【エヌビディア+4.8%】米製造業は不調。来週のFOMCに向けてS&P500投資家はどうすべきか?【NY株式市場システム障害】

投資まとめ

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【6月3日 米国株式市場】

ダウ    38,571 ‐0.30%
S&P500     5,283 +0.11%
ナスダック 16,828 +0.56%

ダウは小幅にマイナス。S&P500は日中マイナス圏で推移した後小幅にプラスで終了。Nasdaqはエヌビディアの上昇が追い風となりプラスで終えました。

ISM製造業景況指数が予想よりも弱い結果となり、景気後退の懸念や利下げへの期待が広まりました。

また、先日に続き、NY証券取引所で一時システム障害がありました。

ラッセル2000は‐0.50%と小型株は下落

VXUS(全世界株式除く米)は+0.42%と上昇しました。

米10年債利回りは4.402%。‐0.11%と低下。

VIX指数は13.11。+0.19%とやや上昇しました。

【為替・コモディティー】

ドル円  156.10 ‐0.77%
NY原油  74.00 ‐3.88%
NY金   2,349 +0.97%

ドル円は156円台前半。原油が‐3.88%と大きく下落しました。

原油輸出国機構(OPEC)プラスが年内までの予定だった日量366万バレル規模の協調減産を来年末まで延長することで合意しました。

ただ、一部の産油国が実施している日量220万バレル規模の自主減産は、7~9月期まで延長するものの、需給バランスを見据えつつ10月以降は減産の幅を縮小すると発表されたことが重しとなりました。

ビットコインは69,055ドル。+1.95%と上昇しました。

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【S&P500マップ】
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【セクター】
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テクロノジーやヘルスケアが上昇。原油の下落をうけてエネルギーセクターが大きく下げました。

【スタイルボックス】
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大型グロース株が上昇。それ以外はマイナスとなりました。中小型バリュー株が特に売られました。

【個別株】

エヌビディアが+4.89%と上昇。

明日から台湾で台北国際コンピューター見本市(COMPUTEX)が開催されますが、ファンCEOがそれに先立つ基調講演で、AIアクセラレーターを毎年アップグレードする計画であることを明らかにしました。

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【経済指標】

〇5月米ISM製造業景況指数 48.7 予想 49.5 前回 49.2

・支払価格 57.0(予想 59.0 前回 60.9)
・新規受注 45.4(予想 49.4 前回 49.1)
・雇用   51.1(予想 48.5 前回 48.6)

ISM製造業景況感指数は予想に反して限界より落ち込み、米製造業の縮小を示唆しました。

新規受注が2022年6月以来の大幅な落ち込みとなり、需要が弱まっていることを示唆する内容となりました。仕入れ価格も低下しましたが未だ高い水準となっています。

弱い米製造業の数値は、インフレ鈍化と景気後退の両方を示唆し、利下げへの期待をやや強めました。

【トラブル】

ニューヨーク証券取引所(NYSE)で技術的問題が発生し、十数銘柄が急激な変動に伴い一時売買停止となりました。

NYSEの発表資料によれば、現地時間3日午前9時45分の少し前から強制的な売買停止措置が講じられ、午前11時ごろに問題が解消。その後は通常取引が再開されました。

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【まとめ】

経済指標の発表やエヌビディアの上昇があったものの、米国株式市場全体としては小幅な値動きで終わりました。決算シーズンも終え、明確な方向性に欠く展開が続いています。

市場では6月11~12日のFOMCに注目が集まっています。来週のFOMCを控え、FRB当局者は発言を控えるブラックアウト期間に入りました。

FOMCや今後のFRBの政策を占おうと、6月7日の雇用統計他、FOMC前の経済指標の発表も注目されています。

今朝のブルームバーグに「JPモルガン・チェースとモルガン・スタンレーが異なる見解」という記事がありました。

ミスラフ・マテイカ氏率いるJPモルガンのチームは米株式相場は夏場に上昇余地が限定的になる」と一方、モルガン・スタンレーのマイケル・ウィルソン氏は「債券市場が緊張の高まりを示唆しない限り、株式を含む資産価格は短期的に上昇する」と予想しているそうです。

今年の夏に関して、プロでも真逆の予想をしているわけです(笑)。

どちらが正しいのかは後になってからでないとわかりませんが、

私自身は上がっても、下がってもいい様に、自身のリスク許容度に合う資産配分で、いつもどおり株式市場に資産を置き続け、リスクプレミアムを集めていきたいと思います。

もちろん「特定のシナリオに賭ける」というやり方もありますが、

特に短期的に特定の予想に賭けて、ポートフォリオを動かり当てたり外したりを繰り返すと、

結局コストや手間、費やす時間が増えてしまううえ、多くのアクティブファンドがそうであるように、ただ黙っていた時に比べてベンチマークを下回ってしまう可能性も増してしまうため、特定のシナリオに賭けるパターンをやるにしてももっとっ勝てる見込みのある時期にやるのが良いのかなと思います。

私自身は特に何もせずいつも通り投資を続けていきたいと思います。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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