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【10月13日 米国株式市場】
ダウ 33,670 +0.12%
S&P500 4,327 ‐0.50%
ナスダック 13,407 ‐1.23%
S&P500とナスダックは続落。
決算を受けてJPモルガンやユナイテッドヘルス、原油高に伴うシェブロンの上昇で上げでダウは横ばいとなりましたが、ハイテク株が売られS&P500を圧迫。ナスダックは1%以上下落しました。
ラッセル2000は‐0.84%と小幅に下落。
VXUS(全世界株式除く米)は‐0.71%と下落しました。
米10年債利回りは4.631%。‐0.08と低下。
VIX指数は19.32。+2.63と大きく上昇しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 149.55 ‐0.17%
NY原油 87.68 +5.75%
NY金 1,928 +3.22%
ハマスとイスラエルの軍事衝突への懸念を受けて原油は大きく上昇。
金も3月以来の大幅高となりました。
ビットコインは26,936ドル。+0.69と上昇しました。
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【S&P500マップ】
【セクター】
グロース系のセクターが大きく売られました。
【スタイルボックス】
大型グロース株や小型株が大きく下落しました。
【個別株】
〇ボーイング ‐3.34%
737マックスの製造上の欠陥の修正に予想以上の時間を要しており、同型機の納入がさらに遅れるとの懸念が強まりました。
〇ユナイテッドヘルス +2.52%
四半期の1株利益が予想を上回ったため、通期の1株利益予想のレンジ下限を引き上げ上方修正しました。
〇JPモルガンチェース、ウェルズファーゴ、シテイ
大手3行が決算を発表。純受取利息などが予想を上回り、ポディティブな反応を見せました。
シティのみ‐0.24%と小幅に下落しました。
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米ミシガン大学が発表した10月の消費者調査(速報値)では、消費者マインが予想を下回り、昨年6月以来の大幅な落ち込みとなりました。
また、1年先のインフレ期待が予想を上回る伸びとなり、5カ月ぶり高水準となった。
【FRB関係者の発言】
フィラデルフィア連銀のハーカー総裁は、ディスインフレが進行中だと指摘。データが急激に変化しない限り、政策金利を現在の水準で据え置くことが望ましいとの見解を改めて示しました。
前日は9月の米CPIがFRBの利上げ終了期待に水を差す結果となりましたが、
短期金融市場では11月は90%で利上げ停止、12月以降の利上げの可能性についても30%を下回る観測となっています。
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【まとめ】
JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモンCEOは重大な地政学リスクを警告「この数十年で世界は最も危険な時期かもしれない」と指摘しています。
イスラエル軍が地上侵攻の可能性を前にガザ北部の避難を命じたため、原油価格は急騰し、国債利回りは低下しました。
一方、米国企業の決算を見てみると、米銀行大手は、夏場に収益が懸念されていたよりも良好な状態であることがわかりました。
後付けバイアスなどにも注意が必要です。
株式はリスク資産であり、投資家はそのリスクや不確実性を引き受けるからこそ、投資家はリターン(リスクプレミアム)が期待できるわけです。
ある意味、未来の不確実性は伸びしろでもあるわけです。
元々、未来はわからないのもで、世界は不確実性にあふれています。
株価が好調な時はそれが見えにくくなっているだけなわけです。
ここ最近はリスクや不確実性、あり得た未来の可能性の一つが浮き彫りになっただけで、
現状もある意味では、株式投資家にとっては通常の普通の状態と言えるでしょう。
元々自身のリスク許容度を守り、普通に投資を続けてきた方であれば、この不確実性の中でも特段特別なことをする必要はありません。
特に長期でインデックス投資を続けていこうという方であれば、小手先で動いて無駄にコストをかけるよりも、航路を守り、規律ある投資を続けることが大切だと思います。
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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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