【Nasdaq+2%】S&P500は3日ぶりに反発・グロース株や旅行株が牽引!【14日のまとめと感想】【デルタ航空+6.21%】

投資まとめ

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【4月14日 米国株式市場】

ダウ    34,564 +1.01%
S&P500     4,446 +1.12%
ナスダック 13,643 +2.03%

米主要株価3指数は3日ぶりに反発。

グロース株が市場を牽引し、Nasdaqは2%以上上昇しました。

3月の米卸売物価指数はインフレを示唆するものでしたが市場はこれを無視。

決算シーズンスタートし、明るいデルタ航空の決算が旅行株を引き上げました。

ラッセル2000は+1.92%と小型株も上昇。

VXUS(全世界株式除く米)も+1.18%と上昇しました。

米10年債利回りは2.703%。‐0.024%と低下。

VIX指数は21.82。‐2.44%と低下しました。

【為替・コモディティー】

ドル円  125.67 +0.27%
NY原油   104.29 +3.67%
NY金   1,976 +0.21%

原油先物は続伸。プーチン大統領がウクライナとの和平交渉について行き詰まったとの認識を示したことを受け、供給逼迫懸念が高まりました。

また、IEAはロシア産原油について、制裁と購入見送りの影響が本格化するのは5月以降との見方を示しました。

ただ、中国の新型コロナウイルス流行に伴う需要減少、OPECプラスの増産、米国などIEA加盟国の戦略石油備蓄放出により、原油市場が急激に供給不足に陥ることはない見通しとのことです。

ビットコインは41,180ドル。+2.73%と上昇。

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【S&P500マップ】

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テクノロジー株は大きく上昇。

大手テクノロジー企業は市場に占めるウェイトが大きいため、指数の上昇や下降に大きな影響を与えます。

IT・ハイテク株だけではなく、金融と公益など一部の銘柄を除き幅広いの銘柄が上昇しました。

【セクター】

一般消費財 +2.51%
情報技術  +1.59%
素材    +1.46%
エネルギー +1.36%
通信    +1.30%
資本財   +0.97%
生活必需品 +0.69%
ヘルスケア +0.43%
不動産   +0.41%
金融    ‐0.08%
公益    ‐0.17%

