「インデックス投資は絶対、ぜ〜ったい裏切らないんだから!」という発言に対して思うこと。

投資まとめ
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【寝言】

前半は私の寝言が続きます。

より重要な、この記事で書きたかった内容は【暴落や不確実性は当たり前】から最後までの部分になりますので、

SNS上の喧騒、雑音に興味のない方は前半は読み飛ばして、後半部分を読んで頂けると幸いです。

写真は今朝の十和田湖の様子です。NiceなBoatですね。

さて、この記事を書くきっかけをくれた秀次郎さんのツイートです。

きっかけをくださりありがとうございます。

ご本人とはほぼ絡みはないのですが、殿の方とはたまにやりとりをたまにしているので、甘々と稲妻で行こうと思います。

【無責任な情報発信者には気を付けろ】

「インデックス投資は絶対、ぜ〜ったい裏切らないんだから!」とインデックス投資家はよく発言するが、

私自身、そして親しくさせて頂いているインデックス投資家の方でこの手の発言をしている方はほぼいませんが、(どちらかと言えば、そういう可能性も備えようと発言しているのですが)

たまにごく一部の初心者の方やインフルエンサーを目指している情報発信者の方がこういう発言をしているのを目にすることがあります。

個人的には、割と「投資家が情報発信をしている」と「情報発信をして稼ごうとしている人が投資をネタにして動画や記事やSNSを使っている」は別物だと考えています。

個人的な印象ですが上記のような発言は、後者の方に多い印象を受けます。

彼らの多くは、主に情報発信をして彼ら自身が稼ぐことが目的ですから、時に間違った情報や無責任な情報、言い切りや断言、絶対など、普通の投資家が意図的に避けるような表現を平気で使ったりもします。

もちろん、中にはよく勉強して素晴らしい情報を発信している方もいますが、フォロワーや視聴者を集めよう、注目や話題を集めようと過激なことや都合の良すぎる、あるいは悪すぎる、極端な情報を発信している方も中にはいます。

情報の受け取り手の方が、しっかりと勉強し、当たり前の事実や基本を知り、過度な期待をしていなければ、20年後に株価が大暴落したとしても、裏切られるも何もありません(それは起こりうることです)。

真剣に自身の資産形成や未来の不確実性を考えているのであればそれが当然たと思います。

【秀次郎さんの表現はやや過激で極端か?】

また、日本のインデックス投資家の中では20年以上投資を続けた方がでてきていますが、(米国ではそれ以上)、

投資を開始して約20年後のコロナショックや今の市場の混乱でも全く暴徒化せず普通に投資を続けています。

ごく当たり前の知識のある普通のインデックス投資家の方であれば、市場が下落する可能性や上手くいかない可能性も十分考慮して、

自身の許容できる範囲の中で投資をしていると思われるので、これが通常かと思います。

そういう意味では、冗談やユーモアにしても「秀次郎さんの表現はやや過激で極端ではないか?」と個人的に思ったりもしますが、これがSNSではウケケが良いんでしょうね。

私は不器用なので、なかなかこういうことができません。

ただ、一つ言えるのは、インデックス投資家の雄、水瀬ケンイチさんから、「リーマンショックの時いろいろひどいことを言われた」という話を聞いているのですが、

 私自身は幸運にもコロナショックやトランプショック、今年など大きな下落の時に、そういうことを言われたことがないですし、(良識ある読者の皆様方や友人に恵まれたこと本当に感謝しています)

【投資は界隈ではなく、一人でするもの】

あと個人的には、株式投資は界隈ではなく、一人でやるものと考えているため(家族がいるのであれば家族単位での資産運用もあり)、界隈という表現があまり好きではありません。

結局、リスクを背負うのは自分自身ですし、投資判断もするのも自分自身ですから、

界隈や投資グループ、集団を指して、否定したり、勝手に心配したり、煽ったりするのは正直くだらないなと思ったりもします。

例えば、実際、私はレバナスに投資をしている方や所謂レバナス界隈の方の中の投資家の方でも、仲良くして頂いている方もたくさんいます。

どんな界隈にもいい人も悪い人も過激な人もいますが、その一部の方の行動で、界隈全体を否定したり、違う考えの投資家同士の対立をあおり、分断化するのもなんだかなあと思います。

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【暴落や不確実性は当たり前】

米国でバンガードが1975年にS&P500インデックスファンドを販売して以来、

(厳密には均等配分のウェルズファーゴのS&P500の方が先ですが)

インデックス投資家は、過去何度も下落や暴落、景気後退、高インフレ、世界的な事件や危機などに見舞われました。

【S&P500のドローダウン】
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これはドルベースものですが、10%の下落はたくさん。20%以上の下落もしばしば。40、50%の下落もありました。

リーマンショックの時などは、円ベースで考えるとダブルパンチで更に大きな下落となりました。

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【下落は当たり前のこと】

インデックス投資に限らず、リスク資産が下落することは当然ですし、株式市場が暴落したり長期低迷するのはごく当たり前のことです。

そういうリスクや不確実性があるからこそ、株式は預金や債券より高いリターンが期待できる、いわゆる「リスクプレミアム」があるといわれているわけです。

【どう備えるかが大切】

もし、リーマンショックやブラックマンデー、コロナショックみたいな事件や利上げや景気後退にが20年後とかにあっても、それはごく当たり前のことで、

インデックス投資家に限らず、株式投資家やリスク資産に投資をする投資家が当然引き受けるべきリスクであり、

仮に引き受けられられないのであれば、資産配分を調整して無リスク資産を増やしたり、人的資本や、株式市場に依存しない収入源を確保するなどして、備えることが大切だと思います。

投資期間やリスク許容度の変化に応じて、資産配分を調整しても良いですし、

例えば、老後2000万円必要なのであれば、比率ではなく金額ベースで2000万円は確保(利確)したうえで、投資を続けるというのも良いと思います。

例えば、4%ルールであれば、下落中にも無理に4%崩すのではなく、2%など取り崩し率を抑えたり、また予めそうできるように柔軟性のある支出計画にしておくなど、

将来や資産形成後期の暴落に備えてできることはたくさんあります。

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もちろん、それで暴落や長期停滞そのものを防げるわけではありませんし、完璧に資産を守ることができるわけではありません。

ですが、何も考えず、備えず、ノーガードでいくよりは資産をリスクや不確実性から守ることはできると思っています。

これを逆に「絶対に下落しない」とか「絶対に大丈夫」とか「必ず期待リターン7%で上昇する」と考えると、将来確率は低いけど普通に起こりうる未来を引いた時に痛い目を見ることになります。

つまり、過度な期待や楽観ではなく、嫌なくらいに現実を見て投資をすることが大切です。

また、結果が上振れしてくれる分には全然いいのですが、下振れを引いくと痛いので、

個人の性格にもよりますが、どちらかと言えば、予め、悲観的、厳しめな想定で構えておくのがいいのかなと私自身は考えています。

長くなりましたが、20年後、後悔しないように、油断せず、頭を使いながら、今できることをしっかりとコツコツ続けていくのが大切だと思います。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
「インデックス投資は絶対、ぜ〜ったい裏切らないんだから!」という発言に対して思うこと。

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