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【10月11日 米国株式市場】
ダウ 33,739 +0.40%
S&P500 4,358 +0.52%
ナスダック 13,562 +0.58%
米国株式市場は3日続伸。
今日もFRB当局者のハト派的な発言が株式市場をサポート。
取引開始後には、米国債利回りが大きく低下する場面もありました。
ラッセル2000は+1.14%と小型株も上昇。
VXUS(全世界株式除く米)も+1.36%と上昇しました。
米10年債利回りは4.655%。+0.28%と小幅に上昇して終了。
VIX指数は17.08。‐0.62と低下。
【為替・コモディティー】
ドル円 148.72 +0.15%
NY原油 85.96 ‐0.49%
NY金 87.76 ‐0.44%
ハマスのイスラエル攻撃を背景に逃避需要から上昇した金は小反落。
原油も反落し、売りが優勢となりました。
ビットコインは27,451ドル。‐0.53%と下落しました。
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【S&P500マップ】
【セクター】
【スタイルボックス】
全てのカテゴリーが上昇。
中小型株やグロース株が特に上昇しました。
【個別株】
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【FRB関係者の発言】
ボスティック・アトランタ連銀総裁は、「金利をこれ以上引き上げる必要があると思わない」と発言。
「政策金利をこれ以上引き上げる必要はなく、金融政策はインフレ率を2%の当局目標に戻す上で十分に景気抑制的だ」との見解をあらためて示しました。
FRBのウォラー理事は、「インフレ率を目標の2%に戻す決意をしている」と発言したものの、具体的な政策や考えについては発言しませんでした。
【ハマスによるイスラエルの攻撃と中国】
ハマスによるイスラエルへの攻撃で中東情勢が緊迫化し、市場の一部では中東を注視する声も聞こえますが、今のところ米国株式市場への影響は限定的です。
米国外では、中国政府が追加の景気刺激策を検討しているとの報道があり、好感されている模様。
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【まとめ】
昨日に続きFRB関係者のハト派な発言を受けて、利上げ観測が低下。
もう一段利上げを予想する声もあるものの、11月は8割、12月は7割以上の確率で金利が据え置きと金融市場では予想されています。
一部では、米国債利回りの上昇がピークに達したとの見方も出ているようですが、
ここ数か月はFRBの慎重な意見を無視して株式市場が先走り、楽観的に上昇したあとやっぱり駄目でしたと調整するパターンが何度も見られましたから、
ここ数日の株価の上昇やそういう意見をあまり鵜呑みにしたり、一喜一憂しないようにしましょう。
インフレとFRBの政策が今後どうなるか、市場は、明日の米生産者物価指数(PPI)やFOMC議事録、明後日の米消費者物価指数(CPI)からヒントを探ろうとしています。
そして、その後は決算シーズンに突入します。
予想外の結果となれば、また市場の雰囲気が良くも悪くも変化したり、株価が上下する可能性があります。
ただ、長期的に資産運用をしている方にとって、重要なのは明日、今週の株価や経済指標の発表ではないはずです。(そんなもの、20~30年後の投資成果に与える影響は限定的です)
目先の混乱や経済指標、株価に近視眼的になることなく、長期的な視点と航路を維持し投資を続けていきましょう。
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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
【米国株式市場は3日上昇!FRB関係者のハト派発言続くも】明日はPPI・FOMC議事録。明後日はCPI。経済指標の発表を前にS&P500投資家はどうすれば?