に減少するとの見通しを公開しました。
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【経済指標】
〇新規失業保険申請件数
(7/1までの週)24.8万件 予想 24.5万件 前回 23.6万件
(6/24までの週)172.0万人(予想 173.4万人・前回 173.3万人)
新規失業保険申請件数は予想や前回をやや上回りました。
逆に継続受給は予想を下回りました。
〇ADP雇用統計
結果 49.7万人 予想 22.5万人 前回 26.7万人
ADP民間雇用報告では民間部門雇用者数が予想2倍以上急増。
これを受けて各市場で一時大きく価格が動きました。
全体としては、労働市場が引き続き堅調かつタイトな状況である可能性が示されました。
市場は今夜の雇用統計に注目しています。
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【まとめ】
経済指標の発表後、S&P500は一時‐1.4%、ドル円は144.51円付近まで上昇。
2年債5%、10年債4%を超え、恐怖指数とも言われるVIX指数は一時17付近まで上昇しましたが、いずれも時間とともに落ち着き、差を縮めて終えました。
今夜の雇用統計の結果に市場は注目しています。
ここで、予想外の結果が発表されればまた各資産価格が大きく動いたり、市場の雰囲気が一変する可能性があります。
結局のところ、ターミナルレートがどこになるか、利下げがいつ開始されるのか、インフレは落ち着くのか。ここら辺がわかるまでは、経済指標の発表などで、予想と現実とのギャップが発生するたびに、今日の様な事がしばしば起こる可能性があります。
直近までの株価の反発に気を大きくしたり、油断することなく、いつも通り投資を続けることが大切です。
私は今月も株価は割安というわけではないし、為替的にも旨味がないなあなあと思いつつ、いつも通りインデックスファンドへの投資を続けていきたいと思います。
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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
【S&P500は5月以降で最大の下落】堅調な経済指標がFRBの利上げを正当化。今夜の雇用統計に注目が集まる。