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【7月17日 米国株式市場】
ダウ 41,198 +0.59%
S&P500 5,588 ‐1.39%
ラッセル2000は‐1.06%と小型株も下落。
VXUS(全世界株式除く米)も‐0.77%と下落しました。
米10年債利回りは4.146%。‐0.021%と低下。
VIX指数は14.48。+9.78%と上昇しました。
FRB当局者の発言を受け9月利下げ観測が高まったことを背景に 、米国債利回りは4カ月ぶりの水準に低下しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 156.16
NY原油 83.10 +2.90%
NY金 2,457 ‐0.44%
円が対ドルで急伸。日本当局が新たな介入に踏み切ったとの観測が広がっています。
円安是正のため日本銀行の利上げを要求した河野太郎デジタル相のインタビュー記事をきっかけに、昨日から円買いの動きが強まっていた他、トランプ前米大統領が円安に言及したことも意識されています。
原油は4営業日ぶりに反落。 対主要通貨でのドル下落や米原油在庫の大幅減少が買いを呼び込みました。米エネルギー情報局によれば、米原油在庫は先週487万バレル減少したとのこと。金は反落。
ビットコインは64,371ドル。‐1.08%と下落しました。
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【S&P500マップ】
また、トランプ氏が台湾防衛の責務が米国にあるのか疑問を呈したことで、台湾のTSMCが下落しました。
【スタイルボックス】
大・中バリュー株が上昇する一方で、グロース株や小型株が売られました。
【個別株】
ジョンソン&ジョンソンが+3.69%が上昇。
4~6月期決算を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回りました。医療機器の売上は予想を下回ったものの、医薬品の販売が好調だった。ただ、通期の1株利益の見通しを下方修正しています。
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【要人発言】
ウォラーFRB理事は、6月の米消費者物価指数(CPI)が前月比で約4年ぶりに下落したことを受け、2カ月連続で非常に良いニュースが得られたと評価。
リッチモンド地区連銀のバーキン総裁も、ディスインフレが経済全体に広がりつつあるようで非常に勇気づけられるとし、この傾向が続くことを期待したいと述べました。
ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は数カ月内に利下げが妥当となる可能性があると言及。過去3カ月のデータについてわれわれが求めているディスインフレ傾向に近づいている。前向きな兆候だ。インフレが持続的に2%目標に近づいていることが確信できる一段のデータを見たい。と述べました
市場は9月の利下げと年内2~3回の利下げを織り込みつつあります。
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【まとめ】
S&P500は多くの銘柄が上昇するも、影響力の大きい大型グロース株の下落が足を引っ張りました。
フィラデルフィア半導体株指数は約7%安と、2020年以来の大幅下落。ハイテク大手7社で構成するマグニフィセント・セブンも3.4%下げました。
半導体銘柄などが牽引する相場でやや遅れ気味だったダウは逆に上昇しています。
もしかすると、ここ数年の間に投資をはじめた方にとって、初めてのセクター/ファクターローテーションがこの先待ち受けているかもしれません。
ここ数年大型グロース株や上位構成銘柄が牽引する相場が続きましたが、バリュー株や小型株が牽引する相場もあります。また、ハイテク株が不調でその他セクターが好調な相場も過去普通にありました。
その時の熱いテーマが終わりをつげ、また新しいテーマが市場の花となることも多々あります。
過去数年のリターンの良かった投資対象が、そのリターンを今後5年、10年、20年と永遠に維持するととは限りません。
私は低コストで分散投資をしつつ航路を守り投資を続けていきたいと思います。
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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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