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【S&P500のベアトレンド期のリバウンド】
利上げ期+弱気相場中のS&P500について、
割と重要な注意点を簡単に紹介します。
例①1968年11月~1970年5月
約1年半でS&P500が‐36.1%下落した、この利上げ+下落期の間、
市場が底まで下落していく、その過程において、
株価は何度も(3~6%の上昇は複数回)
反発や上昇を繰り返しながら、下落していきました。
最安値から最大10%(1割)の反発もありました。
事例②1973年1月から1974年10月
より今の状況に近いとしばしば例に用いられる1970年代のインフレ₊景気後退と利上げによる、1年9カ月で‐48.2%市場が下落する過程においても、
安値から10%の反発が3度、8%の反発も2度、その他、何度も反発を繰り返しながら、株価は底へと下落していきました。
序盤の大きな反発で油断していた投資家を、そこから更にもう何段かの大きな下落と反発が襲う形となりました。
バイ&ホールドの人もかなり揺さぶられたと思いますし、ショートしてた人も投資判断は難しかったと思います。
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事例③2000年3月~2001年9月 1年半で ‐36.8%
割と最近のITバブルの時のS&P500のチャートです。
この時も、一旦下落した後の最初の反発や、最大18%の反発。
一旦上昇に転じた後、数週間その株価を維持してからの下落など、そこに向かう過程で何発もフェイントがありました。
流石に18%反発したり、株価が回復して数週間経てば、一旦大丈夫だと思うじゃないですか?(笑)
でも、実際、現実は全然だいじょばないわけです。
【まとめ・感想】
S&P500や米国株に長期投資をしている方に気を付けて欲しいのは、
①一時的に反発したからと言って油断しないこと。(どこが底かは後になってからでないとわからない)
②タイミング戦略を採用する方は、高値掴みの安値売りなどに十分に気をつける事。
例)株価が上昇→反発だ、リスクオンだ、買い時だ(フェイク)→大きく下落→やっぱりリスクオフで売ろう・・・を繰り返すと・・・
③「何もしない」航路を守り、資産配分を維持する。毎月積立投資をしている方は、日々の株価や反発、ニュースなどに一喜一憂したり、揺さぶられないこと。
以上3点になります。
他にもたぶんいろいろありますが、一度にあれこれいってもあれなので、
今回はこんな感じで閉めたいと思います。
もちろん、未来はどうなるかわかりませんが、「賢者は他人の失敗に学び、愚者は自分の失敗に学ぶ」なんて言葉もあります。
まだ、本格的な弱気相場を経験していない投資初心者の方は、
せっかくですので過去の事例も参考に、自身の判断ミスを減らすためにも、
いろいろ学んでいただければ幸いです。
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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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