【S&P500は4日ぶりに反発!】Nvidiaがグロース株を牽引。労働市場は逼迫もFRBのタカ派姿勢は織り込み済み?【23日のまとめと感想】

投資まとめ

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【2月23日 米国株式市場】

ダウ    33,153 +0.33%
S&P500     4,012 +0.53%
ナスダック 11,590 +0.72%

米国株式市場は上昇。

ダウとS&P500は4営業日ぶりの反発となりました。

ラッセル2000は+0.69%と小型株も上昇。

VXUS(全世界株式除く米)も+0.52%と上昇。

米10年債利回りは3.694%。‐0.025%と低下。

VIX指数は21.11。‐1.20と低下しました。

ウォール街のFRBの利上げ対する期待の高まりは、

今月に入ってから利回りが急上昇している債券市場によく表れています。

ただ、今日は少し落ち着きを見せ、株式市場やグロース株への圧力もやや緩和されました。

【為替・コモディティー】

ドル円  134.62 ‐0.21% 
NY原油  75.61 +2.24%
NY金   1,823 -0.45%

原油先物は2.2%上昇。来月からロシアが大幅減産に踏み切るとの見通しが材料となりました。一方で、ドル高や米原油在庫の予想以上の急増で需要懸念も高まっています。

ビットコインは23,944ドル。‐0.73%と下落しました。

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【S&P500マップ】
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【セクター】

情報技術  +1.63%
エネルギー +1.27%
不動産   +0.98%
資本財   +0.40%
エルスケア +0.27%
素材    +0.18%
金融    +0.14%
一般消費財 ‐0.09%
生活必需品 ‐0.22%
公益    ‐0.48%
通信    ‐0.67%

全11セクター中7セクターが上昇。

ネヌビディアに牽引された情報技術セクターや

原油価格の上昇を受けてエネルギーセクターが上昇しました。

【スタイルボックス】
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全てのサイズとスタイルが上昇。

特にグロース株が上昇しました。

【個別株】

〇Nvidia +14.02%

後の収益見通しが一部のアナリストの予想を上回ったことで、同社の株価は14.1%上昇した。ビデオゲームと人工知能製品の需要が回復していることを理由に挙げている。

〇モデルナ<MRNA> ‐6.70%

決算を受けて下落。COVID-19ワクチンの売上が減少。コストが予想よりも大きく、利益が減少。23年のガイダンスではコストが製品売上げを上回る危険性があると報告しました。
〇ドミノ・ピザ<DPZ>‐11.65%

決算を受けて下落。利益は予想を上回りましたが、今後2~3年の見通しを下方修正。売上高の伸びは4~8%と従来の6~10%から修正となりました。

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【米新規失業保険申請】

〇米新規失業保険申請件数 

結果19.2万件 予想20.0万件 前回19.5万件

〇米失業保険継続受給者数 

結果165.4万人 予想170.0万人 前回169.1万人

予想反して減少。労働市場が引き続き逼迫していることが示され、FRBの利上げを正当化する内容となりました。

ゴールドマン・サックスは、失業率が今年末までに3.6%に上昇し、24年末までその水準にとどまるとの見通しを示しています。

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【まとめ】

1月に急上昇した株価ですが、米国のインフレが期待されたほど早く、順調に冷え込んではいないとの懸念から、全般的に上値が重い展開が続いています。

今月に入ってから、経済が予想以上に好調であることを示す報告書が続々と発表されており、

その結果、短期的には景気後退を回避できるという期待が高まる一方、ウォール街ではFRBが金利をどの程度引き上げ、どの程度の期間維持するかという予測の見直しに迫られています。

高い金利は、リスクが高く、割高で、成長や利益が最も遠い将来になるとみなされる投資対象に打撃を与えます。

ただ、今日は、FRBの利上げに対してグロース株が脆弱と見られる中、Nvidiaが決算で予想を上回る結果を出したことでハイテク株を先導。

金利上昇への懸念から苦戦していたハイテク株や高成長株にとっては好材料となりました。

このところ市場に広がっているタカ派な雰囲気は前回のFOMC後に発表された米経済指標の強さによるものであり、2月のFOMCにそれは反映されていません。

株式市場も改めて、金利上昇と高金利の長期化への警戒感を強めています。

ただ市場では、ここ先週からの下落で市場はそれを既にそれを織り込んでおり、次の展開を探る雰囲気だという声も聞かれます。

実際FEDウォッチを見ると0.25×3回と、先月よりも1回多い利上げや利下げまでの期間の長期化などを折り込んでいます。

さて、経済指標や3月21~22日のFOMCの結果やFRBメンバーの発言、次の決算シーズンでの企業利益の増減など、市場は今後に向けて新しい手掛かりっを探そうと必死になっています。

どこかで予想外の結果となれば、株価も為替も上下に振れることになるでしょう。

インフレや利上げ、景気が落ち着くまでは、どこでそういうボラティリティが高い展開になるかわかりませんから、株価や株式市場の雰囲気が一転しても慌てたり一喜一憂せずに、落ち着いて投資をすることが大切です。

経済指標と予想とのギャップをついてもそこまでリターンが改善されないこと。また、個別企業の場合は予想とのギャップをつくことが重要ですが、それは私にとって難しすぎることなので、

変に未来を予想してそのシナリオやストーリーに賭けるのではなく、コストを抑えつつ、どうなってもいいように適切な資産配分と分散投資を維持しながら、ただいつもどおり市場に居続けたいと思います。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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