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【9月21日 米国株式市場】
ダウ 30,706 ‐1.01%
S&P500 3,855 ‐1.13%
ナスダック 11,425 ‐0.95%
米国株式市場は下落。
FOMCの政策発表を翌日に控える中、
債利回りの上昇が株価の重しとなりました。
ラッセル2000は‐1.40%と小型株も下落。
VXUS(全世界株式除く米)も‐1.41%と下げました。
米10年債利回りは3.569%。+0.08と小幅に上昇。
VIX指数は27.16。+1.40と上昇しました。
金利動向をより反映する2年債利回りは一時3.992%に上昇。4%台に乗れば2007年月10月来15年ぶりの水準となります。
【為替・コモディティー】
ドル円 143.67 +0.33%
NY原油 84.19 ‐1.80%
NY金 1,664 -0.65%
ドル円は143円台。原油と金は下げました。
ビットコインは18,968ドル。‐3.15%と下げました。
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【S&P500マップ】
IT・ハイテクや銀行、産業、エネルギー、消費関連株と幅広い銘柄が下落しました。
香港へのコロナ関連の規制が緩和されるとの期待から、ラスベガス・サンズやウィン・リゾーツなどカジノ株が上昇しました。
【セクター】
情報技術 ‐0.51%
生活必需品 ‐0.53%
エネルギー ‐0.65%
ヘルスケア ‐1.16%
資本財 ‐1.24%
公益 ‐1.44%
金融 ‐1.45%
通信 ‐1.61%
一般消費財 ‐1.69%
素材 ‐1.90%
不動産 ‐2.57%
全11セクターが下落。
経済指標の発表により不動産セクターが特に下落しました。
【スタイルボックス】
全てのサイズとスタイルが下落。
特に中小型株が下落しました。
【個別株】
〇フォード(F)‐12.32%
ガイダンスを公表。7~9月期のEBITの見通しを14億~17億ドルに大幅に下方修正。
また、インフレにより第3四半期のサプライチェーンへの供給コストが計画を10億ドル上回る見通しを明らかにしました。
先週のフェデックスのガイダンス破棄もあり、市場では企業業績への懸念が高まっています。
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〇米住宅着工件数
157.5万戸(+12%増) 予想145.5万戸 前月140.4万戸
〇住宅建築許可件数
151.7万件 予想161.0万件 前回167.4万件
8月の米住宅着工件数は、市場予想を上回る増加となりました。
一方、着工件数の先行指標となる住宅建設許可件数は約2年ぶり低水準に減少。住宅ローン金利の上昇が需要に重しとなっている状況が浮き彫りとなりました。
【9月のFOMC始まる】
本日からFOMCが開催されました。
投資家は金融引き締めと持続的なインフレが企業の最終利益にどのような影響を与えるかに注目しています。
【米企業の利益の見通しは厳しい】
第3四半期の企業決算に対する見通しがここ数カ月で低下しています。
アナリストは現在S&P500企業の利益は前年比3.5%増になると予想しており、
6月末時点の9.8%増から低下しています。
2022年通期の見通しも9.6%から7.7%に低下しています。
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【まとめ】
「夜明け前に株を買うのが一番良い」という言葉もありますが、株式市場には時計がなく、今が夜明け前なのか、夜9時なのか、正確な時間がわからないのが投資の難しくもあり、面白い所だと思います。
私自身はタイミングを計ることなく、いつもどおりの資産配分を維持しながら、いつもどおり投資を続けていきたいと思います。
【航路を守れ】
株価や市場の動きに冷静さと合理性を失うことなく、航路を守り投資を続けていきましょう。
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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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