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【9月3日 米国株式市場】
ダウ 40,936 ‐1.51%
S&P500 5,528 ‐2.12%
ナスダック 17,136 ‐3.26%
米国株式市場は3指数とも下落。S&P500は8月5日以来の大幅安。Nasdaqは3％以上下落しました。
発表されたISM製造業指数が米製造業が当面低迷が続く可能性が大きいことが示唆され、市場心理を圧迫しました。
ラッセル2000は‐3.09％と小型株も大きく下落。
VXUS（全世界株式除く米）も‐1.69％と下落しました。
米10年債利回りは3.844％。‐0.067と低下。
VIX指数は20.72。+33.25％と大きく上昇しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 145.47 ‐0.99%
NY原油 70.22 ‐4.66%
NY金 2,492 ‐0.27%
ドル円は145円台中盤。
日銀の植田総裁が物価の見通しが実現していくとすれば「引き続き政策金利を引き上げ、金融緩和の度合いを調整」する方針を改めて示しました。
日銀の見通しではインフレは落ち着くとあるのに、なぜ金利を引き上げる必要があるのかは疑問ですが。
原油先物相場も大幅安。リビアの産油再開につながる合意が近いとの見方や、世界最大の原油輸入国である中国が悪い経済指標を示したことなどが原因。
金も3営業日続落となりました。
ビットコインは58,019ドル。‐1.89％と下落しました。
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【S&P500マップ】
【セクター】
生活必需品を除く10セクターが下落。特にテクノロジーセクターは‐4％と大きく下落しました。
【スタイルボックス】
すべてのカテゴリーが下落。特にグロース株や小型株が売られました。
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【経済指標】
ISM製造業指数
結果47.2 予想47.5 前回46.8
8月の製造業景気指数は、8カ月ぶり低水準だった7月の46.8から47.2に上昇。ただ、ISM製造業指数拡大・縮小の分岐点となる５0は5カ月連続で下回りました。
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【まとめ】
米取引所の合算出来高は120億株。直近20営業日の平均は約110億株と9月に入り、夏休みを終えた市場参加者が戻ってきたことで取引が本格化。
ISM製造業指数やポディション調整などが株価を押し下げました。
特にエヌビディアが9％の大幅安となるなど、半導体銘柄や大型ハイテク株、小型株などが売られ、ハイテク銘柄の比重が高いナスダック100は3％を超える下げとなりました。
今週はFOMC前に経済指標の発表が続き、特に6日（金）の雇用統計に注目が集まっています。
また雇用統計発表前にはADP雇用指数の発表やJOLTSなどの雇用指数や木曜日のISM非製造業指数がありますので、その結果次第では、また良くも悪くも株価が上下する可能性があるので注意しましょう。
過去の米国株式市場を振り返ってみると、利下げ後が株価のピークでそこから下落相場に転じるというケースもよくありました。また9月は歴史的に株価が下がるというアノマリーもあります。
ただ、私はそういうのは特に気にせず、いつもどおり投資を続けていきたいと思います。
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Source: S&P500ETF（VOO）に投資するりんりのブログ
S&P500は8月5日以来の大幅安。Nasdaqは3％以上下落。米製造業に黄色信号？金曜日の雇用統計に注目集まる。
