財務省のHPを見て唖然とした話。「日本のデフォルトは考えられない!」by財務省

投資まとめ

【財務省のHPを見てみた結果・・・】

昨日、ふと気になったことを調べようと、

今ちょっと話題の財務省のHPを見ていました。

財務省のHPはこちら「https://www.mof.go.jp/

【1コマオチ漫画かな?】

トップページのピックアップ情報はこんな感じでした。

00.


え、1コマオチ漫画かな?

ちなみに画像はPCですが、スマホからでもだいたいこんな感じになっています。

いやいや、まさか、そんなはず・・・・

画像やイメージだけで決めつけるのは良くないと、

それぞれのピックアップ記事を読んでみました。

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【左の記事】

左の記事はこんな感じです。

00.

https://www.mof.go.jp/policy/budget/fiscal_condition/related_data/202104_kanryaku.pdf

【ワニの口】

例えば、今話題のワニの口を持ちだし、

(日本は)「どのくらい借金に依存してきたのか」と読み手に語り掛けます。

00

本文はこんな感じ。

これまで、歳出は一貫して伸び続ける一方、税収はバブル経済が崩壊した1990年度を境に伸び悩み、その差はワニの口のように開いてしまいました。また、その差は借金である公債の発行で穴埋めされてきました。足もとでは、新型コロナウイルス感染症への対応のため、歳出が拡大しています。

でも、この表現は絶妙に上手いと思います。

「だから、悪い・やばい」とは一言も言ってはいませんから(笑)

「それってあなたの感想ですよね」「勝手にそう思いこんだだけですよね」という言い訳が使えます。

でも、このページだけではなく、全体を通して普通に読んだ方は、

なんとなく「国の借金がやばそう、危なそう」という一定の印象・イメージを持つと思います。

それにしても上手く明言を避け、

また一方では上手く事実を切り取って話していると思います。

流石ですね。痺れます。

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【日本財政危機―子どもたちの未来のために】

直接的な表現はあったりなかったりしますが(笑)

全体的な内容としては、

〇財政悪化がやばいですよ。

〇社会保障費増大しています。

〇消費財引き上げしたいです。

〇プライマリーバランス黒字化を目指します。

という感じの内容に私は思えました。

現役事務次官、矢野康治著した

決断!待ったなしの日本財政危機―平成の子どもたちの未来のために 」からもわかるように、

「日本の財政がやばい」

これが財務省のやり方、考え方なのでしょう。

私も大人ですから野暮なツッコミはしません。

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【右の記事】

それでは、ほんの数cmとなりにある右側の記事を見てみましょう。

00

・・・・・・・・・・・・・・

え?「財政がやばい、大変だ」

と言っている国の国債を、自国の子供に勧めるとか、

財務省は鬼なのかな?

いつまでも割れない愛と元本で私をつつんでくれる個人向け国債(NO、NO、Broken)

国債デビューは大人デビューだそうです。

00

ええ・・・・(困惑)

00

いや、個子ちゃんはかわいいし、

個人向け国債変動10年も良い投資対象の一つだと思いますよ。

でも、両方の記事を見た時に感じる、

このモヤモヤ感、どことなく感じる矛盾に、なんだかなあと思ってしまします(笑)。

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【最後に】

さて、悪ふざけはこのくらいにして、

最後に少しだけ真面目なお話。

財政はやばいのか、大丈夫なのか。

財務省の公開いる「外国格付け会社宛意見書要旨」を見てみると、

財務省のあまり知られていない一面とその答えが載っています。

【日本のデフォルトは考えられない By財務省】

引用します。

(1)日・米など先進国の自国通貨建て国債のデフォルトは考えられない。

デフォルトとして如何なる事態を想定しているのか。

 

※財務省はデフォルトは考えられないと明言しています。

むしろ「デフォルトとして如何なる事態を想定しているのか」と怒っています。

最も財政を心配している財務省が、言いきっています。

更にそれ以外の経済のファンダメンタルズは良好だとしています。

(2)格付けは財政状態のみならず、広い経済全体の文脈、特に経済のファンダメンタルズを考慮し、総合的に判断されるべきである。
 
例えば、以下の要素をどのように評価しているのか。

〇マクロ的に見れば、日本は世界最大の貯蓄超過国

〇その結果、国債はほとんど国内で極めて低金利で安定的に消化されている

〇日本は世界最大の経常黒字国、債権国であり、外貨準備も世界最高

 
いろいろな意見もあると思いますが、ここら辺は日本の強みの一つだと思います。

少なくとも、日本は未だ世界の中でも優れた経済のファンダメンタルズを有している国の一つですし、

財務省もそのことをより強く訴えています。

(3)各国間の格付けの整合性に疑問。次のような例はどのように説明されるのか。

〇一人当たりのGDPが日本の1/3でかつ大きな経常赤字国でも、日本より格付けが高い国がある。

〇1976年のポンド危機とIMF借入れの僅か2年後(1978年)に発行された英国の外債や双子の赤字の持続性が疑問視された1980年代半ばの米国債はAAA格を維持した。

〇日本国債がシングルAに格下げされれば、日本より経済のファンダメンタルズではるかに格差のある新興市場国と同格付けとなる。

 
(3)は覚えておくと思い白い情報かと思います。

・・・・・・

とまあ、こんな感じで

財務省は海外に向けて、この他にも強く日本の財政や経済のファンダメンタルの強さを発信しています。

00.

どうして国内に発信しないんだい?

と、言うことで、

現状日本が財政破綻する可能性はまずありませんから、

政治家や官僚や財務省の方々には、自分達の利益、権益のためではなく、

真に国や国民にとって利益ある行動をとって欲しいと思う今日この頃です。

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財務省が場面に応じて二枚舌を使う不誠実な組織でなく、

真に日本の将来のために奉仕する組織であることを願います。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
財務省のHPを見て唖然とした話。「日本のデフォルトは考えられない!」by財務省

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