【米国株式市場は下落】S&P500やオルカンへの長期投資を成功させるコツと30日のまとめと感想【米GDP&消費鈍化。利下げには追い風か?】

投資まとめ
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【5月30日 米国株式市場】

ダウ    38,111 ‐0.86%
S&P500     5,235 ‐0.58%
ナスダック 16,737 ‐1.08%

米国株式市場は続落。バリュー株は買われる一方で、大型グロース株が売られる展開となりました。

経済指標が景気鈍化を示唆したことや月末の調整、セールスフォースの期待外れの見通しなどが重しとなりました。

ラッセル2000は+1.00%と小型株は上昇。

VXUS(全世界株式除く米)も+0.63%と上昇しました。

米10年債利回りは4.554%。‐0.07と低下。

VIX指数は14.47。+1.33%と上昇しました。

【為替・コモディティー】

ドル円  156.78 ‐0.01%
NY原油  77.87 ‐1.72%
NY金   2,342 +0.18%

ドル円は156円台後半。

原油は下落。ただ米原油在庫は5週間ぶりの大幅減少となりました。金は小幅に反発。

ビットコインは68,444ドル。+1.29%と上昇しました。

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【S&P500マップ】
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【セクター】
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10セクターが上昇。通信とテクノロジーセクターが大きく下落しました。

【スタイルボックス】
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バリュー株が上昇。グロース株、特に大型グロース株が大きく下落しました。

【個別株】

〇エヌビディアやAMDの中東向け人工知能(AI)アクセラレーター出荷に対し、米政府当局者はライセンスの発行を遅らせていると複数の関係者が明らかにしました。政府当局者らは中東でのAI開発が安全保障面に与える影響を審査しているとのこと。

〇セールスフォースが決算を受け‐19.74%と大幅安。第2四半期の見通しが1株利益、売上高とも予想を下回りました。通期の1株利益の見通しは上方修正したものの、売上高も予想を下回る見通しとのこと。

〇C3・aiは決算を受け+19.44%と大幅高。25年度通期の売上高で予想を上回る見通しを示しました。

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【経済指標】

〇米新規失業保険申請件数(5/25までの週)21.9万件(予想 21.7万件・前回 21.6万件)
〇米失業保険継続受給者数(5/18までの週)179.1万人(予想 179.6万人・前回 178.7万人)

米労働市場は緩みつつあるも未だ堅調。

〇1Q米 GDP(前期比年率)1.3%(予想 1.3%・前回 1.6%)
〇1Q米 個人消費(前期比)2.0%(予想 2.2%・前回 2.5%)

第1Qの米実質GDPの改定値は速報値から下方修正。個人消費の伸びが鈍ったことが主な要因。米経済が今年に入り失速していることを示唆する内容となりました。

個人消費は2.0%増で、速報値の2.5%増から下方修正。市場予想の2.2%増も下回りました。PCEコア価格指数は前期比年率3.6%上昇。速報値の3.7%上昇から下方修正。+3.7%上昇だった市場予想を下回りました。

景気の減速とPCE価格指数の低下は利下げを正当化する理由となります。

【要人発言】
ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁

「今年下期にインフレ率の低下が続くとみている」「インフレ率は依然として高過ぎるものの、金融政策は良好な状態にあり、需給の不均衡は是正に向かっている」「この1年の経済動向から、金融政策が景気抑制的であり、われわれの目標達成を助けている十分な証拠が得られた」

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【まとめ】

マイクロソフトやエヌビディアなど影響力の大きい大型グロース株が売られたため、主要株価指数は下落しましたが、バリュー株や小型株、米国債などは買われた一日となりました。

今日は珍しく、S&P500とダウは午前に約80分にわたってリアルタイムの価格変動表示が中断されるというアクシデントがありましたが、影響は軽微でほとんどありませんでした。

今週を振り返ってみると、エヌビディアや通信サービス、消費財などの銘柄を除くと、ほとんどの銘柄が下落していますが、

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過去1カ月で見るとまだまだプラスで、大型グロース株を中心に半数以上の銘柄が上昇しています。

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S&P500やオルカンなどに長期投資をされている方であれば、

今日の株価が上がったらその日はよい一日、下がったらテンション下がる悪い一日と、約50:50の確率で株式市場や株価に支配される人生を送るのではなく、

長期的な視点を維持し、株式市場や株価に振り回され、支配される人生ではなく、株式市場を利用し、株式市場と良い距離感で付き合っていくことが大切です。

お金や株式市場の奴隷ではなく、お金や株式市場のの主人であることを心掛けながら、楽しく投資を続けていきましょう。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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