【S&P500は6連騰】経済指標がFRBへの懸念を和らげる。S&P500は年初から+13.9%上昇。過去25年で3番目のペース【米国株はオワコンとは?】

投資まとめ

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【6月15日 米国株式市場】

ダウ    34,408 +1.26% 
S&P500     4,425 +1.22%
ナスダック 13,782 +1.15%

S&P500とナスダックは1年2か月ぶりの高値を更新。

S&P500に続き、ダウも昨年9月につけた最安値から+20%以上上昇。

S&P500は6営業日続伸となりました。

今日は発表された経済指標が、インフレ緩和などを示唆し、FRBの利上げへの懸念が和らぎました。

ラッセル2000は+0.81%と上昇。

VXUS(全世界株式除く米)も+0.93%と上昇しました。

米10年債利回りは3.720%。‐0.078と低下。

VIX指数は14.50。+0.62%と上昇しました。

【為替・コモディティー】

ドル円  140.27
NY原油  70.57 +3.37%
NY金   1,957 +0.12%

ドル円は140円台前半。原油は大きく上昇。

ビットコインは25,588ドル。+1.85%と上昇しました。

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【S&P500マップ】

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米国債利回りの低下を受けて、グロース株が上昇。

マイクロソフト+3.1%やアップル1.1%と2021年11月の過去最高値を更新しました。

【セクター】

ヘルスケア +1.55%
通信    +1.54%
資本財   +1.51%
情報技術  +1.28%
金融    +1.26%
公益    +1.06%
エネルギー +1.04%
生活必需品 +0.93%
素材    +0.86%
一般消費財 +0.68%
不動産   +0.34%

全てのセクターが上昇。

特にヘルスケアや通信、資本財は1.5%以上上昇しました。

【スタイルボックス】
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全てのカテゴリーが上昇。

大型バリュー株や大中方グロース株が特に上昇しました。

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【経済指標】

今日は多くの経済指標が発表されました。

〇米新規失業保険申請件数(6/10までの週)
結果 26.2万件 予想 25.0万件 前回 26.1万件
〇米失業保険継続受給者数(6/3までの週)
結果 177.5万人 予想 178.7万人 前回 175.7万人

新規失業保険申請件数は前回から横ばいも、市場の予想を上回り、労働市場の軟化⇒インフレ圧力の緩和を示唆しました。

〇5月米小売売上高(前月比)
結果 0.3% 予想 ‐0.2% 前回 0.4%
〇5月米国 小売売上高[除自動車]
結果 0.1% 予想 0.1% 前回 0.4%

小売売上高は予想外に増加。米国の経済を支える消費の底堅さを示唆。

〇6月ニューヨーク連銀製造業景気指数 
結果 6.6 予想 ‐15.1 前回 ‐31.8

〇6月フィラデルフィア連銀景況指数 
結果 ‐13.7 予想 ‐14.0 前回 ‐10.4

NY連銀製造業景況指数はマイナス圏から予想外に拡大件に浮上。新規受注と出荷の回復が寄与し、インフレ圧力が引き続き緩和していることも示唆されました。

〇5月米国 輸入物価指数
(前月比)‐0.6% 予想 ‐0.5% 前回 0.4%

(前年比)‐5.9% 予想 ‐5.6% 前回 ‐4.8% 

全体に的に見ると、先日発表されたCPI同様に、株式市場にとって良い兆候が見られる結果となりました。

【金融市場の反応】

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これを受けて金融市場はあと1回の0.25%の利上げをメインシナリオとして織り込んでいるものの、

昨日のFOMCでのFRBのメッセージを受けて、FRBがあと2回、0.25%の利上げを行うという見通しが低下。一時20%以上ありましたが一桁台となりました。

また、FRBの見通しと市場の金融市場の見通しにズレが生じましたが、今度はどちらが正しいのか。楽しみにしたいと思います。

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【まとめ】

S&P500は6日上昇。

インフレ圧力の緩和などを示す一連の米指標が好感され、年内の追加利上げへの懸念が和ぎました。

金融市場では景気後退を避けるため、FRBは早めに転進すると予想しているようです。

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@charliebilello

さて、S&P500は年初の113営業日で13.9%上昇。

歴史的には過去15番目のペース。

過去25年間では2019年の+15.3%、2013年の+14.3%に次いで良い数字となりました。

昨年10月までの下落を受けて、米国株やS&P500はオワコンという論調、記事、動画が年末~年始にかけて流行りましたが、

結果的には、その後約半年で。過去20年間で3番目の上昇が待っていました。

これは予想外というよりは、いつもどおりの展開だなあと個人的には感じています。

もちろん、今後下落する可能性も、停滞する可能性もありますが、それすら歴史を振り返れば普通のことですし、イチイチ騒ぐことではありません。

極端な予想や些細なことを大げさに騒ぐ記事に惑わされることなく、航路を守り投資を続けていきましょう。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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