1800年以降のアメリカのGDPは
多くの危機、好況、不況に関わらず、
指数関数的に(灰色の点線のように)拡大してきました。
長期的な視点で歴史を振り返って見ると、
毎日流れてくる騒がしいニュースの多くが、
些細な事のようにも感じますね。
また、10年に1度くらいは、
戦争、経済危機、不況など、
何かしら米国にとって、悪いこと、不安な事が起こるのが
当たり前のように思います。
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
過去、株価やFF金利、インフレ率、債券利回りは変動してきました。
変化するのは当たり前の事です。
それに一喜一憂する必要はありません。
ドキドキするのは、
本人の許容できるリスクを超えている可能性があります。
それは投資・資産運用ではなく、
ギャンブルに片足をツッコんでいる状態かもしれません。
私が個人的に最近感じたことは、
初心者の方が、資産配分やPFを決定する際、
投資期間終了時点において生じる損失(の確率)のみにフォーカスしたり、
期間等によって単純化された「リスク」によって、
実際に投資家が経験するリスクを過小評価している方が
意外といらっしゃるということです。
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
簡単に言うと、
例えば、
市場には、損失が稀にしか発生しない平穏期と
市場が大きく上下、損失が頻繁に生じ得る混乱期とがあります。
もし「ある20年間、30年間、50年間のリスクは〇〇でした」
という(平穏期である意味薄まった)全体の数字を鵜呑みにし過ぎていると、
その「途中の期間」で発生する、
暴落や混乱期の大きなリスクや株価の乱高下に、
精神的、金銭的に耐えきれなくなってしまう可能性が高くなります。
長期の「期間全体のリスク」や、
「最終的な損失の確率」だけではなく、
その途中で起こり得る、
暴落や大きなリスクに晒される局面にしっかりと想定し、
自身の置かれている経済的な環境や精神が耐えれるかどうかを再確認することが大切です。
個人的には、リスクを取り過ぎて、途中で退場するよりは、
多少儲け損ねても、安全策で市場に居続けた方がいいと思います。
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
歴史は繰り返さないが韻を踏むとも言います。
過去と全く同じ暴落は起こりませんませんが、
似たような事や、もっとひどい事は全然起こり得ると思います。
個人的には過去最大の暴落+αがあっても、
人生笑って過ごせるくらいの余裕のある投資をしていきたいと思います。
そして、人生を楽しむためにも、リスクを避ける意味でも
「株式」だけでは限界があるので、
人生全体で、
自分の持つ資産(時間・体力・労力)などバランスを取りながら、
楽しい人生を歩んでいきたいと思います。
多くの方にとって、
株式投資は、全世界の株式に時価総額加重で投資をする低コストのインデックスファンドを自身の許容できる範囲で購入する。
急いでお金持ちになりたい人は、拠出額を増やすよう勤めもっとたくさんそれを購入する。
くらいでいいんじゃないかな。と思う今日この頃です。
いつもありがとうございます
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
1800年以降アメリカのGDPは多くの危機、好況、不況に関わらず、指数関数的に拡大してきました。