【S&P500は5営業日ぶりに下落】米国の求人数が大きく減少。雇用統計や決算シーズンを控える中S&P500投資家はどうすれば?【Nasdaqも続落】

投資まとめ
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【4月4日 米国株式市場】

ダウ    33,402 ‐0.59%
S&P500     4,100 ₋0.58%
ナスダック 12,126 ‐0.52%

ダウとS&P500は5営業日ぶりに下落。

Nasdaqは昨日に続き続落しました。

2月の米求人件数が予想以上に減少したことで景気後退への懸念が再燃。

株式市場はネガティブな反応を見せました。

ラッセル2000は‐1.81%と大きく下落。

VXUS(全世界株式除く米)は‐0.05%とほぼ横ばい。

米10年債利回りは3.339%。‐0.093と低下

VIX指数は19.00。+0.45と上昇しました。

FRBが金利を据え置くか、利上げするかトレーダー等が揺れ動くたびに、債券利回りが上下しています。

【為替・コモディティー】

ドル円  131.71 ‐0.53%
NY原油  81.05 +0.78%
NY金   2,023 +2.01%

ドル円は131円台後半。原油と金は上昇。

ビットコインは28,233ドル。+1.50%と上昇しました。

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【S&P500マップ】
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【セクター】

公益    +0.52%
通信    +0.31%
ヘルスヘア +0.02%
不動産   +0.01%
一般消費財 ‐0.07%
生活必需品 ‐0.24%
情報技術  ‐0.58%
金融    ‐1.01%
素材    ‐1.47%
エネルギー ‐1.72%
資本財   ‐2.25%

全11セクター中4セクターが上昇。

資本財、エネルギー、素材セクターが大きく下落しました。

【スタイルボックス】
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全てのサイズとスタイルが下落。

昨日上昇したバリュー株が下落。

中小型株はより大きく下落しました。

【個別株】

〇C3.ai<AI> ₋26.34%

投資会社のケリスデール・キャピタルが同社の会計と開示の問題について、同社の監査法人に書簡を送付していたことを明らかにしました。

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【2月の雇用動態調査】

米労働省が発表した2月の雇用動態調査(JOLTS)では、求人件数が63.2万件減の990万件と、2021年5月以来、約2年ぶりの低水準となりました。

予想は1040万件。1月は1060万件。雇用統計を前に、労働市場が冷え込みつつある可能性が示唆される内容となりました。

多くの人を失業させることなく、求人数が軟化すれば、インフレの圧力を軽減することができると期待されています。

FRBが引き締めを続けているにも拘わらず、雇用市場が好調を維持していることに、投資家もFRB自身も注目しています。

【新規受注減⇒景気後退の懸念】

現実のISM製造業指数で、新規受注がエコノミストの予想以上に弱まったことが示されました。

このことは、景気後退を示唆するとともに、FRBが、金利の引き上げを見送る理由を与えるかもしれないとの意見もあります。

ステート・ストリートのSPDRビジネス担当、チーフ投資ストラテジスト、マイケル・アローン氏は、「すべてが経済の減速を示唆しており、これは金利引き上げに関してFRBがずっと意図していたことだ」と指摘しています。

【銀行危機への懸念】

JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモンCEOは株主宛て年次書簡で、先月市場を揺るがせた米銀行危機の影響は今後何年も残るだろうと警告しています(ブルームバーグ

【決算シーズン始まる】

来週の米大手銀を皮切りに1~3月期の決算シーズンが始まります。

これまでに決算を発表しているS&P500企業15社のうち14社が予想を上回っています。

前回の決算シーズンは、69%の企業しか予想を上回ることができませんでした。

今回の決算シーズンは特に米企業の業績見通しが改善されるかどうかが注目されています。

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【まとめ】

持続的な高いインフレ、銀行危機、金利上昇、原油高に直面しても、前日まで米株式市場はそれらを吸収し上昇していましたが、流石に今日は下げました。

ロイターは、低調な米経済指標を受け、FRBが実施してきた積極的な利上げが深刻な景気後退を招く恐れがあるという懸念が強まったと報じています。

米国経済が景気後退に陥るのか、企業収益がどの程度落ち込むのか、投資家の意見はまだ分かれていいます。

投資家の最大の疑問は、高インフレを抑制するために昨年猛烈な勢いで金利を引き上げたFRBが「次にどのような措置を取るか」という点にありあます。

FRBの行動がウォール街を支配するのは、金利の上昇がインフレを阻害する一方で、経済全体を減速させ、景気後退のリスクを高めるからです。また、金利の上昇は、株式、債券、その他の投資商品の価格にも影響を与えます。

ウォール街では、長期的には、FRBが今年後半に利下げを余儀なくされるという確信が強まっているようですが、この期待が裏切られたときどうなるかも投資家は覚悟しておく必要があります。

FRBの政策により大きな影響をあたるのは、金曜日の雇用統計です。

さて、FRBの政策や企業決算、経済指標の発表に長期インデックス投資家はどう対処すればよいのでしょう。

いろいろな答えがあると思いますが、基本的には何もしないのというのが一つの正解となります。

今日のニュースが20年後、30年後の投資結果に与える影響は微々たるものです。

また、タイミングを間違えたり、追加コストをかけて、自らリターンを押し下げてしまう可能性を十分に考慮する必要があります。

そういう努力よりも、投資元本を増やしたり、毎月の入金額を増やす方が特に投資資金が少ない時期は重要となります。

昨日、TDセキュリティーズのストラテジスト、ゴールドバーグ氏が別件ですが「市場参加者は悲観的な経済ニュースに過度に反応すると見込まれる」とおもしろいコメントしていました。

悲観的な経済ニュースに過剰反応して売買する投資家が長期的にどうなるか。私たちはよく知っているはずです。

自分自身の投資も同じように、客観的かつ冷静に、第三者視点で見つめ投資判断、投資行動することが大切です。

冷静さを欠く方や動揺してしまう方は自身の許容できるリスクとよく向き合うことをお勧めします。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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