【『NISA恒久化』に暗雲?】NISA拡充策を幻にするな!個人投資家と金融庁の正念場!

投資まとめ

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【NISA恒久化に暗雲】

今日は残念なニュースがありました。

岸田内閣が掲げる「新しい資本主義」の目玉的な施策の一つであり、

投資家からも大きな期待で迎えられた「NISAの拡充案」の話し合いが難航しているという話です。

「NISA恒久化」暗雲、非課税期間の延長は無理筋か

政府が年末の公表を予定している資産所得倍増プラン。

支持率低迷に苦しむ岸田政権が現状打破のきっかけとしたかったところだが、プランの目玉施策である「NISA(少額投資非課税制度)恒久化」の見通しが怪しくなってきた。官邸と金融庁、そして金融業界の間で調整が難航しているというのだ

政府は当初、2024年1月の新制度移行を目指していたものの、金融機関側のシステム改修に想定以上の時間が掛かることが判明したのだ。

手数料水準の低い投資信託に売買が偏りがちなNISA制度は証券会社や銀行にとって、ほとんど儲けにつながらないとされる。業界側からは「政権としては実績作りを急ぎたいのかもしれないが、見返りが期待できないシステム改修のために、事業者がコストとリスクを引き受けなければいけない意味がわからない」(地銀幹部)と不満も漏れ聞こえる。

金融庁内ではNISA恒久化について、2024年1月の制度移行という政府側の要求を満たしつつ、NY講演との整合性を図る「最低ライン」で行く案が浮上している。「非課税期間」ではなく、「口座開設期間」を無期限に延長するというのだ。

「NISA拡充案」は、当初、本年末までに2023年の税制改正の要望事項として取りまとめられて、2024年から具体的な運用がスタートする予定であった。

であれば本来、税務当局と金融庁の合意は11月上旬くらいにできて、それが発表されているべきタイミングでこの報道があったわけです。

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【希望の灯を消してはいけない】

偶然、時を同じくして経済評論家であり、楽天証券経済研究所客員研究員の山崎 元氏が、

「NISA拡充策」を幻にするな、投資家と金融庁の正念場』という記事を寄稿していた。

今夏に明らかとなったNISA(少額投資非課税制度)の拡充案は、投資家をはじめとする面々から大きな期待を呼んだ。

ところが、いまだに具体的な話が伝わってこない。岸田政権の退陣などをきっかけに、改革が棚ざらしになるリスクが懸念される。NISA拡充策を幻にしてはもったいない。

この記事の内容はたわら男爵さんが超簡潔にまとめてくれています。

1,恒久化は賛成。

2,非課税投資期間の延長や無期限化は賛成。
3,非課税投資枠は大きいほうが嬉しい。
4,途中売却したときに非課税投資枠が復活してほしい。「簿価ベースで管理する」ことを統一ルールにすればシステム開発に間に合うのではないか。
5,成長投資枠は不要。
6,数年ごとにNISA口座の本人確認を要求するのは反対。

NISA抜本的拡充、口座開設期間の延長でお茶を濁す? - 40代でアーリーリタイアしたおっさんが   たわら先進国株でベンツを買うブログ

個人的には④以外は大賛成。特に①~③が重要ですね。

一方で、たわら男爵さんも指摘していたように④は確かにあればいいけれども、厳しいように感じます。

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【まとめ】

ただ、そもそも論としては、やはり元々の要望案がそのまま通れば一番良いと思います。

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https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220914/k10013815781000.html

そして、しゅんたろうさん@shuntarotsuのこれには本当に同感ですね

新しいNISA制度の議論がうまくいってないらしい。

分かりやすい制度を作りたい金融庁、減税額を抑えたい財務省、儲かる制度にしたい金融機関という対立の構図があるみたい。

個人的にはシンプルに、つみたてNISAの恒久化・非課税期間撤廃・投資枠拡大で良いと思っています。

NHK記事でも、財務省は「限度額を上げると富裕層がさらに優遇を受けることになるのではないか」等、わけのわからないことを言っていますが(笑)
【もし時間のある方は声を届けよう】

正直、政治の舵を取る総理と官邸および金融庁、

そして制度を利用する、個人投資家投資家

上も下も概ね賛成しているのに、なぜこうも話が進まないのか。

一体、誰が投資家や国民の資産形成を阻害しようとしているのでしょうね?

総理と官邸と各省庁の意思疎通の問題か、

それともどこぞの某●●省が、また自身の省益を強めようしているなど、利害関係の対立があるのか

それとも、政治ではなく、金融機関の問題なのか。(金融機関側のシステム改修がもし障害になっていたとしても、税制改正は税制改正で進めればよいだけなのに)

どこがどう抵抗しているのか、私にはわかりません。

私達一個人投資家にできる事と言えば、NISA拡充案がなくなったり、変な期待外れの妥協案とならないよう、声をあげるくらいです。

ただ、SNSやネットで声をあげ不満を言うというのも悪くはありませんが、もうひと手間かけ、以下のようなこのようなサイトから国民の声を政治にできるだけ届けることが大切だと思います。

〇首相官邸に対するご意見・ご感想

〇各省庁への御意見・御感想

声の大きさによって、変な法律が通った事例は一つや二つではありませんし(笑)

一人一人の声は小さいかもしれませんが、それが大きなうねりとなるかもしれません。何もせずただ座して待つよりは、できることをやった方が、手間ですが少しだけマシかなとも思います。

私は個人的には岸田総理があまり好きではありませんが、この件に関しては本当に頑張って欲しいなと思っています。

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あれだけ大見えを切ったのだから、まして腐っても自民党でトップを取るだけの力があるわけだから、

このくらいは、「やってみせろよ、岸田総理!」と思う次第であるわけであります。

もちろん、これは私個人の意見なので、共感できない人がいても全然良いと思っています。

ただ、インデックス投資家はニュースを見なくてもいいという意見もありますが、(確かに日々の市場や決算、経済指標等はあまり見なくてもうまくいきますが)

制度や税制、証券会社関連など、個人投資家の投資環境に関わる事柄に関してのニュースは、よく学び理解しておくことが大切だと思います。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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