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【10月26日 米国株式市場】
ダウ 31,836 +1.07%
S&P500 3,859 +1.63%
ナスダック 11,199 +2.25%
米国株式市場は3日続伸。
一連の企業決算が予想を上回ったことや、
軟調な経済指標が発表され、FRB引き締めが効果を発揮しつつあることが示唆されたこと。
長期金利の低下などが株式市場の追い風となりました。
ラッセル2000は+2.73%と小型株も上昇。
VXUS(全世界株式除く米)も+1.72%と上昇しました。
米10年債利回りは4.104%。‐0.128と低下。
VIX指数は28.46。1.39と低下しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 147.89 ₋0.66%
NY原油 84.95 +0.44%
NY金 1,641 ₋0.46%
ドル円は147円台後半に。
原油は小幅に上昇。金は下げました。
ビットコインは20,190ドル。+4.45%と急上昇しました。
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【S&P500マップ】
決算が市場予想を上回ったコカ・コーラやゼネラル・モーターズが買われました。
【セクター】
不動産 +3.94%
通信 +2.39%
素材 +2.52%
一般消費財 +2.34%
公益 +2.02%
情報技術 +1.93%
資本財 +1.34%
生活必需品 +1.27%
金融 +1.18%
ヘルスケア +0.78%
エネルギー ‐0.04%
エネルギーを除く10セクターが上昇。
ここ数日、出遅れていた不動産などが大きく上昇しました。
【スタイルボックス】
全てのサイズとスタイルが上昇。
特にグロース株や小型株が大きく上昇しました。
【個別株】
〇コカ・コーラ(KO)+2.40%
決算受け上昇。EPS、売上高とも予想を上回る良い決算でした。
〇GM(GM)+3.61%
決算受け上昇。売上高は予想は下回ったものの過去最高となり、EPSは予想を上回りました。
〇マイクロソフトやグーグルは時間外で下落。
引け後にマイクロソフトやアルファベットが決算を発表。別記事にてまとめてあります。
『https://etfsp500.com/archives/31926380.html』
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【S&Pケースシラー住宅価格(前年同月比)】
結果13.08% 予想14.00% 前回16.01%(20都市)
8月の米住宅価格指数は減速。特に全米ベースの住宅価格指数は過去最大の減速。
倍増した借り入れコストが需要を抑えていることが浮き彫りとなりました。
然として昨年の水準を上回っているものの、インフレ抑制に向けた利上げを受け、住宅市場の価格が鈍化し、低迷し始めていることが示唆されました。
【コンファレンスボード消費者信頼感指数】
結果102.5 予想105.5 前回107.8
10月の米消費者信頼感指数は、前月から低下し、市場予想を下回りました。低下は3カ月ぶり。
インフレや景気後退への懸念が重しとなりました。
現況指数は138.9と150.2から大きく低下し、2021年4月以来の低水準。
期待指数も78.1と79.5から低下。期待指数が80を下回ると、景気後退リスクが高まっていることが示唆されるとされています。
今後1年間の期待インフレ率は7.0%と、前月の6.8%から上昇しました。
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【まとめ】
今日は、米国債利回りが急低下し、IT・ハイテク株や小型株といった成長株への買いが上げを主導。
引き続き、弱い経済指標が、FRBの利上げを緩めるのではとの期待が市場では流れ始めています。
11月1~2日のFOMCでは引き続き0.75%の利上げが予想されていますが、その後の利上げのペースと最終到達地点、そして利下げなどに注目が集まっています。
ただ、FRBがタカ派姿勢を後退させるのは時期尚早との意見もあり、実際今後の経済指標の動向次第ではまた風向きは変わる可能性がありますので注意しましょう。
今日取引開始前までに、S&P500企業の約4分の1が決算発表を終え、半数以上が予想を上回っているまずまずの決算シーズンが続いています。
が、取引後のマイクロソフトやアルファベットなど影響力の大きい企業の決算がイマイチだったため、明日は少し荒れるかもしれません。
買い戻しが入った風にも見えますし、明日どうなるかわかりませんが、
結局、「業績」と「インフレやFRBの政策」との闘いのめどがつくのはもう数カ月先のことですから、それまで、忍耐強く、冷静に投資を続ける事が大切だと思います。
また、中国、英国、欧州、ロシア、日本、中東、南米、世界の至る所に、リスクや不確実性が潜んでいます。
目先の株価の上昇や市場の雰囲気の一時的な改善に一喜一憂することなく、自身の取れるリスクの範囲内で投資を続ける事が、何よりも重要だと思います。
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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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