【S&P500・Nasdaqは続落】も動じる必要は全くなし!今後S&P500投資家がやるべきこととは?【原油⤴テクロノジー株⤵】

投資まとめ

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【8月29日 米国株式市場】

ダウ    32,098 -0.57%
S&P500   4,030 -0.67%   
ナスダック 12,017 -1.02%

米主要株価3指数は続落。米国債も下落。

先日のジャクソンホール会議で、FRBがインフレ抑制に向けて利上げを続ける姿勢を示したことから、市場では先行きに対しての修正が続いています。

ラッセル2000は‐0.89%と小型株も下落。

VXUS(全世界株式除く米)も‐0.29%と小幅に下げました。

米10年債利回りは3.110%。+0.075と上昇。

VIX指数は26.21。+0.65と上昇しました。

よりFRBの行動に対する期待に連動する傾向がある米2年債は3.43%まで上昇しています。

【為替・コモディティー】

ドル円  138.70 +0.77%
NY原油  96.83 +4.05%
NY金   1,737 +0.05%

ドル円は138円台後半。

原油は4%上昇し、7月末以来の高値となりました。

リビアの首都で武装組織同士が衝突したことや、イラン核合意再建の見通しが影響していると思われます。

ビットコインは20,177ドル。+3.10%と上昇しました。

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【S&P500マップ】
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アップルー1.4%、マイクロソフトー1%などテクロノジー株の下落が各指数を押し下げました。

原油価格が4%上昇したため、エネルギー株は上昇。エクソン・モービルは+2.3%となりました。

【セクター】

エネルギー +1.54%
公益    +0.25%
生活必需品 ‐0.15%
資本財   ‐0.44%
一般消費財 ‐0.54%
素材    ‐0.68%
ヘルスケア ‐0.71%
金融    ‐0.76%
通信    ‐0.78%
不動産   ‐0.88%
情報技術  ‐1.28%

エネルギーと公益が上昇。その他9セクターが下げました。

今年上半期ではよく見られた、エネルギー(及び公益)がプラス。その他はマイナスという構図となりました。

【スタイルボックス】

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全てのサイズ、スタイルが下落。

グロース株、特に大型グロース株が下げました

【個別株】

〇ブリストル・マイヤーズ(BMY)‐6.24%

BMYは6日続落。今日は開発中の脳卒中治療薬「ミルヴェキシアン」の臨床試験の結果を発表。主要目標を達成できませんでした。

〇ミネルバ・ニューロ(NERV)+12.88%

一方、バイオ医療のNERVは、統合失調症治療薬候補の「ロルペリドン」の承認をFDAに申請。株価は上昇しました。

〇クレスコ・ラボ(CRLBF)+5.82%

ニューヨーク州の娯楽用大麻の販売解禁を控え、大麻株が上昇しました。

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【モルガン・スタンレーのレポート】

今年上半期の株安の多くはFRBの引き締めに起因していますが、

下半期は最終的に来年の業績予想で決まるとの見方も出てきています。

マイケル・ウィルソン氏率いるモルガン・スタンレーのストラテジストは29日にリポートを公開。

「ここから先、株式の軌道を決定するのは企業業績であり、業績には著しい下振れ余地があると当社ではなおみている」

とし、米国企業の業績の下振れの可能性を指摘。FRBよりもこのリスクに集中すべきだと述べています。

「将来の売上高の伸びと生産者物価指数の変化率の差」「名目国内総生産(GDP)の伸びと賃金の伸びの差」という二つの指標に注目するよう投資家にアドバイスを送っています。

ウォール街のストラテジスト、金利上昇が米企業に与える影響懸念

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【まとめ】

インフレの鈍化の兆しや景気後退のリスクなどから、

「FRBが利上げのペースを落とすのでは?早期利下げもあるのでは?」との期待から、7月以降上昇していた株価ですが、

ジャクソンホールでのパウエル議長の「経済が減速したとしてもインフレに対応するために積極的に利上げする」という趣旨の発言以降、

利上げとそれに伴う景気後退や企業の利益の鈍化の懸念が強まり、株価は下落しています。

ただ、今日は、ダウは一時プラス圏に、S&P500も下げ幅を一時縮めるなど、下値では値ごろ感からか押し目買いが見られる場面もありました。

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先週末はFRBが注目しているインフレ指標の一つPCEの鈍化と、個人消費の鈍化が発表されました。

今週も米経済に関する最新情報が投資家に提供される予定となっています。

8月30日(火)コンファレンスボード消費者信頼感指数
9月1日(木)ISM製造業景気指数
9月2日(金)米雇用統計

市場では9月のFOMCで0.75%の利上げを織り込む動きもでてきています。

バンクオブアメリカのストラテジストは雇用統計が強い内容となれば、0.75ポイント利上げに向けた環境が整う可能性があるとしています。

ただ、結局、この不安定な相場は、インフレがコントロールできているとFRBが判断する(目途がつく)までは続くと思われます。

インフレが落ち着いたとわかるのも、企業業績や見通しがどうなるかがわかるのも、おそらくまだ数週間から数カ月先のこととなります。

投資判断のミスの多くはメンタルによって引き起こされると言います。

あまり目先の株価や市場の動きに右往左往せず、長期的な視点を維持し、落ち着いてどっしりと構えることが大切だと思います。

資産配分

こうなってくると、市場から一旦降りる事や投資タイミングを計ることが一見とても賢明なように思えますが、それは上手くいく時もあればいかない時もある戦略です。

長期投資家の方であれば、分散されたPFのリスクとリターンの大部分を資産配分が決定するということ。つまり、投資タイミングの影響は元々わずかであること(頑張りどころはそこではない)

(そのうえコストがかかるし、コストを正当化しつつ出る時と戻る時、二度とも成功させるのはプロでも難しい) 

加えて、過去、多くの個人投資家が動き回ることで、

ただ黙っていた時に比べて自らリターンを押し下げてしまっているという研究がいくつもあることを忘れないようにしましょう。

長期的に、コストを正当化しつつ、市場を上回り続けられるだけのスキルや運や熱意がある方は別ですが、私は大多数の一般的な凡人なので、

FRBの政策や景気の変化に関わらず、航路を守り、拠出額をあげるなど、

自分自身に確実にコントロールできるところを頑張りながら、いつもどおり投資を続けていきたいと思います。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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