(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
しかし、今回、イールドカーブの一部がフラット化した理由はそれだけではなく、他にも複数の理由があると指摘します。
過去の経験と安易に同一視しないことが大切だと思います。
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
【3カ月債と10年債のスプレッドがより有効?】
マジヤレ氏は、過去のイールドカーブの逆転は、金利がすでに比較的高かった時、通常、景気拡大のさらに進んだ時期に起こったと指摘します。
また、パターソン氏は、「3か月国債と10年国債の間のスプレッドは、景気減速のより良い指標である可能性があるが、そのスプレッドは景気後退のシグナルを送っていない」とし、
短期債券ポートフォリオは、金利の上昇にあまり敏感ではないため、このような環境でも比較的うまく機能します。
そして、金利の上昇や債券利回りの上昇(債券価格の下落)は悪い面だけではありません。
マジヤレ氏は、「現在、および将来の収入を、より高い金利で投資(再投資)でき、より高い利益を期待できるようになるため、金利の上昇は債券投資家と貯蓄者にとって良いことです」と述べ
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
【まとめ】
さて、いかがだったでしょうか。
長くなったのでポイントをまとめると、
〇現在のような環境ではシグナルの解釈は困難だということ。
〇過去のイールドカーブの逆転と同一視しすぎないこと。
〇3か月国債と10年国債の間のスプレッドは、景気減速のより良い指標である可能性があること。
〇金利の上昇中や債券価格の下落中も、債券への分散投資は有効であること。
〇利回りの上昇により、将来より高い債券のリターンが期待できること。
こんな感じになります。
【感想】
債券投資をしてない方にはあまり響かない内容かもしれませんが(笑)
将来の自分自身や市場環境の変化に備え、債券などに関する知識を身に着けたり、使える手札を増やしておくことに、何一つ悪いことはないと思います。
また、『イールドカーブの逆転』など、よくニュースやSNSで騒がれる内容について、正しい知識を勉強しておくことで、極端な情報や売買や不安を煽るような意見に惑わされることは少なくなると思います。
ちなみに、バンガードの債券チームの債券のアクティブ運用は、ここ数年、成績がよく度々ニュース等で報じられていますのを目にします。アクティブ投資家の方であれば、彼らが何を見て何を考えているかを知ることは良いヒントになるかもしれません。
私は株式100%で運用するパッシブ投資家なので、イールドカーブの逆転に対して『投資家は過剰反応すべきではない』という彼らの見解「も」参考にしつつ、いつも通り投資を続けていきたいと思います。
いつもありがとうございます。
もしよかったら、応援クリックよろしくお願いします。
米国株ランキング
上の応援ボタン2つをクリック頂けると、
ものすごくありがたいです。毎日記事を書く励みになります。
「コインチェック」が「新規口座開設」と「入金」した方全員に2500円分のビットコインをプレゼントするキャンペーンを行っています。
実質10~15分で2500円ゲットできるチャンス。
2022年6月30日(木)まで→「コインチェックのHPへ」
2022年7月31日(日)まで
【余談】
ですが、もし、日本の実質金利が上がってくればまた債券が魅力的な資産クラスとなることはあり得ますし、将来リタイアする際や投資可能期間が短くなるなどした場合、私はPFに債券を加える可能性が高いと思っています。今のところそういう計画です。
現在だけではなく将来を見据えて、投資するしないに関わらず、国内外の債券について勉強してみるのもいいかと思います。
Amazon「【全面改訂 第3版】ほったらかし投資術」
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
米国債の『イールドカーブの逆転』に対して、投資家はどう対応すればよいか?【バンガードのレポートを紹介します】