米国株式市場は急反発!FOMCを控える中、S&P500やNasdaqへ長期投資をする方がすべきこととは?【21日のまとめ】

投資まとめ

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【3月21日 米国株式市場】

ダウ    32,560 +0.98% 
S&P500     4,002 +1.30%
ナスダック 11,860 +1.58%

米主要3株価指数は揃って上昇。

金融システムへの不安が後退。買い戻しが活発となりました。

ファースト・リパブリック<FRC>は+29%と反発。

地銀などの銀行株も反発しました。

ラッセル2000は+1.88%と上昇。

VXUS(全世界株式除く米)も+1.19%と上昇しました。

米10年債利回りは3.609%。+0.132と上昇。

VIX指数は21.38。‐2.77と低下しました。

【為替・コモディティー】

ドル円  132.44 +0.86%
NY原油  69.50 +2.75%
NY金   1,940 ₋1.98%

ドル円は132円台中盤。

原油は反発。金は反落しました。

ビットコインは28,214ドル。+1.41%と上昇しました。

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【S&P500マップ】
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【セクター】

エネルギー +3.47%
一般消費財 +2.72%
金融    +2.55%
通信    +2.45%
素材    +1.25%
資本財   +1.14%
情報技術  +0.83%
ヘルスケア +0.61%
生活必需品 ‐0.12%
不動産   ‐0.64%
公益    ‐2.04%

原油価格の反発を受けエネルギー株が上昇。金融株も反発しました。

【スタイルボックス】
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全てのサイズとスタイルが上昇。

特にグロース株や中小型株が上昇しました。

【個別株】

〇ナイキ +3.64%(時間外で上下)

引け後に決算を発表。EPS、売上高は予想を上回りました。中国の販売はイマイチでしたが、欧米の販売が好調でした。在庫過多に苦しんでいましたが、値引きにより対処。

株価は時間外で上下しています。

〇テスラ<TSLA>+7.82%

先月のS&Pグローバルに続き、ムーディーズも信用格付けを1段階引き上げ、「Baa3」とし、見通しを安定的としました。

〇USエクスプレス<USX>+290%

トラック輸送のUSエクスプレスが、同業のナイト・スイフト・トランスポーテーションが同社を買収することで合意。株価は急騰しました。

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【2月の米中古住宅販売戸数(季節調整済み)】

2月の米中古住宅販売戸数(季節調整済み)は年率換算で前月比14.5%増の458万戸と13カ月ぶりに増加。

2020年7月以降で最大の増加を記録し、住宅市場が安定化つつあることが示されました。

2月の中古住宅価格の中央値は前年同月比0.2%下落の36万3000ドル。下落は2012年2月以降で初めて。

2月の販売ペースに基づく在庫の消化期間は2.6ヶ月(前年同月は1.7か月)。健全な需給バランスは4~7カ月とされています。

【FOMC】

市場の関心は明日未明に発表されるFOMCの結果に注目が集まっています。

市場は0.25%の利上げを87.1%の確率で織り込んでいます。

市場では、利上げは行われるものの、このところの混乱を受け、利上げペースの鈍化や、引き締めに対しより慎重になるのでは、との予想が織り込まれています。

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ただ、銀行への懸念が後退したことを受けて、5月以降の予想曲線は前日までに比べ、全体的に右寄りとなりました。

FOMCでは利上げだけではなく、膨らんだバランスシートをどうするか。今後に関して何かヒントがあるのかに注目が集まっています。

例えは、FOMCメンバーの金利見通し(ドット・プロット)が公表されますが、2023年末の見通しの中央値が12月時点の5.125%(5.00-5.25%を示唆)から変わったかどうかなどがポイントとなります。

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【まとめ】

米国株式市場は、銀行対する懸念が和らいたことを背景に急伸。

米政府が米連邦預金保険公社(FDIC)の預金の補償範囲を一時的にすべての預金に拡大する方法を探っていると報じられたことや、イエレン米財務長官が講演で、政府は預金者保護のために思い切った措置を繰り返し講じ得ると表明したことも、安心感に繋がりました。

市場の関心は、銀行の懸念から、FOMCに移っています。ここで、予想外のことが起これば市場はまた上下する可能性がありますので、油断しないようにしましょう。

鈍化の兆候も見られていますが、インフレとの闘いは完全に終わったわけではありません。

さて、FOMCに備えて、いろいろな考え方があると思いますが、

私のような基本に忠実なインデックス投資家がやるべきことは特に何もありません。

このFOMCの結果が、20年後、30年後の結果に与える影響はほとんど皆無ですし、PFを細かく動かしても長期的な投資成果に与える影響はほぼありません。

むしろ、タイミングや判断を間違えてしまう可能性がありますし、追加コストが確実にリターンを押し下げます。

逆にFOMCを気にしすぎて、睡眠不足になったり、日常生活に支障をきたしたり、誤った投資判断をしないように気をつけましょう。

投資において、何もしないことは、何かをすることと同じかそれ以上に重要な投資行動となります。

予め、自身の許容できるリスクの範囲内で、市場に資産を配分している方であれば、イベントがあっても、その航路と規律を守り、いつも通り投資を続ける事が大切です。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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