11セクター中9セクターが上昇。

IT/ハイテク株の他、原油価格の上昇を受け、エネルギーセクターも上昇。

デルタ航空の明るい決算によって、旅行業界の全体が大きく上昇しました。

【スタイルボックス】

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全てのサイズ・スタイルで上昇。

特にグロース株と小型が大きく反発しました。

【個別株】

〇JPモルガン (JPM)‐3.22%

第1Qの決算を発表。営業収益は予想を上回ったものの、前年からの反動で1株利益が41%の大幅減益。EPSは2.63ドルと予想2.72ドルを下回りました。

債券・為替・商品および株式トレーディングの収益は予想を上回っていたものの、投資銀行部門は予想を下回りました。

また、ロシアのウクライナ侵攻による市場の混乱に関連して5.24億ドルの損失を計上。株は売られました。

〇デルタ航空(DAL)+6.21%

燃料費用などコスト増加により、純損益が赤字となりましたが、売上高は市場予想を上回り、調整後1株当たり損失も₋1.23と予想‐1.27より堪えました。

バスティアンCEOは「オミクロン株の影響が薄れる中、需要は力強く回復して3月単月では黒字に転換し、実質営業利益率は10%に達した」と指摘。

4~6月期についても「実質営業利益率は12~14%となり、堅調なフリーキャッシュフローが創出される」とし、

堅調な旅行需要を受け、2019年4~6月期の93~97%に回復するとの力強い予想を示したことで株価は上昇。

この力強い決算を受け、航空会社、クルーズ会社、ホテル等の旅行関連株が上昇。

ライバルのアメリカン航空も10.6%上昇した他、サウスウエスト航空+7.5%とユナイテッド航空+5.6%も上昇。

カーニバル+5.4%とロイヤル・カリビアン+4.6%などクルーズ船なども上昇しました。

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【ウォーラーFRB理事の見解】

13日、FRBのウォーラー理事は、インフレが「ほぼ」ピークに達したと確信しているものの、なお積極的な利上げが必要という見解を示しました。

0.5%の利上げを正当化しているとし、5月と更におそらく6、7月に0.5%利上げを実施することを選好すると述べました。

FRBが可能な限り迅速に金利を中立水準に引き上げ、年後半までに中立水準を上回るようにする必要があるとした上で、景気後退を招くことなく金利を引き上げることは可能という認識を示しました。

妥当かつ心強い見解ですね。本当に上手くいくことを願っています。

【3月の米卸売物価、前年比11.2%上昇】

3月の卸売物価指数(PPI)

〇総合
前月比+1.4%   予想+1.1%  前回  +0.9%
前年比+11.2% 予想+10.6% 前回+10.3%

〇コア
前月比 +1.0% 予想+0.5% 前回+0.4%
前年比 +9.2% 予想+8.4% 前回+8.7%

モノとサービスを合わせた総合指数が前年同月より11.2%上がり、比較できる2010年11月以降で最大となりました。

伸び率は前月から0.9ポイント高まっていましたが、市場はこれをあまり重要視しませんでした。

経済指標は過去を表し、株式市場市場は未来を織り込むというやつでしょうか。

前日の米消費者物価指数(CPI)はインフレ高騰のピークアウトを示唆する内容でした。

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【まとめと感想】

第1Qの決算シーズンが本格的に始まりました。

今夜は保険会社のユナイテッドヘルス・グループ、銀行のウェルズ・ファーゴとシティグループなどが予定されています。

個別株投資家にとっては忙しい季節がやってきましたが、寝不足には是非ご注意ください。

時間外の決算やニュース、株価の動きに対応したい方は、米国株の時間外取引が可能な「マネックス証券 」を活用することをお勧めします。

さて、今回の決算では、インフレが各企業の利益をどの程度圧迫しているかに注目が集まっています。

各企業はコスト上昇を補い、マージンを維持・拡大するために値上げを行っていますが、

昨晩決算発表があったベッド・バス&ビヨンドは、サプライチェーンの問題が引き続き売上を圧迫しているとアナウンスし、1.2%下落しました。

投資家は、今後数週間にわたって多くの企業が決算を発表する中で、米国企業や米国の消費者がインフレによる圧力にどのように対処しているか、より詳細な最新の情報を得ることになります。

木曜日には商務省が3月の小売売上高を発表し、消費者が支出を控えているかどうか、またどこで控えているかが示される予定です

BMOウェルス・マネジメントのチーフ投資ストラテジスト、Yung-Yu Ma氏は、「(インフレの)現在、ピークが見えていると確信している」と述べる一方で、

「インフレは一見ピークに見えるが、コスト圧力が市場に浸透しているため、しばらくの間は続くだろう」と見解を示していました。

「インフレ」VS「FRBの利上げ・引き締め」VS「企業業績・米国経済」というバトルが今後数カ月~数年にわたって続くわけですが、

短期的には今の決算シーズンと5・6月の利上げ、そして不確実な要素としてウクライナ情勢等が一つの転換点になると思います。

インデックスファンドを用いて長期投資をする方は、特に気にする必要はないのですが、アクティブに投資をする方にとっては腕の見せ所になると思います。

今週4月15日、金曜日はグットフライデイのため、米国株式市場は休場となります。

ですので、株価は・・・(笑)

せっかくなのでたまには米国株式市場のことを忘れて、よい週末を過ごす計画を建てるもの良いかと思います。

私たちの人生も、投資家の戦いもまだまだ続きます。

私は勝てない戦いはしない主義&「人生を楽しんだ方が勝ち」といいうか、お金よりもそこに価値があると思いますので

経済指標や決算を楽しみつつ、いつも通りVOOなどに投資を続けていきたいと思います。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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