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【9月13日 米国株式市場】
ダウ 32,381 +0.71%
S&P500 4,110 +1.06%
ナスダック 12,266 +1.27%
米国株式市場は4営業日続伸。
米国のインフレがピークに近いとの観測から、
広範でリスク選好ムードが広がりました。
ラッセル2000は+1.23%と小型株も上昇。
VXUS(全世界株式除く米)も+1.32%と上昇しました。
米10年債利回りは3.362%。+0.041と上昇。
VIX指数は23.87。+1.08と上昇しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 142.82 +0.21%
NY原油 88.11 +1.52%
NY金 1,727 +0.67%
ドル円は142円台後半。
原油と金も3営業日続伸。
ビットコインは22,389ドル。+2.78%と上昇しました。
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【S&P500マップ】
【セクター】
エネルギー +1.81%
情報技術 +1.63%
一般消費財 +1.35%
公益 +0.96%
素材 +0.88%
金融 +0.87%
不動産 +0.86%
ヘルスケア +0.64%
資本財 +0.61%
通信 +0.44%
生活必需品 +0.42%
全11セクターが上昇。
原油価格の上昇を受けエネルギーセクターが上昇。
アップルやAmazonなどに牽引され、
情報技術や一般消費財なども上昇しました。
【スタイルボックス】
全てのサイズとスタイルが上昇。
特に小型株やグロース株が上昇しました。
【個別株】
〇アップル(AAPL)+3.98%
iPhoneの最新モデルの予約データが、同時期で比較した旧バージョンより好調で「iPhone14 プロ・マックス」が最人気モデルであることや堅調な需要が示唆されました(ブルームバーグ)
〇ブリストル・マイヤーズスクイブ(BMY)+3.55%
同社の「ドゥクラバチニブ」が、FDAから中等度から重度の乾せん治療薬として、薬品のラベルへのブラックボックス警告なしの承認を受けたと発表。
〇ギリアド(GILD)+4.42%
ジェネリックのルパン社等と間で、デスコビー、ベムリディ、オデフジーに関連する訴訟と特許に関する争いを解決するための合意を締結したと発表しました。
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【米消費者の短期インフレ期待低下】
NY連銀が発表した消費者調査で、
米消費者のインフレ期待が大幅に低下したことが明らかになりました。
1年後のインフレ期待は、7月の6.2%から5.7%に低下した。
3年後のインフレ期待は8月に2.8%に低下。7月は3.2%、6月は3.6%。
ガソリン価格が急激に低下したことが背景。
労働市場関係では、今後1年間に職を失う可能性は前月よりも低下し、
現在の職を失った場合に新しい職を見つける確率が高いとの見方が示されました。
【半導体関連】
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【まとめと感想】
米国株式市場は4営業日続伸。
米国のインフレがピークに近づいているのではとの期待から、
各市場でリスク選好姿勢が強まりました。
【8月消費者物価指数(CPI)について】
市場予想では、総合CPIは前月の前年同月比8.5%から8.1%への減速。
よりFRBが重視する、食品とエネルギー価格を除いたコア指数は6.1%上昇と前月5.9%に比べて伸び加速が予想されています。
短期金融市場は、来週20~21日の9月FOMCでの0.75ポイント利上げをほぼ完全に織り込んでいます。
CPIの結果が予想と大きく異なるものになれば、多少市場は動くかもしれませんが、あまり慌てないようにしましょう。
より重要な、インフレがいつ収まるか、FRBが利上げの最終地点をどこするか、またいつまで積極的な姿勢を維持するのか。そして、米企業や消費者の活動はどの程度鈍化するのか。
こういった懸念や問題の答えがわかるのは、また問題が解決するのはまだもう少し先のこととなりますから、あまり一喜一憂しないことが大切です。
【感想】
CPI、そして来週はFOMCとイベントが続きますが、長い投資人生の一通過点に過ぎませんし、いくら力んでも自分自身に結果を変えることはできませんので、
自身の投資戦略に合わせて、いい距離感で気長に付き合っていくことが大切だと思います。
6月後半からジャクソンホールまで反発していた市場が、
パウエル議長の発言で、先週まで3週間連続で下落。
そしてまた今週に入り雰囲気が変わり4営業日続伸となりました。
こんな感じで、株価も市場の雰囲気もコロコロ変わっていくものです。
特に、長期的にインデックス投資を続けるような投資家の方であれば、ミスターマーケットに振り回されることなく投資を続けていきましょう。
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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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