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【10月2日 米国株式市場】
ダウ 33,433 ‐0.22%
S&P500 4,288 +0.01%
ナスダック 13,307 +0.67%
米主要株価指数はまちまち。
ダウは下落。S&P500は横ばい。ナスダックは上昇しました。
米議会上下両院は30日、政府のつなぎ予算を可決した。連邦政府機関の閉鎖を土壇場で一旦回避しました(ロイター)
ラッセル2000は‐1.58%と小型株が下落。
VXUS(全世界株式除く米)も‐1.29%と下落しました。
米10年債利回りは4.679%。+0.109と上昇。
VIX指数は17.61。+0.09とほぼ横ばい。
米国債相場では利回りが大きく上昇。米金融当局者の発言を消化する中で債券売りが加速しました。
また、米政府機関が閉鎖を免れたことで、11月の米利上げ観測が高まり債券売りが進みました。
【為替・コモディティー】
ドル円 149.86 +0.34%
NY原油 88.62 ‐2.39%
NY金 1,827 ‐1.11%
ドル円は150円台に接近。
国時間の原油先物は約2%下落。3週間ぶりの安値となりました。アナリストによると10カ月ぶりの高値を付けたことから一部のトレーダーが利益を確定したとのこと。
金相場は6営業日続落。米金融当局者によるタカ派的な見解を受けて下落しました。
ビットコインは27,770ドル。‐0.80%と下落。
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【S&P500マップ】
マイクロソフトやアップル、半導体株の上昇などを受けてグロース系のセクターが上昇しました。
原油価格の下落を受けてエネルギーセクターが下落。
また、金利に敏感な公益セクターは4%以上下落しました。
【スタイルボックス】
大型グロース株のみ上昇。
中小型株が特に大きく下落しました。
【個別株】
エヌビディアはゴールドマン・サックスがトップピック銘柄のリストに追加したことを受けて2.9%上昇。
テスラは第3・四半期の納車台数が市場予想を下回ったものの+0.55%と上昇しました。
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【FRB関係者の発言】
今日はFRB関係者の発言が続きました。
複数の当局者が、インフレ率を目標の2%に引き下げるために、金融政策を当面は制約的な水準に維持する必要があると考えを示しました。
「入手されるデータで、インフレの進展が停滞したり、インフレ率を適時に2%に低下させる過程が緩慢すぎることが示されれば、今後のFOMCでFF金利の引き上げを支持する」
「インフレは高すぎる水準にある。FRBが一段の利上げを行い、当面は金利を制約的な水準に維持することが適切になる」
「FRBの政策金利はインフレ率を目標の2%に引き下げるのに十分なほど制約的な水準に達しているか、その水準に近いところにあると感じている」
「現時点で最も重要な問題は、目標達成に向け十分に制約的な金利水準をいつまで維持する必要があるかであり、年内の追加利上げの是非ではないと考えている」
〇パウエルFRB議長
FRBは持続的で力強い労働市場の育成に努めているとし、そのためには物価の安定が必要との考えを表明。
「われわれは物価安定の回復に大きく焦点を当てている」と述べる一方で、現行の金融政策や経済見通しについてはコメントしなかった。
ここ最近、FRB関係者のインフレに関するこうした文言では概ね一致しているものの、年内の利上げや利下げの時期については明言を避けたり、意見が異なったりしており、FRB内でなお議論が続いていることが予想されます。
これらの発言を受けて、金融市場は来年夏頃まで今の高い水準の金利が維持されることを織り込んでいます。
また、もう一段利上げがあると予想する参加者も一定数いることがわかります。
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【まとめ】
ここのところ我慢の展開が続く米国株式市場。
予想外の事件や出来事が起こらない限り、
10月中旬からの決算シーズンの結果や、経済指標の発表や11月以降のFOMCで今後のFRBの政策の方向性がわかるまでは、何とも言えない展開が続くかもしれません。
あなたが、いくら早くお金持ちになりたいとか、株価が上昇してほしいと願っているとしても、株式市場は個々人の願望や事情なんて知ったことではないわけですから、
自身のコントロールできないことであまりやきもきしないことが大切です。
為替やタイミングを予想して投資をしようとしたり、利確や投資を控えようという意見ややり方もあるとは思いますが、
私は、特にタイミングを計ったり、市場を予想することなく、基本通り、都度都度一括投資&分配金再投資を続けていきたいと思います。
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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
【S&P500は横ばい。我慢の展開が続く】為替や利上げが気になる中、S&P500投資家はどうすればよいか?