これから米国株(S&P500)投資を始める方に大切な事。【GSは失われた10年を警戒】

投資まとめ

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【GS・失われた10年を警戒】

 ゴールドマン・サックスは、米国株と米国債60:40ポートフォリオについて、

成長とインフレの組み合わせがより困難になり、バリュエーションが引き伸ばされると、失われた10年に直面する可能性があるとし,次のサイクルでは株式と現金の配分を増やすことを示唆しています。

米国の60/40ポートフォリオの「失われた10年」は過去何度も発生しており、多くの場合、強力な強気の相場の後に発生しています。

【米国資産のリターンの低下】

米国のインフレや低成長、高バリュエーション等により、バンガード、ブラックロック、GMOなど多くの運用会社が今後10年の米国株のリターンの低下を予想しています。

参考→過去記事「米バンガードの市場の見通し」

また、米バンガードは最近でも60/40のポートフォリオの有効性を主張していますが、

それでも歴史的な低金利の環境が続いているため、過去の60/40PFの実績よりも債券部分のリターンも低くなることが予想されてます。

シーゲル教授は「従来型の株式60/債券40のポートフォリオは低金利時代にそぐわない」として、75:25のPFを勧めていましたが、こちらは自身のリスク許容度とよく相談する必要があると私は考えます。

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【失われた10年は珍しいものではない】

昨年、GMOのポートフォリオストラテジストPeter Chiappinelli氏は、

失われた10年の可能性は「危険なほど高い」

「60/40モデルの失われた10年は珍しいことではない」と述べていました。

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以前も紹介しましたが、60/40ポートフォリオもS&P500も、過去10年近く振るわない時期が何度かありました。

私達自身の都合や投資・資産形成計画なんて、米国株式市場は知ったことではありません。

自分が最も資産を増やしたい時期や、退職後、取り崩していく時に、そういう10年が起きても何ら不思議ではありません。

そういう可能性も十分織り込んで、自身の投資環境やリスク許容度に合わせて、無理のない、現実的な、投資計画を立てることが大切だと思います。

株式市場や未来予測の限界を理解し、株式以外の収入源(労働収入、事業収入など)を持つ事も良いと思います。

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【Peter Chiappinelli氏の反省】

先程のPeter Chiappinelli氏はもう一つ、おもしろい発言をしています。

ここ数年の米国株のアンダーウェイトしたことによるリターンの低下について、

「私たちのバリューバイアス、米国株式へのアンダーウェイトおよび新興市場株式へのオーバーウェイトは、高価な資産がより高価になり、安価な資産がより安くなったため、期待どおりに機能しませんでした」

長期的には平均回帰が起こるとよく言われる株式市場ですが、1つのレジーム(期間)において平均乖離する事も普通にあります。

ここら辺が投資の難しく、おもしろい所だと思います。

【これから米国株投資をする方へ】

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市場予測に基づいてポートフォリオを動かすのは上手く行く時もあればいかない時もある戦略です。

私自身はそもそも予想を当てる自信がないことと、PF動かす時にかかるコストが嫌なので、予測に基づいて動的にPFを動かす戦略は採用していません。

腕と自信がある方以外はやらない方がよいでしょう。

もう一点、幸いにもPeter Chiappinelli氏は「アンダーウェイト」だったのでまだ助かりましたが、

未来を予測し、その結果が悪いからといって、米国株から全降りするものあまりいい策とは私は思いません。

投資をする時は、自分の予想や考えが外れた時どうするかも考える事が重要です。

もし、これからS&P500や米国株に投資をする方は、

今後10年間の米国株式市場のリターンがあまり良くなくても、楽しく幸せな良い人生が送れるような形・範囲で投資をすることが大切だと思います。

私は今まで通りの投資を続けていきたいと思います(^_^)voo

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
これから米国株(S&P500)投資を始める方に大切な事。【GSは失われた10年を警戒】

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