【Nasdaq急反発】S&P500は上昇も油断は禁物。不確実性は何も解決していない。(NVDA+9.8%)【24日のまとめと感想】

投資まとめ

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【3月24日 米国株式市場】

ダウ    34,707 +1.02%
S&P500     4,520 +1.43%
ナスダック 14,191 +1.93%

 米国株式市場は反発。

半導体株やテクノロジー株など大型グロース株に買い戻しが入りました。

ラッセル2000は+1.13%と小型株も上昇。

VXUS(全世界株式除く米)も+0.69%と上昇しています。

米10年債利回りは2.370%。+0.049と上昇。

VIX指数は21.67。‐1.90と低下しました。

【為替・コモディティー】

ドル円  122.31   +0.96%
NY原油 111.41 -3.06%
NY金  1,964  +1.41%

ドル円は122円台。原油価格は下落。金は上昇しました。

ロシアのウクライナ侵攻以降、エネルギー価格の変動は、株式市場全体を押し上げたり、引き下げる要因の一つとなっています。

ビットコインは43,929ドル +2.41%と上昇しました。

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【S&P500マップ】

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ハイテク・IT株が市場を牽引。エヌビディアは9.8%上昇。

通信も強く、フェイスブックの親会社メタは2.9%上昇しました。

ヘルスケア銘柄も最も強い上昇を見せました。

保険会社のユナイテッドヘルスは2%上昇し、アンセムは2.5%上昇しました。

【セクター】

情報技術  +2.71%
素材    +1.96%
通信    +1.68%
ヘルスケア +1.15%
公益    +0.99%
金融    +0.75%
資本財   +0.74%
一般消費財 +0.73%
不動産   +0.64%
生活必需品 +0.62%
エネルギー +0.13%

全11セクターが上昇。

情報技術、通信、素材、ヘルスケア、公益など幅広いセクターが上昇しました。

原油価格の低下を受け、エネルギーは小幅な+にとどまりました。

【スタイルボックス】

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全手のサイズ、スタイルが上昇。

特にグロース株が大きく上昇しました。

【個別株】

〇ウーバー・テクノロジーズ(UBER)+4.96%

NY市のタクシーを同社アプリに組み入れると発表。こうした提携は米国内では初めてで、ドライバー不足と料金上昇圧力の緩和を目指すとのことです。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-03-24/R992G3T0G1KY01

〇ピン(PING)+9.12%

ソフトウエア開発のPINGはアナリストが判断を買いに。目標株価を25→30ドルに引き上げたことで買われました。

〇クリーブランド・クリフス(CLF)+12.0%

CLFは商いを伴って大幅高。ウクライナ危機が世界の鉄鋼供給に打撃を与える中、アナリストが同社を鉄鋼セクターのトップピック指定しました。

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【米労働市場は堅調】

19日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は18.7万人。

予想21.2万件を下回り、前週比で2.8万人減少。1969年9月以来の52年ぶりの低水準となりました。

引き続き米労働市場は強く、FRBの利上げをサポートしています。

また、ロシアのウクライナ侵攻が米労働市場に影響を及ぼしている兆候は現在のところ示されていません。

偶然かもしれませんが、1969年というのは面白いですね。1969年は60年代の上昇相場が終わり、暗黒の70年代に突入する直前の年です。

いずれにせよ米国の投資家は、米労働市場の継続的な回復について心強い最新情報を受け取りました。

【ロシアへの追加制裁】

米政府は24日、追加制裁としてロシアの400以上の個人・団体に制裁を科すと発表しました。

328人のロシア下院議員や最大手銀行ズベルバンクのトップ、防衛企業48社が含まれます。


また、ロシア中央銀行との金の取引も制裁対象に加えたとのこと。

米欧はロシア産天然ガスへの依存度低減に向けた行程表づくりも進めているとのことです。

NATO・G7、対ウクライナ武器支援強化 対ロ追加制裁へ - 日本経済新聞
【ブリュッセル=中村亮】北大西洋条約機構(NATO)と主要7カ国(G7)は24日、ブリュッセルで首脳会議を開いた。NATOとしてウクライナ向けに追加の武器支援を打ち出すとともに、ロシア軍が化学・生物兵器を使う恐れに警戒感を示した。G7はロシアに対する追加制裁を検討する方針を打ち出した。NATOは共同声明でウクライナの自...

【ダレル・クロック氏の見解】

ウェルズ・ファーゴのダレル・クロック氏は、

前日の下げを取り戻し反発した市場について、

「今はちょっとした綱引き状態だ…投資家はただ方向を探っている」

「市場は、明らかにGDPの伸びと収益の伸びの減速を示唆している」

と指摘しています。

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【まとめ・感想】

昨日の下げから一転、今日は反発した米国株式市場ですが、

インフレやFRBの利上げへの懸念や、ウクライナ情勢、景気後退や企業の成長の鈍化などのリスクはどれもまだ解決したわけではありません。

日々の株価の動きに一喜一憂しないことが大切です。

市場の一部からは、景気後退を懸念する声も出ており、先行き不透明感が増しています。

ウクライナの紛争が、どの程度インフレを悪化させ、世界経済の成長を阻害する可能性があるかを判断しようと、米国の投資家は紛争の最新動向を注視しています。

また、企業や消費者は原材料や商品のコスト上昇に直面しており、中央銀行はインフレによる影響を和らげるために金利の引き上げを求められています。

元々高インフレの中でのソフトランディングという元々困難な状況の中、ウクライナ情勢も加わり、FRBの舵取りも難しくなっています。

米株式市場はでは値ごろ感からの押し目買いなども見られていますが、自身の許容できる範囲で投資をすることが大切だと思います。

私は今月も給料が入りましたのでいつもどおり、インデックスファンドに投資をしたいと思います。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
【Nasdaq急反発】S&P500は上昇も油断は禁物。不確実性は何も解決していない。(NVDA+9.8%)【24日のまとめと感想】

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