お金を増やす時期について

投資まとめ

このブログでは今年はずっとアメリカの景気後退と株の下落について書いてきました。

ただ、ただいたずらに株が下がれば嬉しいと思っているのではなく、その真意は景気サイクルが一巡して株が安くなったところで買えば、その後の数年は安心して株価が伸びてくれること待つ投資を狙っていることにあります。

昨日も書いたように、残念ながら下落は2024年になるかもしれませんが、株を安く買うタイミングは1年もまたずにやって来ると思っています。

参考程度のネタ話にしかなりませんが、アノマリーを見ても2023年はそろそろ安くなった株を仕込む時期だと言う話をしたいと思います。

この記事のポイント

  • 忘れた頃にたまに見かけるアノマリーを紹介。
  • 周期的に数年後とに株価の安い年、高い年、経済的なパニックが起こる年を繰り返すというだけの単純な仕組みだが、歴史はたしかにこの通りに繰り返しているようにも見える
  • このアノマリーによれば2023年頃に株の買い場が訪れて、2026年頃まで株価は上昇する。

ちなみに、私はここで紹介するものに限らずアノマリー全般をあまり信じていません。見ても「ふーん」としか思いませんが、ここで紹介するものはそこそこ当たっているように見えて少し面白いので取り上げています。

周期的な投資サイクル

半年に1回くらい、忘れた頃に見かける画像があります。

Periods When to Make Money(お金を増やす時期)というタイトルがついている通り、一番上の「(A)パニック」の、真ん中「(B)グッド」、一番下の「(C)ハード」の3つの時期を規則正しく繰り返すというのがこの図の言っていることです。

上の図を見てみると、西暦をしめす数字が書かれていますが、どの数字の間隔も規則正しく並んでいます。

たったこれだけなのですが、不思議と過去の世の中の動きを説明できる点が面白いです。少し具体的に見てみましょう。

(A)パニックの時期

1つ目の時期は(A)パニックですが、米国に投資している人なら何が起こった年か数字だけでわかる人もいると思います。

  • 2019年:コロナウイルス(COVID-19)流行
  • 1999年:ITバブル崩壊
  • 1981年:1970年代から続いたインフレのピーク
  • 1945年:第二次世界大戦
  • 1927年:(正確には1929年〜)世界恐慌

見事に経済が大きなダメージを受けた年がいくつも見られます。周期的に計算されただけの年で、これらの大きな出来事が起こっているのは少し不思議です。

(B)グッド(株高)の時期

次の時期は(B)グッド(株高)の時期です。この時期までは株高で資産が膨らむ時期で、同時に投資から手を引く時期と言います。

具体的に世界金融危機前の2007年、ITバブル崩壊前の1999年などがこの時期に当たります。コロナ前の2016年は少しズレている気がするのですが、このような周期性で何もかも説明するのは難しいので数年の誤差は仕方ないのかもしれません。

(C)ハードな(下落の厳しい)時期

最後の時期は(C)ハードな時期です。この時期は株価が下がると同時に、その安値のチャンスを活かして次の投資を仕込む時期になります。

詳しく見ると、(C)の時期に列挙されている年は株価の底値を記録している時期と少しズレているのですが、ここも数年の誤差は仕方ないのかもしれません。

ちなみに今は2023年で、Cのハードな時期にあたります。この時期の前後は株価下落が起こりますが、この時期の安い株価を拾えていれば次の2026年の(B)株高の時期に向かって、資産を増やせるはずです。

また上の図のアノマリーは1-2年ずれることもあるので、2023年の安値はすでに2022年に経験したと見るのか、それともこれからやってくると考えるかは各投資家の判断が問われるところだと思います。

冒頭でも話したように、私はまだ米国株は底値をつけておらず、2024年に向かって米国株は下がると思って投資をしてます。

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Source: YUTAの米国株投資
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