【原則】過去10年間の米国株アクティブファンドとインデックスファンドのとある一つの傾向とは?

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【米国株ファンドのリターンとコストの関係】

下の図は、コストがリターンに与える影響を定量化するために、

過去10年間の米国の米国株ファンドの、

経費率と超過リターンの関係をグラフにしたものです。


横軸が経費率。縦軸がリターン。横の黒い直線がインデックス(ベンチマーク)

紺〇インデックスファンド。緑〇アクティブファンド。
00
2021年末時点。モーニングスターのデータを利用しバンガードが計算。

リターンはベンチマークから‐15~+15の範囲。コストは0~3%の範囲。メモリは傾きの相互関係を示すために標準化されており、直線は線形回帰を示す。一部ファンドはコストまたはリターンがメモリを超えているため表示はされていない。

パフォーマンスは基準価額ベース。リターンは米ドルで計算され、手数料を差し引いた後、再投資したもの。

全てのサイズ(大・中・小型)と

スタイル(バリュー・ブレンド・グロース)において、

コストが高ければ高いほど、リターンが低くなるという傾向があることがわかります。

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【アクティブもパッシブもコストが重要】

もちろん、例外的なファンドもほんの少し見てとれますが、

全体の傾向としては、コストが高くなればなるほど、ベンチマークを上回るアクティブファンドの数が減っていくことがわかります。

また、インデックスファンドも、その特性上、コストが高くなればなるほど、如実にベンチマークを下回っています。

【ポイント】

投資において確実なものはほとんどありませんが、

コストは確実に投資家のリターンを押し下げます

そして、複利はマイナス方向にも効いてきます

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米バンガードは、投資家は、アクティブとパッシブその両方において、

低コストに注目することで、高コストのファンドやポートフォリオをアウトパフォームする確率が高まるということが明確に示唆される。
と述べています。

【まとめ】

投信やETF投資家はもちろん、個別株投資家も、

実際に自身が手にする金額である、

コスト控除後のリターンを意識して投資をすることが重要です。

特に初心者の方は、どうやってリターンをあげるのかと同じかそれ以上に、コストをどうやって抑えるかを考えるとよいでしょう。

高リターンを得られるかはわかりませんし、追加リスクもある場合がほとんどですが、コストは自分の努力で確実に改善でき、手元に残るお金を増やせます。

上手い人やベテランの方ほど、税金やコストの抑え方に詳しく、しっかりとやっている印象があります。

インデックスファンドを選択する場合も、高い信託報酬のファンドではなく同じ指数に連動する低コストのファンドを選択することで、追加リスクなしに投資リターンを1%も改善できる場合もあります。

また、今後予想されている、低リターンの環境下では特にコストを意識して投資をすることが重要になってきます。

例えば、10%のリターンに対して1%のコストと、3%のリターンに対して1%のコスト。同じ1%のコストですが、重みが全然異なります。

耳タコと思われるかもしれませんが、

追加リスクなしで確実にリターンを改善できる数少ない手段の一つであるコストを今一度意識し、

改善できる点はないかなどを確認しつつ、今後も楽しく投資を続けていきましょう。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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