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【7月12日 米国株式市場】
ダウ 30,981 ‐0.62%
S&P500 3,818 ‐0.92%
ナスダック 11,264 ‐0.95%
米国株式市場は続落。
となりました。
ラッセル2000は‐0.22%と小幅に下落。
VXUS(全世界株式除く米)も‐0.14%と小幅に下落。
米10年債利回りは2.971%。‐0.02と小幅に低下。
VIX指数は27.29。+1.12と上昇。
【為替・コモディティー】
ドル円 136.80 ‐0.45%
NY原油 95.58 ‐8.18%
NY金 1,730 +0.02%
ドル円は136円台後半。原油は8%下落し100ドルを割り込みました。
中国のコロナ規制や世界経済減速など、需要が減少するのではとの懸念が圧迫要因となっています。
ビットコインは19,437ドル。‐2.53%と4日連続下落し、2万ドルを割りました。
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【S&P500マップ】
【セクター】
素材 ‐0.21%
生活必需品 ‐0.31%
資本財 ‐0.32%
通信 ‐0.48%
公益 ‐0.51%
不動産 ‐0.59%
金融 ‐0.65%
一般消費財 ‐0.73%
ヘルスケア ‐1.33%
情報技術 ‐1.34%
エネルギー ‐2.04%
全11セクターが下落。
原油価格の下落を受けエネルギーが‐2%。
情報技術とヘルスケアも1%以上下げました。
【スタイルボックス】
スタイル・サイズ別でみると、
大・中型グロース株が昨日に引き続き下落。
中・小型バリュー株はプラスとなりました。
【個別株】
〇ボーイング(BA) +7.42%
6月に43機の737Maxの単通路機を顧客に引き渡したと発表。運航停止以降最多となりました。
〇サービスナウ(NOW)‐12.74%
マクダーモットCEOがマッド・マネーに出演し、高インフレ、ドル高、金利上昇を挙げ、「マクロ環境に横風が強く吹いている。雰囲気は良くない」発言。株が売られました。
また、ソフトウエア関連銘柄も連れ安となり、マイクロソフトやセールスフォースも売りが強まりました。
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【ホワイトハウスの見解】
米ホワイトハウス当局者は、米国は雇用の伸びと経済成長が鈍化する時期に移行している模様だが、最近の経済指標を見る限り、今年の第1Qまたは第2Qは、景気後退に陥っていないとの見方を示しました。
インフレの主な要因であるエネルギー価格も、今後数週間で落ち着くことが予想されていますが、それでもエネルギー価格やガソリン価格がピークを付けたと宣言するのはやや時期尚早としています。(ロイター)
【米リッチモンド地区連銀のバーキン総裁】
バーキン総裁は「インフレ率は低下するだろうが、即時でも突然でもなく、予測できるものでもないと予想する」とし、FRBはインフレとの戦いで成功を収めるものの、進展のペースは予測不可能との見解を示しました。
また「6月のCPIも高い数字になると予想している」としています。
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【まとめ・感想】
米国株式市場は引き続きグロース株を中心に下落。
ビットコインはついに2万ドルを割りました。
原油価格も久しぶりに100ドルを割りましたが、米ガソリン価格の低下にもつながりますから悪いことばかりではありません。
米国債市場では利上げで米経済が景気後退に陥るとの懸念から、2年債と10年債の逆イールドが進行しています。一方、10年債利回り2.97%に対して、米3カ月債利回りは2.17%ですから、ここはまだ逆イールド化していないこともわかります。
今夜は、6月の米消費者物価指数(CPI)の発表が予定されています。総合指数で前年比8.8%と前回より高い数字と予想されています。
7月のFOMCで0.75%の利上げを正当化するような数字が発表される可能性がありますが、
フェドウォッチなどを見ると市場はそれも十分織り込んでおり、発表される数字と市場がどのような反応を見せるのか、ウォール街の投資家達は慎重に見守っています。
また、今週から第2Qの決算シーズンが始まります。第2四半期のS&P500企業の最終利益の見通しは従来予想の6.8%増から5.7%増に下方修正されています。
控えめな予想に対し、企業がどういう内容を示すのか個別株投資家の方は注目ですね。
今夜のCPIが気になる方も多いと思いますが、長い投資人生の一通過点に過ぎません。
来月、再来月と続きます。ひどい数字で一時市場が混乱したとしても、どうせまた時間が解決するでしょう。(半年前のCPIの結果に今も悩み、混乱している人はいませんよね)
インデックス投資家とっては、「何もしないこと」や「沈黙」が一つの基本といいうか正解となるでしょう。
利上げや景気後退懸念に米企業がどういった姿勢と結果をみせるのか。また、今後の利益予想や蓄えている現金の使い道(設備投資か?自社株買いか?)などにも注目してみるのも面白いと思います。
私自身はインデックス投資をしていますから、CPIや企業の決算の結果に関わらず、いつも通りの投資を続けていきたいと思います。
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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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