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【5月2日 米国株式市場】
ダウ 38,225 +0.85%
S&P500 5,064 +0.91%
ナスダック 15,605 +1.51%
米主要株価指数は揃って上昇。
昨日のFOMCの結果を消化する動きが続きました。FOMCを受けて米国債利回りは低下、株価は上昇、ドルは下落。ドル指数は今年最大の下げを記録。
加えて、市場は経済指標や企業決算を消化。決算ではアップルが時間外で6%上昇。今夜の雇用統計にも注目が集まっています。
ラッセル2000は+1.81%と小型株も大きく上昇。
VXUS(全世界株式除く米)も+1.72%と上昇しました。
米10年債利回りは4.577%。‐0.014と低下。
VIX指数は14.68。‐4.61%と低下。
【為替・コモディティー】
ドル円 153.38 ‐0.76%
NY原油 79.02 +0.03%
NY金 2,302 ‐0.66%
ドル円は153円台前半。日銀の為替介入の可能性が指摘される中、黒田前日銀総裁はNYで「円安は一時的なものに過ぎない」とし、日本の多国籍企業の利益を押し上げるのに寄与しているとの見解を述べました。
個人的には為替介入で儲けたお金を財務省がどうするかが気になります。
ビットコインは58,727ドル。+0.79%と上昇しました。
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【S&P500マップ】
【スタイルボックス】
全てのカテゴリーが上昇。特に小型株が上昇しました。
【個別株】
〇アップル 時間外で+6%
アップルは引け後に決算を発表。1株利益、売上高とも予想を上回り、長い低迷に入るのではと不安視していた投資家を安心させました。AIへの参入も計画している模様。
〇過去1年で最も株価を上昇させた銘柄の一つのドアダッシュは‐10.2%と急落。利益見通しが失望感を誘いました。
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【経済指標】
失業保険申請件数は横ばい、人員削減は減少、非農業部門の労働生産性(速報値)は上昇と、総じて労働市場の底堅さを示唆する内容となりました。
FRBの今後の政策を占おうと今夜の雇用統計に注目が集まっています。
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【まとめ
決算シーズンですが、これまでに決算を発表したS&P500企業373社中77%が市場予想を上回る利益となり、全体としては概ね順調に決算シーズンを消化しています。
前日のFOMCでは、金利据え置きを決定。パウエル議長は利下げ開始に必要なより大きな自信を得るには、「これまで予想されていたよりも時間がかかる可能性が高い」との見方を示しました。
高金利が経済や景気に与える影響も懸念されていますが、インフレが再燃する方がよりリスクが大きいので、FRBにはこれまでどおりバランスをとりつつ慎重に焦らず対応して欲しいと思います。
複雑系の経済を完全・完璧にコントロールすることは現状不可能なので、
短期的な成否(ブレ)やその時々のメディアの論調に流されたり過度に反応しすぎず、
概ね良い方向に向かっていればよし、ダメになる時も景気後退もあるけど、それはサイクルの中での当たり前の出来事なので仕方なしと割り切っていくのが良いと思います。
FRBでも無理なものを普通の個人投資家が予想やコントロールしようとする方が無理筋です。
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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
【アップル時間外で+6%】FOMCや経済指標を受けてS&P500・Nasdaq上昇。ドルは下落【今夜は雇用統計】