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VTIのリターン
VOOのリターン
バンガードの公式HPより引用。
昨年は米国株式市場全体に投資をするVTIよりも、
VOOの方が良いリターンとなりました。
ラッセル2000の昨年のリターンが約13.7%でしたので、
米中小型株のパフォーマンスよりも、
大型株のパフォーマンスの方が良かったからということが、
一つの要因として考えられます。
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【小型株効果について】
これは、切り取る期間にもよりますが、
全体としてここ10年ほどはVOOの方が良いリターンとなりました。
一方で、2001年くらいから見ると
(小型株が大きくS&P500をアウトパフォーマンスした、ITバブル後の時期を含めると)
VTIの方が良いリターン、シャープレシオとなります。
米国の小型株効果については、誤解したイメージを持っている方が割といます。
以前詳しく記事にしましたが、
米国の小型株は「常に」(大半の期間で)
大型株を上回るリターンをあげるのではなく、
「ある特定の期間」に大きく大型株をアウトパフォーマンスして、
貯金を作ることがありますが、
その他の期間は大型株とたいして変わらなかったり、下回ったり、
全体として大型株よりもリスクが高かったりします。
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【VTIとVOOのどちらがよいか】
VOOとVTIのどちらのリターンが高いかという質問は、
過去記事で紹介した通り、
1926年~2016年の間、
この二つの指数の相関は0.99(1が完全相関)と非常に高いものとなっています。
ただ、短期間のリターンを見て、
この二つの間をふらふら乗り換えるのはあまり意味がないと思います。
(税金等を考慮すれば不利になる可能性も)
より分散されていることは間違いありません。
また、それでも決められないという方は
幸い大手ネット証券では両方とも買い付け手数料が無料ですので、
もう、両方買ってもいいと思います。
リスク、リターン、相関、ほとんど同じなので、
そこまで意味があるかはわかりませんが。
繰り返しになりますが、
VOOとVTIでふらふら動き回ったり、
どちらがよいか考えるのは、自身の投資期間において、
サイコロの目が奇数か、偶数か考えるくらいのものなので、
あまり意味のある行動とは言えません。
そこに注力するよりは、そこはサクッと決めちゃって、
よりたくさん入金する方法などを考えた方が、
合理的に資産を増やせると思います。
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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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