【VOO】S&P500は過去40年間で、年間平均14%の下落を経験しています。

投資まとめ

過去150年間の世界経済の成長率
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バンガードのレポート参照

上の図は、世界経済の実質GDPの前年比成長率を示したものです。

世界経済は、過去150年の間、何度か大きな危機に見舞われましたが、

それらを乗り越え、継続的に成長を続けてきました。

長期的な人類の成長に賭けるというのは合理的な選択のように思います。

コロナショックの影響。
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過去の米国株式市場の危機とコロナショックとの比較です。

例えば、2008-09年の金融危機の際には、

世界の株式市場は、約350営業日の間に50%以上下落しました。

今回のコロナショックは、世界の株式市場は約1ヶ月間で30%以上の下落となり、ボラティリティーは記録的な水準にまで急上昇しました。

株式市場のショックは最速でしたが最大級ではなかったことがわかります。

今回の下落を経験したからと言って過信は禁物です。

また、コロナショックがこれで終わりとは限りません。

ウイルスの機嫌次第といいますか、活動の活性化やより驚異的なウイルスへ変化する可能性も残しています。

結局のところ効果的なワクチンが全世界に行き渡るまで、大きな不確実性を残したままとなっています。

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米国株式市場の変動
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このグラフは、

米国株式市場の年間の最大利益・損益を過去40年に渡って示したものです。

緑の棒グラフが年間の最終的なリターンとなります。

米国株式市場は、過去40年間のうち33年上昇しました。

ブラックマンデー・ITバブル・リーマンショックを含む期間の中でも、年間のリターンは8割以上の確率でプラスとなりました。

その一方、2019年以外、どの年を取っても、

年初よりも一時的にマイナスリターンを経験しているということがわかります。(黄色のライン)

この期間、平均すると14%の一時的な下げが発生しています。

例えば、1980年のS&P500は、年間約32.5%(配当含む)のリターンを投資家にもたらしましたが、同年中には20%近くの下落もありました。

まとめ

S&P500や米国株式市場でも、

どんな好調な年でも、1年間一本調子で株価が上がり続けるというわけではありません。

途中で株価が下落する方が普通なのです。

ですから、一時的な市場の下落に動揺し過ぎないようにしましょう。

10%・20%程度の調整は、いつ起きても不思議ではありません。

もちろん、何がきっかけになるかはわかりませんが、

金利が正常化に向かったり、コロナウイルスの第二波が発生して、市場が一時的に暴落しても、

長期的にみれば米国株式市場は上がり続けると私は思います。

ですから、S&P500や米国株式投資をする時は、

当たり前の下落と上手に長く付き合っていくことが重要だと思います。

とはいえ、投資家にとってボラティリティの管理は難しいもの。

十分に余裕のある範囲で投資を続けていきましょう。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
【VOO】S&P500は過去40年間で、年間平均14%の下落を経験しています。

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