(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
【S&P500が弱気相場入り】
S&P500が最高値から20%以上下落し、
弱気相場入りしたことが話題となっています。
そこで今回は過去のS&P500とベアマーケット(弱気相場)について、
少し復習してみたいと思います。
S&Pダウジョーンズのデータを参考にすると、
S&P500の過去の弱気相場は、
平均18.6ヶ月続き、平均下落率は₋38.2%、前回の弱気相場からの上昇率は+177.8%となっています。
【S&P500とベアマーケット】
期間 S&P500の下落率 (前回からの上昇率) ドル
平均 18.6ヶ月 ‐38.2% (+177.8%)
S&Pダウジョーンズの公式データをもとにりんり作成 無断引用を禁す
【※注意点】
ここで、1点注意して欲しいのは「平均」の扱い方です。
数字を見ていただくとわかる通り、1~3カ月程度で終わった弱気相場もあれば、2年以上続いた時もあります。
また、下落率も様々で、以前と全く同じ弱気相場は一つとしてありませんでした。
一応、便宜上載せましたが扱い方に注意してください。(平均○○だから「安心だ」とか「そこが目安だ」としないように)
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
【現実に即した計画を】
株式市場は、私達、個人個人の事情や感情などを考慮してくれるわけではありません。
また、いつ、どのくらい上下するかを私たちがコントロールすることもできません。
現実をしっかりと受け入れ、理解したうえで、投資をすることが大切だと思います。
投資を始める際は「夢物語」ではなく、現実に即した計画や資産配分、リスク許容度を設定することが大切です。
【まずはライオンのように生き残ること】
私自身はバカなので世界恐慌以上の出来事を想定したりしていますが(笑)そこまではいかなくても、。
普通にS&P500に何十年も投資をしていれば、どこかで50%程度の下落をくらうことは十分にあり得る話だと個人的には思っています。
それに耐えられないという方は、無理せず無リスク資産とリスク資産の配分を調整し、無理のない範囲で投資をすることが大切だと思います。
(例、50:50ならS&P500が50%下落しても資産全体25%のマイナスで済む)
無理をしてリスクをとって途中で怖くなって投げ出したり、安値・狼狽売りしてしまっては元もこもありません。
株式投資では、生き残ること、続ける事が大切です。
また、長く市場に居続ける事で、企業がもたらす利益成長や配当を複利を活かしながら享受することができます。
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
【まとめ】
1929年の大恐慌から1970年台の高インフレとスタグフレーション、そして最近のリーマンショックやコロナショックに至るまで、
S&P500は、過去何度も、多種多様なベアマーケットを経験してきました。
しかし、それら多くの弱気相場、困難、危機的な状況を乗り越えて、
その下落以上に大きく上昇し、今日まで成長してきました。
弱気相場でも、感情に負けず、冷静に概ね合理的な判断と投資行動を続ける事が大切です。
投資戦略にもよりますが、長期投資家の方であれば、日々の株価やニュース、経済指標などに一喜一憂しないことが大切です。
長期的に分散されたPFで運用する場合、そのリスクとリターンの大部分は資産配分が決定するということを思い出しましょう。
弱気相場や不安定な市場の中でも、長期的な視点を維持し、規律を保ち投資を続けてきた投資家に株式市場は過去何度も報いてきました。
市場や周囲が騒がしい時こそ、基本を忘れず、自らのミスや不用意な行動によって、自身の手でリターンを押し下げないよう気をつけながら、
そして楽しく投資を続けていきましょう。
いつもありがとうございます。
もしよかったら、応援クリックよろしくお願いします。
米国株ランキング
上の応援ボタン2つをクリック頂けると、
ものすごくありがたいです。毎日記事を書く励みになります。
Amazon「【全面改訂 第3版】ほったらかし投資術」
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
【過去のS&P500指数と弱気相場を学ぶ】米国株式市場のベアマーケットはどのくらい続いたのか?どの程度下落したのか?【米国株の基本】