本日はパウエルFRB議長が上院議会で半年に1回証言を行いました。その内容で一旦ヘッジが解除されて全指数が上昇するのですが、結局はポジティブ材料にもならず終盤にかけて下落していく状況になりました。他にも注目記事がありますのでご紹介します。
それでは今日の状況を纏めていきます。
米国株投資家もみあげ「パウエル議会証言でカバーも!力なく終盤は垂れる」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
マーケット総括
マーケット総括は下記ツイートとサマリーシートをご覧ください。
米国株まとめ6月22日
今日の感想:パウ爺虚しく弱虫相場
ダウ -0.15%
ナス -0.15%
SP500 -0.13%
ラッセル -0.22%マーケット総括:パウエルカバー帳消し
強セクター:不動産・ヘルス・公益
バリューvsグロース:小型グロース
*質問OK pic.twitter.com/3F2yznfwYw— もみあげ🇺🇸 米国株投資 (@momiage0088) 2022年6月22日
注目ニュース
パウエル議長上院議会証言
・米経済は非常に力強く、金融政策の引き締めに応じる態勢が整っている
・ソフトランディングが「われわれの目標だ。非常に困難なものになるだろう。戦争や商品価格、サプライチェーン問題の深刻化など、ここ数カ月の出来事により困難さが著しく増している」
・インフレ率を2%に戻さなければならない
金利先物市場の動向によれば、米金融当局は今後も利上げを継続し、政策金利は来年半ばまでに約3.6%でピークに達する
パウエル議長の証言は何も新しい事がなく、ヘッジを解除させるものになりました。といっても、逆にいうと何もポジティブな情報も無かったという事です。よってヘッジ解除後はしっかり利確されて下落する状態になっています。
シカゴ連銀総裁
7月のFOMCでの利上げを75BPSが適切であると織り込んできました。ただ状況によっては50BPSにもなると発言しています。
こうやってFOMC前のブラックアウトまでに織り込みに入ってくると思います。この辺りの発言は丁寧に拾っていくしかないですね。
インバースETFへ資金流入
現在普通ならヘッジに使われる国債が全く安定しないために、インバースETFへの資金流入が顕著になっています。下記グラフでもわかるように、金融危機以来の大幅な差で上回でインバースETFが上回ってる状況です。
「リアルマネーの投資家にとって、ポートフォリオを下振れから守ることは難しい。国債がヘッジとして十分に機能しない金利上昇の環境では特にそうだ」とアナリストが述べるように、今の状況では仕方がなさそうですね。
6月21日からインバースのビットコインETFも発表されています。正に今のマーケットを象徴するような状況になっています。
まとめ
では「パウエル議会証言でカバーも!力なく終盤は垂れる」をまとめていきますね!
明日は下院でパウエル議長が証言予定です。ただ特に真新しい事は基本的には出てこないと思います。となると今後の経済指標の状況によってマーケットは上下しそうな形です。
また現在国債がヘッジにならずに、インバースETFに資金流入してる事も分かっています。逆に言うとそれが余りにも行きすぎると急に反発してくる可能性も頭に入れておきたいですね。
*投資判断はあくまで自己責任で
Keep your fingers crossed!
↓応援ポチっとありがとうございます!↓
↓面白かったら是非ともシェア願います↓
<書籍出版>
ソーテック社さんから書籍が出版されています。米国株の基礎、今後の見通し、銘柄選定の方法など、自分がわかる限りの情報をばっちり記載していますので、ご興味がある方は是非どうぞ!
<メルマガ創刊>
週刊で月曜日に配信です。「米国株のコツ」として週間展望や読者様からの質問コーナーを設けて、ブログとは違う自分自身の主観も含めていきたいと思います!1か月購読継続で1か月無料期間もあります。月間1100円です。
【つみたてNISAに最適・投資信託も楽天ポイントで可能】
Source: ”もみあげ”の米国株投資-お金で幸せになる!-
パウエル議会証言でカバーも!力なく終盤は垂れる