【ドル円141円台】ダウは最高値を更新。S&P500も最高値に迫る!も、割高感や高すぎる期待が警戒される【欧州の利下げは遠いか】

投資まとめ
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【12月14日 米国株式市場】

ダウ    37,248 +0.43%
S&P500     4,719 +0.26%
ナスダック 14,761 +0.19%

米国株式市場は小幅に続伸。ダウは最高値を更新して終えました。S&P500も最高値更新まであと1.数%に迫っています。

前日のFOMCを受けて、来年FRBが数回の利下げが行われるかもとの期待や景気後退を伴わないソフトランディングへの期待が米株式市場を支援しています。

ラッセル2000は+2.72%と小型株は大きく上昇。

VXUS(全世界株式除く米)も+1.02%と上昇しました。

米10年債利回りは3.915%。‐0.124と低下。

VIX指数は12.47。+2.03%と上昇しました。

米10年債は8月以来の4%割れとなりました。

【為替・コモディティー】

ドル円  141.81 ‐0.75% 
NY原油  71.66 +3.15%
NY金   2,035 +0.47%

ドル円は141円台後半。

原油と金も買われました。

ビットコインは42,977ドル。+0.11%と小幅に上昇しました。

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【S&P500マップ】
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テスラは4.9%上昇。出来高も370億ドルとなりました。銀行株や自動車株、住宅関連株など割安な銘柄が買われ、一部の大型グロース株などが売られました。

【セクター】

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エネルギーや不動産など、今年アンダーパフォームしてきたセクターが買われました。

【スタイルボックス】
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大型グロース株が下落。小型株やバリュー株などが買われました。

【個別株】

アドビ<ADBE> ‐6.35%

アドビは決算を発表し下落。24年度の通期見通しが予想を下回り、新たなAIツールが業績を押し上げると期待していた投資家を失望させた格好となりました。米連邦取引委員会(FTC)が同社のユーザーに対する解約慣行を調査していることも明らかとなりました。

モデルナ +9.25%

ワクチンのモデルナが大幅高。メルクと開発した個別化ワクチンについて、進行した皮膚がんの再発を3年間防ぐ効果があるとの新たな研究結果が明らかにされました。

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【米小売売上高】

11月米小売売上高
○前月比 0.3% 予想 ‐0.1%・前回 ‐0.1%
11月米国 小売売上高(除自動車)
○前月比 0.2% 予想 ‐0.1%・前回 0.1% 

11月の米小売売上高は市場予想の0.1%減に反して増加。年末商戦が好調なスタートを切ったことやガソリン価格の下落が消費を後押しし、指数を押し上げました。根強いインフレや借り入れコスト上昇という逆風考えると、米国の個人消費は市場の想定以上に持ちこたえていることが示唆されました。


【新規失業保険申請件数】

○新規失業保険申請件数
(12/9までの週)20.2万件 予想 22.0万件 前回 22.1万件
○失業保険継続受給者数
(12/2までの週)187.6万人 予想 187.9万人 前回 185.6万人

新規失業保険申請件数も予想を下回り労働市場が堅調であることが示唆されました。

【欧州の利下げはまだか】

今週は米国以外の中央銀行も会合を予定しており、金融市場と経済の緩和的な状況への方向転換が世界規模になるのではないかとの期待が高まっていましたが、欧州中央銀行とイングランド銀行はいずれも利下げがまだ先であることを示唆しました。

欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は、2会合連続の金利据え置きを決めた政策委員会後の記者会見で、インフレについて「決して警戒を緩めてはならない」「利下げについては全く議論しなかった」と発言。

イングランド銀行(英中央銀行)のベイリー総裁もインフレ退治はまだ道半ばだと言明しました。

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【まとめ】

ダウは最高値を更新。S&P500も最高値まで2%圏内まで接近しました。ただ、日本人投資家にとっては為替の影響でそこまで上昇を感じていないかもしれません。 

S&P500はバリュエーションでも、テクニカル分析においても「買われ過ぎ」の水準となっており、株価が下げやすい状況となっている可能性があります。特にその傾向が強かった一部の大型グロース株には売りが入りました。

フェドウォッチを見ると、トレーダーらはFRBがFF金利を来年少なくとも1.50%ポイント引き下げる可能性が高いと予想しています。 これはFOMCメンバーの予想中央値0.75%ポイントの2倍ほど引き下げるという予想です。
ゴールドマン・サックスのエコノミストらもFRBが来年3月、5月、6月の各会合で主要金利を0.25%ポイント引き下げ、その後は3カ月ごとに引き下げると予想していると発言。

市場全体ではインフレやFRBの政策をかなり楽観的に織り込んでいます。

ただ、経済が予想以上に底堅くインフレ上昇圧力が持続し、FRBが予想よりも長期にわたって金利を高水準に維持せざるを得なくなる可能性があることなど、いくつか脅威は残っておりますし、

FRBは経済やインフレを、金利政策によって正確に管理できることが期待されていますが、FRB当局者も慎重な投資家も警告しているように、それは難しいことでまだ確実ではありません。

株価は期待と事実とのギャップで動きますから、この高い期待にFRBや米国経済、インフレ率の鈍化などが応えられるか。油断できない状態が続きます。

さて、株価が上昇している裏では、高い(すぎる?)期待、割高感、為替などいろいろな懸念が渦巻いています。

いろいろな考え方や投資戦略があると思いますが、期待が裏切られて株価に調整が入ろうが、逆に急騰しようが、為替が動こうが、長期投資家にとっては一通過点にすぎません。

私は特に気にせずいつもどおり投資を続けていきたいと思います。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
【ドル円141円台】ダウは最高値を更新。S&P500も最高値に迫る!も、割高感や高すぎる期待が警戒される【欧州の利下げは遠いか】

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