『S&P500は3日続落』ジャクソンホール会議が心配な方へ。S&P500は投資家はどう乗り切ればよいか

投資まとめ

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【8月23日 米国株式市場】

ダウ    32,909 -0.47%  
S&P500     4,128 -0.22%   
ナスダック 12,381 -0.00% 

米国株式市場は3営業日続落。

ジャクソンホール会議を控える中、S&P500は小幅に下げて終えました。

ラッセル2000は+0.18と小型株は小幅に上昇。

VXUS(全世界株式除く米)も+0.27と上昇しました。

米10年債利回りは3.061%。+0.026と上昇。

VIX指数は24.11。+0.31と上昇しました。

【為替・コモディティー】

ドル円  136.78 -0.50%
NY原油  93.62 +3.61%
NY金   1,745 +0.64%

ドル円は136円台後半。135円台まで下げる場面もありました。

原油は急騰。一時4%上昇し94ドル台となりました。イラン産原油の供給が再開した場合、OPECプラスが減産する可能性を示唆したことが原因。

金は7営業ぶりに上昇しました。

ビットコインは21,493ドル。+0.45%と上昇しました。

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【S&P500マップ】
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一部のIT・ハイテク株には買戻しの動きも見られました。

【セクター】

エネルギー +3.62%
素材    +0.98%
一般消費財 +0.32%
資本財   +0.18%
情報技術  ₋0.25%
金融    ‐0.38%
生活必需品 ‐0.45%
公益    ‐0.63%
通信    ‐0.72%
ヘルスケア ‐1.39%
不動産   ‐1.45%

全11セクター中4セクターが上昇。

原油価格の上昇を受けて、エネルギー株が上昇。

弱い経済指標を受けて、不動産セクターは下落しました。

【スタイルボックス】

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サイズとスタイル別にみると小型株が小幅に上昇。

大型株も小幅な下落にとどまっています。

【個別株】

〇ズーム・ビデオ(ZM)‐16.54%

決算にて、通期の売上高および1株利益の見通しを下方修正しました。

〇メドトロニック(MDT)‐3.08%

EPS、売上高、ガイダンス、全て予想を上回る決算となりました。

〇りんり家

昨日、隣の新築工事の機械が、保有している物件の窓ガラスを破壊するというブラックスワンが起きました。

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【7月の新築住宅販売件数】

結果 51.1万件 予想57.5万件 前回58.5万件

高い住宅ローンと、中古住宅の不足から高止まりする住宅価格の中、予想を下回り、年率換算で12.6%減となりました。

住宅市場が腰折れするの可能性とともに、FRBの引き締めによる住宅市場の鎮静化が一定の成果をあげていることが示唆されました。

【8月の米総合購買担当者景気指数(PMI)】

8月のPMI速報値は45と7月の47.7から低下。コロナ過の2020年5月以来、2年3カ月ぶりの低水準となりました。

特にサービス業PMIは44.1と7月の47.3から低下。拡大・縮小の節目となる50を下回りました。

製造業PMIは51.3と7月の52.2から小幅に低下したものの、50を上回っています。

インフレや金融情勢の引き締まりを背景に需要が軟化し、サービス部門が特に低調でした。

S&Pグローバルによると、材料不足、納期の遅れ、金利上昇、力強いインフレ圧力など全てが顧客の需要を減退させたとのこと。

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【まとめと感想】

米国株式市場は3営業日続落。

好調な企業決算とインフレ指標の鈍化から、6月からのリバウンド相場が続いてきましたが、ジャクソンホール会議を前に、FRBの積極引き締めへの懸念が再燃。株価の上昇は一服しています。

今日発表された経済指標をみると、7月の米新築一戸建て住宅販売は前月比で減少し、2016年初め以来の低水準となりました。

また、8月の総合購買担当者指数(PMI)速報値は、2カ月連続で活動縮小を示しており、徐々にですがFRBの引き締めが効いてきていることを示唆する内容となりました。

オプション市場ではジャクソンホールを無風で通過するのではという動きが見られますが、全然ありうる可能性の一つだと思います。

ちなみに、ジャクソンホールでのFRB議長の講演当日に、S&P500の変動幅が1%を超えたのは過去10年間で1度だけとなっています。(もちろん今年どうなるかはわかりませんが)

さて、毎年今くらいの時期になるとジャクソンホール会議が話題となりますが、5年前、10年前のジャクソンホール会議の結果とその後の影響を今も覚えている方はどのくらいいるでしょう?

『喉元過ぎれば熱さを忘れる』ではありませんが、

恐らく今週の出来事も、5年といわず、早ければ2~3年後には、誰かに言われなければ、一生思い出さないような(笑)そんなありきたりな日常の一つとして過ぎ去っていくと思います。

長期投資家の方は、些細なほんの数日、数パーセントの株価の下落や、長期的には忘れてしまうくらいのとるに足らないイベントに右往左往したりせず、

長期的な視点と冷静さを維持し、いつも通りの落ち着いた投資を続けることが大切だと思います。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
『S&P500は3日続落』ジャクソンホール会議が心配な方へ。S&P500は投資家はどう乗り切ればよいか

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