S&P500は週間で3.5%・第1Qで7%上昇!Nasdaqは月間で6.7%、第1Qで16.8%。あの混乱や暴落予想は何だったのか?【油断は禁物】

投資まとめ

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【3月31日 米国株式市場】

ダウ    33,274 +1.26%
S&P500     4,109 +1.44%
ナスダック 12,221 +1.74%

米国株式市場は続伸。主要株価3指数は全て1%以上上昇しました。

PCEコア指数の伸びが市場予想を下回り、利上げサイクルの終了への期待が高まりました。

債利回りが低下する中、今日も大手ハイテク株に買いが入りました。

ラッセル2000も+1.93%と上昇

VXUS(全世界株式除く米)も+0.35と小幅に上昇しました。

米10年債利回りは3.473%。‐0.078と低下。

VIX指数は18.70。‐0.32と低下しました。

【為替・コモディティー】

ドル円  132.79
NY原油  75.70 +1.79%
NY金   1,969 ₋0.53%

ドル円は132円台後半。

原油は上昇、金はやや下げました。

ビットコインは28,520ドル。+1.74%と上昇しました。

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【S&P500マップ】
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【セクター】

一般消費財 +2.61%
不動産   +2.19%
通信    +2.08%
素材    +1.57%
情報技術  +1.47%
資本財   +1.32%
金融    +1.15%
ヘルスケア +1.12%
生活必需品 +0.83%
公益    +0.75%
エネルギー +0.63%

全11セクターが上昇。

ここ数日同様、不動産やグロース株が特に上昇しました。

【スタイルボックス】

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全てのサイズとスタイルが上昇。

特にグロース株や中小型株が上昇しました。

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【PCE】

2月米国 PCEデフレーター

(前年比)5.0% 予想 5.1% 前回 5.4%

PCEコア・デフレーター

(前年比)4.6% 予想 4.7% 前回 4.7% 

2月の個人消費支出(PCE)価格指数は伸びが鈍化。

前月比0.3%上昇、前年比5.0%上昇と、1月の前月比0.6%上昇、前年比5.3%上昇から大きく減速。

前年比の伸びは2021年9月位降で最小となりました。

ただ、FRBが目標としているインフレ率2%という水準からは未だ高い位置にいることを忘れてはいけません。

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FEDウォッチを見ると、5月のFOMCでの利上げ確率は約半々。

あと一回利上げがあるかどうかで意見は割れているものの、PCEを受けて年内の利下げに対する期待が高まりました。

米ボストン地区連銀のコリンズ総裁はFRBが利上げを停止したとしても、その水準を当面維持することがインフレ率の2%目標回帰に重要と発言しています。

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【まとめ】

S&P500は終値で2月15日以来の高値を付け、2四半期連続で上昇して終えました。

米地銀破綻や金融危機の可能性を巡る懸念から金融セクターは四半期ベースで‐6.1%、KBW地銀株指
数は‐18.6%となりました。

この3カ月も、利上げや銀行破綻などいろいろあり、リーマンショックの再来や暴落や、株を売れと言った予想や煽りがありましたが、

四半期ベースでみると、Nasdaqは16.8%、S&P500は7%、ダウが0.4%上昇しました。

特に、情報技術セクターが21.5%と上昇。

Nasdaqはコロナショックからの急反発のあった2020年の4~6月期来の急反発となりました。

半導体も好調で、フィラデルフィア半導体は四半期ベースで27.6%上昇しました。

   
2021年の高値圏ではなく、昨年の安値圏で投資をしたレバナス民の皆様は儲かっていることかと思います。おめでとうございます!

S&P500は週間で3.5%上昇。ナスダックは月間でも6.7%上昇して3月を終えました。
【リスク許容度を守ろう】

ここ3カ月の事件やインフルエンサーの予想を振り返ると興味深いものがありますね。

とはいえ、まだインフレや利上げが終ったわけでもなく、景気や企業利益の影響がどのくらいかもわかりません。市場とFRBとのギャップもあります。

この反発が一時的なものである可能性は十分あります。リーマンショックでは、利下げ後に最高値をつけた後、そこから1年以上に渡って大きく暴落しました。

リーマンショックのようになるとは言いませんが、まだ、予期せぬ事件や不確実性があるかもしれません。市場には常にリスクが存在します。

ここ数日やこの四半期の反発に気をよくすることなく、いつもどおりリスク許容度を守り投資をすることが大切です。

【今後の方針】

いろいろな投資戦略がありますが、

長期的にインデックス投資をしている方は、敗者のゲームのエリスではありませんが、こういう市場が大きく上昇したり、反発するタイミングを逃さないことが重要です。

もちろん、市場の大暴落を下げることもリターンの改善に繋がりますが、前者は市場に居続けるだけでいいので簡単かつコストがかかりません。

市場から離脱し暴落を回避するには、出るタイミングと反発前に戻ってくるタイミング、この2つをコストを正当化しつつ成功させなければなりません。

それはプロでもたびたび失敗して自らリターンを押し下げてしまう難しい戦略です。

なので私自身は今後も何もせず、ただ黙って市場に居続ける戦略を取りたいと思います。

少なくとも、S&P500などへ長期投資をする場合は、下落した後で安値で売って、上昇した後で高値で買うよりは全然マシです(個別株だと場合によりますね)。

また、市場を長期的にアウトパフォーマンスするスキルか運を明確に持っている方を除く、

大多数の一般的な個人投資家の方には、当たるも八卦当たらぬも八卦の予想に振り回されてあれこれ動き回りコストをかける戦略よりも、前者のような市場に居続ける戦略の方がベターだと私は思います。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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