【S&P500は3連騰】不安定ながらも株価は上昇。今後の懸念に長期投資家はどうむきあうべきか?【HYMC +81.25%】

投資まとめ

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【3月29日 米国株式市場】

ダウ    34,955 +0.27%
S&P500     4,575 +0.71%
ナスダック 14,354 +1.31%

米主要株価3指数はそろって上昇。

S&P500は3営業日続伸となりました。

ラッセル2000は+0.004%とほぼ横ばい。

VXUS(全世界株式除く米)は‐0.18%と小幅に低下。

米10年債利回りは2.455%。‐0.038%とやや低下。

VIX指数は19.63。‐1.18と低下しました。

【為替・コモディティー】

ドル円  123.83  +1.45%
NY原油   103.44 -9.18%
NY金   1,933 -1.04%

ビットコインは47,936ドル。+2.25%と上昇しました。

〇原油価格が急落。

コロナウイルスの感染が広がる中国上海市の東半分で、ロックダウン(都市封鎖)が導入されたことを受け、原油需要が減退するとの警戒感が広がりました。

〇ドルは対円で7年ぶり高値を更新。

日銀が長期金利の上昇抑え込みに向けて、連続指し値オペを実施すると発表。日銀と他の主要中銀との金融政策の格差が浮き彫りとりました。

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【S&P500マップ】

00..

エネルギー株や金融株が軟調だったものの、

大型ハイテク株やテスラの上昇が指数を引き上げました。

エクソンモービルは‐2.8%。JPモルガンは‐0.74%下げました。

【セクター】

一般消費財 +2.67%
不動産   +1.28%
情報技術  +1.23%
ヘルスケア +0.74%
公益    +0.62%
生活必需品 +0.41%
通信    +0.27%
資本財   +0.03%
金融    ‐0.30%
素材    ‐0.46%
エネルギー ‐2.56%

全11セクター中8セクターが上昇。

影響力の大きいテスラに牽引され一般消費財が特に上昇しました。

原油価格の低下を受け、エネルギーが2.5%下げました。

【スタイルボックス】
00..

バリュー株が小幅に下落。コアとグロース株が上昇。

特に大型グロース株が上昇しました。

【個別株】

 〇プラントロニクス(POLY)+52.81%

HPが同社を33億ドルで買収することで合意。1株40ドルでの現金での買収とのこと。

〇ハイクロフト(HYMC)+81.25%

金属採掘のハイクロフト・マイニングがATM方式での増資を完了したことを発表。株価は急騰しました。

〇テスラ(TSLA)+8.03%

テスラは、投資家にテスラ株式の分割を巡り承認を要請すると表明。株価が急伸しました。

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【利上げは折込済み?】

市場ではインフレの抑制のため、FRBの積極利上げへの期待が高まっています。

一部では5月と6月のFOMCにて、0.50%の大幅利上げを2度実施するのではとの見方も出ています。

ただ、株式市場もすでにその辺は了解しており、米国債利回りの上昇も織り込み済みとみている運用担当者が増えているとの報道もされています。

今のところは堅調なものの、景気への影響を不安視する声も一部ではあり、今後の経済指標の発表や企業決算に注目が集まっています。

今週は、火曜日に3月の消費者信頼感指数を発表する。木曜日に2月の個人所得と支出、金曜日に3月の雇用統計の発表があります。

【逆イールド】

米国債市場で、3年債や5年債と10年債利回りが逆転する、いわゆる逆イールドが発生しています。

一時5年債と30年物の間でも、2006年以来の逆イールドが発生しました。  

米株式相場のピークは逆イールド発生からだいたい1年後となる傾向があるといわれています(そうでなかった場合もあります)。

また、逆イールドと景気後退の関係には時間差があり、時差は2年以上にも及ぶことがあります。

その間どのくらい株価が上昇し、その後どの程度下落するのかはわかりません。

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【まとめと感想】

終値ではプラスとなった米国株式市場ですが、

引き続き、原油価格やウクライナ情勢のニュースによって、

株価が上下に揺さぶられる不安定な状況が続いています。

ストラテジック・ファンズのマーク・ロプレスティ氏は以下のように述べています。

「非常に多くの要素が作用しているため、相場の意味を理解するのが難しい状況だ」

「しかし結局のところ、米経済は依然として力強く、米消費需要も力強さを維持している。雇用市場では改善が続いている。これらは全て、米経済の基盤が健全であることを示唆するとみられる」

ブルームバーグ

私も「現状は」そのお通りだと思います。

ただ、株価は未来を織り込み、経済指標は過去を示すものですから、

そのギャップや今後の変化には注意する必要があると思います。

逆イールドに関して言えば、その発生「のみ」を理由にPFや資産配分を「大きく」動かすのは、個人的にはあまり好みません。

こういう相場や市場だとどうしても目先の動きやニュースが気になってしまう方もいるかと思います。

短・中期的な戦略で投資に臨んでいる方はもちろんそれでいいと思います。

しかし、長期的な戦略で投資をしている方であれば、近視眼的になってはいけません。

ノイズや市場の喧騒からは距離を置き、自身の航路を守りながら、自身のやるべきことをしっかりとやることが大切だと思います。

私は今まで通りの資産配分を維持し、いつも通りの投資を続けていきたいと思います。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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