ダウとS&P500は最高値更新も消費者信頼感指数が予想外に低下。中国の景気刺激策やエヌビディアの上昇が指数を支援。

投資まとめ


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【9月24日 米国株式市場】

ダウ    42,208 +0.20%
S&P500     5,732 +0.25%

ナスダック 18,074 +0.56%

米国株式市場は続伸。S&P500は今年41回目の最高値更新。ダウも最高値更新をしました。

ハイテク株の比重が高いナスダック100はエヌビディアの上昇を受けて+0.5%上昇。

中国政府の景気刺激措置発表を受け、同国との経済的つながりが強い銘柄や鉱業株も買われました。

ラッセル2000は+0.17%と小幅に上昇。

VXUS(全世界株式除く米)は+1.39%と大きく上昇しました。

米10年債利回りは3.734%。‐0.004%とほぼ横ばい。

VIX指数は15.39。‐3.15%と低下しました。

【為替・コモディティー】

ドル円  143.15 ‐0.32%
NY原油  71.54 +1.66%
NY金      2,659 +1.18% 


日銀の植田総裁の「時間的な余裕はある」発言を受け、市場では早期の追加利上げ観測が後退。円相場は対ドルで一時144円台後半まで下落。

中国が景気浮揚策を発表したことを受け原油は反発。イスラエルの攻撃で中東情勢が緊迫したことも要因。

金スポット相場は4営業日続伸し、最高値を更新しました。


ビットコインは64,115ドル。+1.23%と上昇しました。

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【S&P500マップ】
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【セクター】
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【スタイルボックス】
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【個別株】

ビザが5.5%安。米司法省がデビットカードをビザが独占しているとして、反トラスト(独占禁止)法違反の疑いで民事提訴しました。

エヌビディアは4%上昇。フアン最高経営責任者(CEO)が保有株の売却を終えたとの報道がありました。

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【経済指標】

9月米消費者信頼感指数 98.7(予想 104.0・前回 103.3)

・現況指数 124.3(前月 134.4)
・期待指数 81.7(前月 82.5)

9月の米消費者信頼感指数は98.7と、前月の103.3から低下し予想も下回りました。

低下幅は2021年8月以来最大となり、労働市場と経済全般の先行きへの懸念が反映される形となりました。今後6カ月の期待指数、現況指数も低下。

所得や労働環境の短期的な見通しを示す期待指数は81.7となりました。期待指数は80を下回ると景気後退(リセッション)リスクが高まっていると示唆されます。

株式市場は9月の米消費者信頼感指数が予想外に低下したことを受け、一時上げ幅を縮小する場面もありました。

7月の全米ベースの住宅価格指数は前年同月比5%上昇。6月の5.5%上昇に比べて伸びが鈍化した。住宅ローン金利が依然高水準にある中、購入が手控えられました。

FRBのボウマン理事は、米金融当局は「慎重な」ペースで利下げを行うべきだと主張。インフレリスクは残っており、労働市場は著しく軟化しているわけではないと発言。

一方で、シカゴ連銀のグールズビー総裁は、労働市場を守り経済を支えるには金利が「大幅に」に引き下げられなくてはならないとの見解を示しました。


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【まとめ】

9月米消費者信頼感指数はイマイチでしたが、中国の景気刺激策、日銀の植田総裁の発言、FRB関係者の発言などを消化しつつ、米国株式市場は引き続き続伸。

市場は27日の個人消費支出(PCE)指数の発表を待つ形となっています。

ゴールドマン・サックス・グループのチーフ米株ストラテジスト、デービッド・コスティン氏は、米大統領選の結果が判明すれば、米株式相場は一段と上昇するとの見通しを示し、S&P500について、今から1年後には約6000に達するとの予想を示しました。

数字自体は現在の水準から1年で+5%なので全然ありうる範囲なのですが、同氏は「ただその前に、まず投資家は恐らく向こう数週間に市場の混乱を乗り切る必要があるだろう」とも指摘しています(ブルームバーグ)。

期末が接近していることや、10月に入れば大統領選が大詰めを迎え、11月の選挙前の数週間はある程度激しい売買が予想されるとの声も市場ではあります。

一応、過去を振り返ってみると意外と過去の大統領選挙前後でボラティリティが急に高まるというデータはないのですが、もしそうなった場合も動じないよう今から心構えはしておきましょう。

私は市場が混乱したら喜んで株を買いたいと思います。が、混乱しなくても普通に買います。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
ダウとS&P500は最高値更新も消費者信頼感指数が予想外に低下。中国の景気刺激策やエヌビディアの上昇が指数を支援。

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