【ナスダックは最高値から10%以上下落し調整入り!】でも全く心配していません【S&P500・QQQ】

投資まとめ

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【1月20日 米国株式市場】

ダウ    35,028 ‐0.96%
S&P500     4,532 -0.97%
ナスダック 14,340 -1.15% 

米国株式市場は続落。

主要株価3指数は下落し、年初来高値更新。

ナスダックは、終値ベースで11月19日に付けた最高値から10%以上下げ、調整局面入りしました。

ラッセル2000は₋1.60%と引き続き大型株より大きく下落。

VXUS(全世界株式除く米)は米国市場が下落する中+0.08と上昇。分散効果を発揮しました。

米10年債利回りは1.854%。‐0.014と上げは一服。

VIX指数は23.85。+1.06と上昇しました。

【為替・コモディティー】

ドル円  114.24 ‐0.32%
NY原油  86.46 +1.21%
NY金     1,838 +1.42%

原油は引き続き上昇。今日は金も反発しました。

ビットコインは41,780ドル。‐1.39%と下げました。

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【S&P500マップ】

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影響力の大きい、アップル(ー2%)、Amazon(‐1.7%)、テスラ(‐3.4%)などの大型株の下落やITハイテク株の下げが指数を押し下げました。

旅行関連企業や自動車メーカーも下落。

一方で、バンカメ(BAC)やモルガン・スタンレー(MS)P&G(PG)などの決算が良かった企業は買われました。

【セクター】

生活必需品 +0.68%
公益    +0.45%
通信    ‐0.19%
素材    ‐0.21%
ヘルスケア ‐0.44%
エネルギー ‐0.66%
資本財   ‐1.10%
不動産   ‐1.21%
情報技術  ‐1.37%
金融    ‐1.65%
一般消費財 ‐1.81%

11セクター中生活必需品と公益を除く9セクターが下落。

特に情報技術、金融、一般消費財が売られました。

グロース株は金利や債券利回りの懸念から。

銀行株は決算の内容を受けて企業の再評価、調整が進んでいると思われます。


【スタイルボックス】

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まんべんなく下げていますね。

特にここ数日は小型株が大型株より下げています。

また、大型バリュー株が下落幅がマシな結果となりました。

上昇相場にいると忘れがちですが、市場よりも下げ幅を抑えることで、結果的に指数をアウトパフォーマンスする。ということもあります。

【個別株】

〇フォード(F)‐7.92%

年初から20%以上上昇してきたFですが、昨日は下落。

ブレーキランプが点灯しなくなる問題の修正のため米国で20万台のリコールを発表。

その他、利確売りや人件費高騰、保有するリビアンの株価の下落など。いろいろな懸念が指摘されています。

〇P&G(PG)+3.36%

P&Gが良い決算の発表を受け上昇。売上高、EPSともに予想を上回りました。

売上 209.5億ドル 予想 203.5億ドル
ESP 1.66ドル    予想 1.65ドル

通期のガイダンスはやや弱いものの売上見通しを上方修正しています。(ガイダンス) 

実質売上 +2~4%を+4~5%に上方修正。予想は4%。
EPS   5.83~6.00ドルに据え置き。予想は5.19ドル。

商品の値上げにより、インフレ、物流コストの上昇を消費者に転嫁することに成功。

これができる企業は強いですね。

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【イエレン氏 オミクロン株は経済に影響を及ぼさない】

イエレン米財務長官は新型コロナウイルスのオミクロン株について、「足元で続く景気回復を妨げるとは見込んでいない」と述べました。

「高いワクチン接種率やバイデン政権の『米国救済計画』に基づき市や州による緊急支出が可能になったことが、オミクロンによる一段と深刻な影響を防ぐ一助になった」とのこと。
【エコノミストの意見】

ここ数か月、商品の需要が企業の生産・供給能力を上回っているため、サプライチェーンの問題が発生し、原材料費が高騰しています。

ウォール街では、インフレが企業の利益率を下げていないか。消費者が支出を減していないか。企業の決算発表を見極めようとしています。

エコノミスト等は、サプライチェーンの問題が解決され、消費者の需要が抑制されるまでは、インフレ率が高止まりするのでは。と予想しています。

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【まとめ・感想】

主要株価指数は、終日上昇と下落の間を行き来していましたが、影響力の大きいビックテック企業の下落などが指数の足を引っ張りました。

米国の投資家は企業の決算や金利の上昇に備えるため、慎重になっています。

インフレ率の上昇が企業や消費者にどのような影響を与えるか、またFRBの次の一手はどうなるか。投資家は見極めようとしています。

現在までに、発表を終えたS&P500企業44社のうち、約73%が最終利益が予想を上回っています

短期的な投資をする方は感情や市場の雰囲気に飲まれることなく、市場が複雑な時ほど冷静に、

各々の投資手法において合理的な選択、判断を取り続けましょう。

こういう時こそ、腕の見せ所。応援しています!

【長期投資家の方へ】

さて、長期投資家の方は、ここで一息して、

VT(全世界株式)の5年チャートを見てみましょう。

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2020年後半~2021年にかけて、株価が高すぎて買いづらいなんて声も聞かれましたが、まだ、その時よりも株価はだいぶ高い位置にいます。

直近でみると、株式市場は下落し、とても混乱しているようにも感じますが、

より長期的な視点でみると、今よりも下落したり市場が混乱したことは多々ありました。

もちろん、未来はどうなるかわかりません。

ですが、長期投資家の方は、近視眼的にならずに長期的な視点と計画を維持し投資を続けることが大切だと思います。

投資とはタイミングよりもタイム(時間)だとの格言もあります。

まだ、一度も利上げしたわけでもないですし、インフレ落ち着いたりや利上げが完了するまでは数か月から数年かかると考えるのが普通です。

これは、今日明日解決する問題でもないですし、FRBでさえインフレを完全に予測したり、コントロールすることはできないわけですから、

そこは割り切って、自身の許容できるリスクの範囲を守り、気長に投資を続けていきましょう。

変に不安がったり、力んでも何にもなりません。

もし、適切な投資対象に、適切な範囲で投資しているのであれば、心配せず、

自分が今できることに集中していきましょう。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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