【朗報】S&P500はほぼ横ばいも、意外に良い決算発表が続く【5月のFOMC前にパウエル議長の最後の動きは?】

投資まとめ

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【4月19日 米国株式市場】

ダウ    34,411 -0.11%
S&P500     4,391 -0.02% 
ナスダック 13,332 -0.14%

米主要株価3指数は小幅に下落。

ラッセル2000は‐0.74%と小型株も下落。

VXUS(全世界株式除く米)も‐0.38%と下げました。

米10年債利回りは2.839%。+0.031%と上昇。

VIX指数は22.17。‐0.53と低下しました。

【為替・コモディティー】

ドル円  126.93 +0.41%
NY原油   107.64 +0.65%
NY金      1,979 +0.42%

原油と金は小幅に上昇。

米天然ガス価格が7%上昇。過去13年余りで最も高い水準まで高騰しています。

ドル円は、昨日の黒田日銀総裁の発言を受けて一時126円前半まで下げていましたが、

FRBが0.5%の利上げを複数回行うとする見方を背景に米債利回りが上昇。

これをを受け、一時126.98円と20年ぶりの高値を更新し、126ドル台後半で終えました。

ビットコインは40,716ドル。₊2.6%と上昇しました。

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【S&P500マップ】

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全体的にまちまちとなりました。

エネルギー・金融、大型ハイテク株などが上昇するも、

半数以上の企業が小幅に下げました。

【セクター】

エネルギー +1.51%
金融    +0.62%
一般消費財 +0.33%
情報技術  +0.32%
素材    +0.09%
通信    ‐0.16%
不動産   ‐0.27%
資本財   ‐0.38%
公益    ‐0.48%
生活必需品 ‐0.82%
ヘルスケア ‐1.12%

11セクター中5セクターが上昇

原油価格の上昇を受け、エネルギーセクターが上昇。

【スタイルボックス】

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サイズ、スタイル別にみるとややグロース株が大きく下げました。

特に中・小型グロース株は1%以上下げています。

【個別株】

〇ツイッター(TWTR)+7.48%

金曜日に取締役会がイーロン・マスク氏による買収の防衛策としてポイズンピルを採択したと発表。株価は上昇しました。

〇バンクオブアメリカ(BAC)+3.53%

決算を発表。融資が好調、トレーディング収入もアナリスト予想を上回り、予想ほど大きな減益となりませんでした。EPS0.80ドル(前年同期0.86ドル、市場予想0.74ドル)
〇ディディ・グローバル(滴滴)(DIDI)‐18.79%

10~12月期の決算を発表。赤字が膨らんだことやNY市場での上場廃止を検討していることが明らかとなり、株価は大きく下げました。

〇チャールズ・シュワブ(SCHW)‐9.44%

決算を発表。EPS、営業収益、純金利収入などが予想を下回り、株価が下落しました。

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【5月のFOMC前、最後の動き】

FRBのパウエル議長は、今週21日にイベントで発言するほか、国際通貨基金(IMF)主催のパネル討論会にラガルド欧州中央銀銀行総裁らと共に参加する予定です。

その後、FOMCメンバーは発言を控えるブラックアウト期間に入るため、今週のIMFのイベントが5月3日~4日のFOMC前の最後の発言機会となります。

既に、パウエル議長は0.5%の利上げについて言及し、市場もそれを織り込んでいますが、5月とその後のFOMCに向け、更に利上げやQTについて踏み込んだ発言する可能性があります。

米金利先物市場が織り込む、来月のFOMCで0.5%の利上げが決定される確率は96%。年内の累計利上げ幅は約2.15%と見込まれています

余程のサプライズがあれば市場は動揺すると思いますが、個人的には特に気にせずやっていきたいと思っています。

【決算シーズンが本格化】

決算シーズンが本格的に始まり、先週はS&P500企業の7%が決算を発表。

うち77%は予想を上回るEPS(1株利益)を発表し、まずまずのスタートを切りました。

ファクトセットによると、S&P500企業全体で5%の増益が予想されています。

通期のEPSの見通しは若干の低下が予想されていますが、

1カ月前に考えていたほどではないとの見方や、

米国内中心のサービス業など業種によっては、1株利益の見通しは良い可能性が高いとの予想もでています。

また、投資家は、前回の決算に引き続き企業のガイダンスに注目しており、企業が高騰するコストにどのように対応しているのかついてのコメントに注目しています。

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【まとめと感想】

決算シーズンとFOMCおよびパウエル議長の発言を控え、米国株式市場では様子見が続いています。

今年に入りインフレやFRBの利上げへの懸念から、米国株式市場は伸び悩んでいます。

昨年のS&P500の約28%の上昇はできすぎでしたし、今まで株価を引き上げてきた、低金利政策がUターンしようとしているわけですから、しかたありません。

投資には良い時期もあれば、我慢が必要な時期もあるものです。

その一方で、シンクロニー・フィナンシャル+6.2%。バンクオブアメリカ+3.6%など良い決算、予想を上回る決算だった企業の株価がちゃんと上がっていることにも注目です。

今後、数カ月~数年は「インフレ」VS「FRB」VS「米企業の業績&米経済」の三つ巴の戦いが続きます。

今までのように何を買っても大抵儲かるという相場ではなくなる可能性が高いので、

米個別株に投資をする方は逆風の中でも、前へ進み続けることのできる優良企業や安定している企業をしっかりと選択することが大切です。

動的な戦略を採用する方にとっては、今後難しい展開が続くと思いますが、こういうサイクルの変わり目にどう動くのかが腕の見せ所だとも思います。

私は自身は前々から金利やインフレが変化するものと割り切って投資をしていますから、

変に右往左往せず、今まで通り基本に忠実なパッシブ運用を続けながら、自身のコントロールできることに注力していきたいと思います。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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