【ファイザー(PFE)の未来は?】直近1カ月で+20.06%。配当利回り3.1%、2025年までコロナ関連を除いて6%の成長を予想!

投資まとめ

【ファイザー社の今と未来を知る】

先日マネックス証券の岡元兵八郎氏が、

ファイザーの最高IR責任者であるクリストファー・スティーヴォ氏にインタビューを行った動画が公開されました。

個人的にはとても素晴らしい動画だと思ったのですが、

記事執筆時点で1700再生しかされておらず、非常に勿体ないと感じたので紹介します。

スティーヴォ氏の解説は米国株や製薬の分野に精通していない方が聞いてもわかりやすく、

ファイザーの過去と現状、そして今取り組んでいることと将来の見通しなどを具体的な時期や数字を示しつつ説明しています。

正直、「自分の会社の役員や上司がこうだったらいいのに!」と思うくらい(笑)

要点を優しく、シンプルかつわかりやすく説明してくれます。

流石、ファイザーの最高IR責任者、伊達ではありません。

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【文字として読みたい方はこちら】

ちなみに、インタビューの内容は文字でも公開されており、

下のリンクからこのインタビューの内容を読むことができます。

〇特別インタビュー【1】

ファイザー(PFE)のコロナ飲み薬や他ワクチンの見通し、mRNA技術の将来性とは

特別インタビュー【1】ファイザー(PFE)のコロナ飲み薬や他ワクチンの見通し、mRNA技術の将来性とは | 岡元兵八郎の米国株マスターへの道 | マネクリ マネックス証券の投資情報とお金に役立つメディア
ファイザーの成長の根底にある企業目的。mRNA技術が他の感染症やワクチンに応用できる可能性。ファイザーのコロナ飲み薬の開発状況は?。高齢者の健康維持を支援するワクチン開発も

〇特別インタビュー【2】

ファイザー(PFE)の成長の見通し、研究開発の注力分野、配当・自社株買いの方針とは?

特別インタビュー【2】ファイザー(PFE)の成長の見通し、研究開発の注力分野、配当・自社株買いの方針とは? | 岡元兵八郎の米国株マスターへの道 | マネクリ マネックス証券の投資情報とお金に役立つメディア
優先事項はコロナ飲み薬、RSウイルスワクチン開発。2025年までにコロナ関連収益を除いても6%成長を予想。研究開発では6つの治療分野に注力。海外でも革新的な新薬開発にフォーカス。長期的に配当を増やしていくことを目標に

動画だとすごくわかりやすく、シンプルなものに感じたのですが、

書きおこしで見るとと意外と分量があり、医療、薬学系の単語も相まって、ちょっと難しく感じてしまうかもしれません。

スティーヴォ氏の雰囲気や間、話し方のせいでしょうか?

個人的には今回に関しては動画の方がすんなり頭に入ってきました。

文字を読むのが苦手な方や初心者の方は、私にしては珍しく動画でみることをお勧めします。

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【投資家の視点で見ると】

個人的にすごいと思ったのは、新しい技術や商品の開発などについてはもちろんですが、

一番は、2025年まで『コロナ関連収益や未実施のM&Aを除いても』、

年6%の成長を予想していると公言していることです。

(逆に言えば、コロナ関連収益や今から2025年までに行う可能性のあるM&Aは、売上を増やす可能性はあります)

00.

ちなみに、この動画の公開の数日後、

コロナ用の飲み薬の認可との報道を受け、ファイザーの株価は10%以上上昇しています。

大型株企業にしては珍しく、過去1カ月で+20.06%上昇を見せたファイザーですが、

今後も更に期待できるのではと思えてきます。

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【投資家目線の企業】

インタビュー後半は投資家目線での話となってきます。

ファイザーは、長期的に配当を増やしていくことを目標にしているとのことで、

スティーヴォ氏は以下のように説明しています。

〇配当と増配

弊社は1849年に設立された当初から配当を行っていたわけではありませんが、直近は300回以上連続配当を行っており、10年以上増配しています。

その点は非常に誇りに思っています。配当金を支払い、そして増配していくことは、会社としても非常に重要な資本配分の優先順位の1つです。

〇資金の使い道

弊社はかなりの規模の自社株買いも行っていますが、最優先に考えているのは配当です。

さらに事業への再投資を中核的な優先事項とし、M&Aや外部のイノベーションをもう1つの中核的な優先事項としています。

このような優先順位をつけた上で、まだ資金が余っている場合は、これまでは自社株買いによって株主に還元してきました。

1つ明確に言えるのは、自社株買いの水準は将来の株主への利益還元のための投資機会に応じて、長期的に上下するということです。

〇魅力的な配当利回り(インタビュー時)

配当金は重要な優先事項の1つであり、弊社の配当利回りは3.5%を超えています。

米国の30年国債の利回りが2%程度しかないことを考えると、これは日本でも米国でもかなり良い利回りだと思います。今後も配当を長期的に増やし続けることを目標としています。

※今は株価の上昇によって3.1%くらいになっています。

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【ファイザーと配当の小話】

1989年末、ファイザーに1万ドル投資していたら、

2021年9月現在、その時の1万ドルに対して配当利回りは56.8%。

来年の増配を発表しているから配当利回りは61%となっています。

つまりは、10000ドルの投資に対して、今年は5680ドル。来年は6100ドル貰えるという事です。

2年もかからずに投資元本が回収できてプラスになってしまうわけです。

シーゲル教授が好きそうな話ですが、永続する大型優良企業に投資をつづけると配当【増配】だけでこれくらいのことが起こります。

もちろん、株価も17倍になっていますし、配当再投資をしていればリターンはもっとすさまじい物になったことでしょう。

この話のポイントは二つあります。

〇1つは30年という時間の力。

1カ月や1年ではなく、30年持ち続けたからこそファイザーのこの配当や成長の力を十分に手にすることが出来たという事。

〇もう1つは正しい銘柄を選んだということ。

残念ながら私は30年後に優良企業のまま永続している企業を当てる自信はないので、銘柄選択リスクを排除して、

S&P500でリスクを抑えつつ、低コストで米国企業を丸抱えしながら、米国企業と時間の生みだす力と価値を得続けたいと思っています。

最後になりますが、

個別銘柄に投資をする方にとっても、S&P500のようなインデックスファンドへ投資をする方でも、

このような優良企業がたくさんあることは心強い物ですね(^_^)voo

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※参考
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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
【ファイザー(PFE)の未来は?】直近1カ月で+20.06%。配当利回り3.1%、2025年までコロナ関連を除いて6%の成長を予想!

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