【S&P500は続伸】メタやマイクロソフトが牽引。中間選挙やCPIに注目が集まる【GS、リセッション確率を35%に引き下げも、S&P500企業の利益見通し下方修正】

投資まとめ

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【 11月8日 米国株式市場】

ダウ    32,827 +1.31%
S&P500     3,806 +0.96%
ナスダック 10,564 +0.85%

米国株式市場は続伸。

ラッセル2000も+0.55%と上昇。

VXUS(全世界株式除く米)も+0.29と上昇しました。

米10年債利回りは4.224%。+0.066と上昇。

VIX指数は24.35。‐0.20とやや低下しました。

【為替・コモディティー】

ドル円  146.56   ₋0.02%
NY原油  91.81 ₋0.86%
NY金   1,675 +0.19% 

ドル円は146円台中盤。原油は下げました。

ビットコインは20,666。‐1.16%と下落しました。

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【S&P500マップ】
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【セクター】

通信    +1.81%
エネルギー +1.73%
情報技術  +1.64%
資本財   +1.06%
ヘルスケア +1.06%
金融    +0.90%
生活必需品 +0.87%
素材    +0.78%
不動産   ‐0.08%
一般消費財 ‐0.62%
公益    ‐1.93%

11セクター中8セクターが上昇。

エネルギー、通信、情報技術が市場を牽引。

Amazonやテスラなど影響力の大きい企業の下落に引き面れ、一般消費財は下落。公益セクターは全体的に売られました。

【スタイルボックス】

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全てのサイズとスタイルが上昇。

特にい大型株やバリュー株が上昇しています。

【個別株】

〇メタ(META)+6.53%

大幅な人員削減計画が発表され、株価は上昇しました。

〇パランティア(PLTR)‐10.78%

決算を受け大きく下落。成長の鈍化が指摘されています。

〇オクタ(OKTA)+4.22%

アナリストが投資判断を「買い」に引き上げました。目標株価を65ドルと据え置き。

〇ウォルグリーン(WBA)+4.10%

ウォルグリーン傘下の診療所チェーンのビレッジMDが、約89億ドルで診療所チェーンのシティMDを買収すると発表。これに伴い、ウォルグリーンは米ヘルスケア部門の2025年度の売上目標を110億~120億ドルから145億~160億ドルに上方修正。株価は上昇しました。

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【GS、リセッション確率は35%?】

ゴールドマンは米経済が向こう12カ月に下降期に入る確率を35%で維持。

ブルームバーグが10月に実施したエコノミスト調査では、景気が向こう12カ月に低迷期に入る確率は60%で、9月時点での50%から上昇しており、コンセンサスと異なる予想を示しました。

経済活動の減速、名目賃金の伸び鈍化、インフレ緩和、労働市場のバランス改善などをリセッション回避に向けた動きとしています。

チーフエコノミスト、ヤン・ハッチウス氏は、米金融当局の積極的な引き締め策と地政学的な不確実性にもかかわらず、米経済には、なおリセッション回避に向けた非常に妥当と考えられる道筋が残されている。としています(ブルームバーグ

【S&P500企業の利益見通し下方修正】

同じくゴールドマンサックスは、S&P500企業の2022~24年の利益見通しを下方修正。7~9月期決算での利益率低下が今後にさらなる痛みを示唆していると指摘しています。

同社のストラテジストは、S&P500企業の利益率は下方向に屈曲したと考え、より大きな利益率縮小を織り込んで利益見通しを下方修正したと説明。

S&P500企業のエネルギーを除く利益率が22年に86ベーシスポイント、23年に50bp低下し、新型コロナウイルス禍前の2019年と同等の11.3%になると予想しています。

今年の予想は1株当たり224ドルと226ドルから引き下げ。来年も224ドルと234ドルから下方修正。

ただ、S&P500指数の予想は22年が3600(年末までに₋4%)、23年は4000と据え置きのままとなっています。

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【インフレのピークは近い?】

国際通貨基金(IMF)のゲオルギエワ専務理事は「データを入手する前に判断を急ぐつもりはないが、インフレがピークに達しつつある可能性は非常に高い」と発言。

ただ、インフレが根強いかもしれないとの見解も示し「インフレ率を2%前後という望ましい水準に戻すのは一段と困難になるだろう」としています(ブルームバーグ)。

【中間選挙のアノマリー】

1934年以降、ダウ工業株30種平均は中間選挙前後の8営業日に平均で2.8%上昇しており、下げたのは共和党が40年ぶりに上下両院を制した1994年だけとなっています。

モルガン・スタンレーのストラテジスト、マイケル・ウィルソン氏は、共和党勝利なら債券利回り低下と株価上昇を後押しするとし、株式への強気を維持するべきだとしています。

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【まとめ】

今週は米中間選挙と米消費者物価指数(CPI)に注目が集まっています。

中間選挙では共和党が下院で多数派を握る見通し。上院は拮抗しており、過半数を奪還する可能性があるとの予想もあります。

株式市場は過去の経験則から、ホワイトハウスと議会のねじれを好むと言われています。

木曜日には10月の米消費者物価指数(CPI)が発表される予定です。

先週のFOMCにて、FRBはターミナルレートは予想よりも高くなる可能性を示したものの、今後の利上げペースは減速する可能性も示唆しました。

投資家は今後のFFレートの道筋について木曜日のCPIからヒントを得ようとしています。

さて、中間選挙やCPIの発表を控える中上昇して終えた米国株式市場ですが、この後の結果次第では、市場の空気感が一転したり、ボラティリティーが高くなる可能性があります。

そうなると、いろいろなニュースや予想が飛び交うと思いますが、特に長期投資家の方であれば、あまり振り回されすぎないようにしましょう。

かくいう今日も米大手金融機関からいろいろな予想や見通しが発表されていました。

いろいろな投資戦略があると思いますが、私はインデックスファンドを用いて長期投資をしていますから、予想や目先の株価、市場の動向に右往左往することなく、航路を守り投資を続けていきたいと思います

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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