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【7月26日 米国株式市場】
ダウ 31,761 -0.71%
S&P500 3,921 -1.15%
ナスダック 11,562 -1.87%
米主要株価3指数は下落。
ウォルマートの利益見通しの引き下げが他の小売株にも波及。7月の米消費者信頼感指数が良くなかったことも一因となりました。
FOMCや大手IT企業の決算が控える中、投資家は身構えつつ様子を伺っているようです。
ラッセル2000も‐0.69%と小幅に下落。
VXUS(全世界株式除く米)も‐1.17%と下落しました。
米10年債利回りは2.803%。‐0.017と小幅に低下。
VIX指数は24.69。+1.33と上昇。
【為替・コモディティー】
ドル円 136.93 +0.20%
NY原油 95.54 -1.20%
NY金 1,718 -0.06%
ドル円は136円台。
原油は反落も商いは薄く。金もFOMCの利上げを睨み、狭いレンジの取引となりました。
ビットコインは21,005ドル。‐1.43%と低下。
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【S&P500マップ】
ウォルマートが通期の利益見通しを下方修正したことを受け、小売り関連株が売られました。
マイクロソフトやグーグルなど、IT・ハイテク株の決算がスタートする中、IT・ハイテク株にも売りが広り、各指数を押し下げました。
【セクター】
公益 +0.61%
ヘルスケア +0.55%
不動産 +0.20%
生活必需品 ‐0.47%
資本財 ‐0.53%
素材 ‐0.66%
エネルギー ‐0.88%
金融 ‐1.39%
情報技術 ‐1.58%
通信 ‐2.05%
一般消費財 ‐3.31%
全11セクター中3セクターが上昇。
公益やヘルスケアが上昇する一方、
グロース株の多い情報技術、通信、一般消費財が下げました。
【スタイルボックス】
全てのサイズとスタイルがマイナス。
特にグロース株が大きく下げました。
【個別株】
〇コインベース(COIN)-21.08%
自社取引所への仮想通貨上場を巡り、米証券取引委員会の調査を受けていると報じられ大幅安。
〇ショッピファイ(SHOP)-14.06%
〇マクドナルド(MCD)+2.68%
〇コカ・コーラ(KO)+1.64%
EPSや売上高が予想を上回る良い決算を発表。通期の中核事業売上高は予想を上回る伸びを見込んでいるとのこと。
〇3M(MMM)+4.94%
決算を発表。慎重な見通しを発表するも、ヘルスケア事業のスピンオフ計画が好感されました。
〇GE(GE)+4.61%
決算を発表。フリーキャッシュフローの黒字が好感されました。
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【7月の米消費者信頼感指数】
7月の米消費者信頼感指数は95.7。前月から2.7ポイント低下し、3カ月連続の低下となりました。
2021年2月以来約1年半ぶりの低水準で、消費の鈍化を示唆する内容となりました。
現況指数は141.3と6月の147.2から低下。期待指数も65.8から65.3に低下しました。
一方で、向こう1年間の期待インフレ率は7.6%と6月の7.9%から低下。
雇用ついての数字もよく、労働市場は健全であることが示唆されました。
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【まとめ・感想】
昨日、今日と米国株式市場には、全体的に明日のFOMCの結果待ち。各企業の決算の結果待ちという雰囲気が漂っています。
明日のFOMCでは0.75%の利上げが予想されていますが、その結果だけではなく、9月以降の動向についてパウエル議長から何かメッセージがあるのか。その後の声明などにも注目が集まっています。
予想外の内容があれば、市場は再び動揺するかもしれませんが、長期投資家の方であれば一時的な株価の上下や市場の混乱に惑わされることなく、投資を続けることが大切です。
また、28日には米GDP(速報値)の発表があります。第1四半期に続いてマイナス成長であれば、定義上は景気後退入りとなります。
ただ、インデックス投資家はもちろん、個別株投資家も「景気後退=その企業の終わり」というわけではありませんから、落ち着いて各々の採用している投資戦略に応じて、やるべきことをやりましょう。
ニュースの刺激的な言葉に惑わされて、冷静さや合理性、自身の航路を見失わないことが大切です。
今週はイベントの多い1週間ですが、私はいつもどおりの投資を続けていきたいと思います。
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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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